素晴らしい!!一連の対応の恐るべきスムーズさには、本当に驚愕した!
針の穴を通すような大気圏突入をクリアし、さらに着陸予定地点に高い精度で着陸させ、カプセルは壊れることもなく完全な状態で、そのGPSは、正確に位置情報を発信して回収スタッフを着陸地点に導いた。
(画像はいずれもJAXAより)
なんという素晴らしい技術の結集の成果だろうか。
6年間の長きに及ぶ惑星間航行の軌道計算を、日々確認しながらコントロールし、エンジンの点火タイミングを計算し何度も検証し、そして正確にカプセルを切り離す。切り離されたカプセルは、美しい理想の軌道を描き、誇らしげに輝きながら地球に戻ってきた。まさしく美しき帰還であった。
JAXAの津田雄一プロジェクトマネージャは、点数をつけるとしたら?の記者からの質問に、10,000点!と答えた。ちょっとはしゃぎすぎだったけれど、これほどの正確な成果を出せば、10,000点は決しておおげさではない。実際、長年の苦労を考えると、本当に自分に「よくやった」と言いたかったというのが全身からあふれていて、いっそすがすがしかった。
記者会見にそなえて用意したのであろう「玉手箱」という言葉には、これからの分析に対する期待と夢が込められていた。科学者にとって本当に玉手箱を開く楽しみがこれから待っている。でも、津田さん、玉手箱だと、開けたらおじいさんになって、これまでの夢が終ってしまうのだけど、・・・でもそんなことは決してないと思いますが。
世界中が、次の素敵なニュースを楽しみにしています。
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