この一週間ほどSNSの投稿もしていなかった。
実は、手術をするために入院していて投稿できなかったのだが、手術も終わり、本日無事に退院した次第。
プライベートなことなので、今回の入院のことを詳しく書くのはどうしようかと迷ったが、父の介護についてこれまで書いてきたのと同様に、同世代の人など皆様の参考になるのではないかという思いから、ざっと手術までの経過などをひとまず書くことに決めた。(画像は、@集中治療室)
そもそも、病気と書いたが、実はどこか具合が悪くて医者にかかったわけではなかった。父が亡くなる2月までの数年間、特に父が完全に寝たきりになったこの3年間は、検診や人間ドックなどをほとんど受けていなかった。理由は、父のそばを離れるのがかなり大変になったことと、私がコロナにかかると父の世話がいきなり行き詰ってしまうため検診などで医者に行くことを、ちゅうちょしていた。そんなわけで、体のチェックは、時々自主的に医者に行く程度だった。
しかし、おととしあたりから急激にウェスト回りが太りだし、私の食事量などを考えると、やや異常だから肝機能障害による肥満ではないかと、妻が繰り返し心配していた。私も検診をうけていないこともあり不安になっていたのだが、2月に父が亡くなり事後処理もめどが立ってきたので、じゃあやるか、と肝機能検査を受けたのである。
血液検査だけだろうと思っていたら、かかりつけ医が、今日ついでにCTもやればしっかり確認できるから撮りますか?と勧めてくれたので行った。その結果、肝機能には問題なかったのだが、他の臓器に気になるポリープがあるから、公的病院での精密検査という展開になった。
ポリープか?いやだな、と思いつつも、大病院で精密検査を始めたのが3月。そこからいくつかの検査を繰り返し、その結果、大きさから判断して、たとえガンでなくてもガン化するリスクが高いので手術したほうが良いという見立てであった。
父の大腸がんを早期発見し、手術を勧めてくれて見事に完治させた実績のある先生方が、内科外科揃って手術すべきという意見だったので、私は素直に従うことにした。かくして、手術を決意したというわけである。今回は腹腔鏡手術で、以前から聞いていた通り、短期の入院で済む。私も当初の予定より数日早く退院となった。
自覚症状が出るまで、なかなか見つけにくいものだけに、むしろラッキーだと思います。執刀医にそう言われた。実際私もそう思っている。肺の時もそうだったが、何か変だと思ったら検査するという私のやり方は今のところ功を奏しているように思っている。
皆様、不安を感じたら先延ばしにせず、迷わず受診です!
#手術 #腹腔鏡手術
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