このタイミングで、父が体調を崩した。食事が食べられなくなり、衰弱がひどく、年末年始をはさむので、主治医にお願いして病院に入院する手筈をとった。
昨日なんとか入院させることができて、ひとまずほっとしている。
ということで、今日は、本当は昨日までにやろうと思っていた年末の家事を行った。
正月飾りとおせちの仕込みである。
たとえひとりでも、こういうことはきちんとしたいと思っている。そうすることで、自分を律し、ゆく年を振り返り、新年への思いを新たにすることができるように思う。
といっても、はずしたくない郷土料理のお酢和え(なます)と田作り、そして数年前から作り始めた伊達巻というくらいである。(伊達巻は、失敗して半分は出来損ないで、しかも焦がしてしまった(笑)
あとは、明日、煮しめと雑煮用の鶏肉の甘辛煮を作る。
神棚の掃除は、毎年、父と一緒に大晦日にやっていたので、今でもついそうなってしまう。
今年も色々なことがあった。高齢の父は、年相応に老いがすすんできた。
今では、私のこともよくわからなくなってきた。寂しい。しかし、それも受け入れなければならない。
私も、体のあちこちが痛んできた。何も激しい運動などしていないのに、ひざのじん帯を痛めてしまい、びっこをひいている。寒さにも弱くなり、古民家の寒さが、昨年よりさらにこたえるようになってきた。
こんなふうに、年をとっていくのだ。それもまた仕方のないこと。うまくつきあっていくしかない。
誰かが言っていたように「老人力がついてきた」、と前向きにとらえるしかない。
来年も、父がなんとか元気で、私も東京の家族も健康でいられることが何より大切なことである。
来年が、どうぞ穏やかで良い年でありますように!
みなさまもどうぞ良いお年を。
#ゆく年
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