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2023年01月07日

七草がゆの朝

年末に、「みそか」というテーマで投稿をしてから、もう1週間余りも過ぎてしまった。
ということで、年明け初の投稿ということになる。

年末に入院した父も、食事を食べられるようになって、少し回復してくれたようで、ほっとしている。
大晦日には、紅白歌合戦で、桑田、Char、野口五郎、佐野元春、世良公則、そして大友康平というスペシャルコラボを見た。紅白でいちばん素晴らしい名演!とFacebookに書いたら、同様のコメントが多数あった。
そして、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートも見終わって、本日は7日、七草がゆである。毎年まではいかないけれど、この数年は、できるだけ七草を買って自分で作って食べるようにしている。今日のFacebookでも、以前投稿したことを思い出として教えてくれていた。
230107七草.jpg

今朝も、七草のセットを使って粥を作った。正月三が日にお酒を飲みすぎたり食べすぎたりした体をリセットしようという伝統的な習慣である。こうしたことはたいてい理にかなっているものだ。
「せりなずなごぎょうはこべらほとけのざすずなすずしろ、これぞ七草」。呪文のようなこのフレーズはいったいいつ習ったのか定かではないが、いまだにちゃんと脳裏に焼きついている。もっとも。せりと、すずな、すずしろ以外は、どれがどれやらよくわからないのだが。

七草を軽く茹でて水を切り、細かく刻んで、おかゆに入れてさっと煮る。緑色が美しい。
副菜は、昔のものをイメージして、田作りと香の物程度にした。昨日頂いた我が町の漬物名人の赤かぶと大根の漬物である。世界一美味しい赤かぶ漬だと思う。
味噌汁も、大根とカブだけのシンプルな具にしたが、正しい選択だったような気がする。
230107七草がゆ.jpg

寒い古民家の台所で、ひとり静かに七草がゆを頂いた。
雪のないお正月で、今日も雪がなく、昨日より多少暖かい。雪がないのは、高齢者には本当にありがたい。朝起きて、雪が積もっていないとほっとする。
七草がゆを食べながら、入院中の父も、東京の家族も、そして私自身も、健康で穏やかにすごせることをあらためてお祈りした。
#七草がゆ 




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