考えてみれば、年明けに中国で新型ウィルスの感染が報じられ、日本に寄港した大型客船ダイアモンドプリンセス号で新型コロナウィルス感染者が発生したのが2月である。あれから10か月弱で、世界中に感染が広まった。まさに悪夢のような1年である。
(写真は日経より)
今年の流行語大賞が発表されたが、「3密」が選ばれたという。その他の候補もコロナ関連の言葉がいくつかあったようだ。
いったい誰がこのような一年を想像しただろうか?あまりに劇的な、これまで類を見ないような感染症が世界を激変させた。そして、その対策の失敗も影響しただろうか、トランプ大統領が敗北しバイデン氏が大統領になろうとしている。
世界中の航空会社が経営危機に陥り、ほとんどの先進国が、エアラインの経営支援策をすすめている。観光業界や飲食業界は大きな打撃を受け、倒産や失業が経済的な嵐となって世界中を覆っている。わずか10か月で、世界は、大きく変わった。
世界中の医療関係者は、日夜懸命にウィルスと取り組み、時には命を落とす医師も数多く出ている。世界中の病院が悲鳴をあげながらウィルスと戦っている。
2020年、本来ならオリンピックイヤーで、東京は大きな経済効果がもたらされていたはずだった。それが夢となり、オリンピック関連の様々な業種は多大な影響を受けている。
おそらく来年もコロナVとの戦いは続くだろう。開発中のいくつかのワクチンが効果をもたらす可能性が高いということが大きな朗報であるけれど、それが安全で、世界中に無事に供給されるまでにはもう少し時間がかかるだろう。仮に日本でのワクチン接種が始まっても、少なくとも私は、すぐには飛びつかないだろう。これまでと同じようにできるだけ人との接触を避け、静かに暮らすことで防衛していこうと思う。
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