コロナVによって、ステイホームという言葉が流行り始めた頃、小麦粉が売切れになる事態が発生した。家にいる時間が長くなり、お菓子やパンを焼く人が激増したせいである。
こんな田舎町にもその影響は及び、当時、10日間前後だったと思うが、どこのお店にいっても小麦粉が欠品になっていてびっくりした。しかし、そのおかげで、自宅で焼いたパンの美味しさに目覚めた人も多かったに違いない。
今夜もパンを焼いた。今日は、生地を丸めて最後に軽くぎゅっと押さえるのが弱かったせいか、ひとつは、生地が開いてしまった。でも、見た目は別にして、そこそこ美味しく焼きあがった。
今夜のお料理の方は、昨日、ブロックベーコンが安かったので、その残りでポトフを作った。あとは、数日前に作ったパテの残りと、ザワークラウト。
この写真に写っている食べ物は、全て私の作ったものということになる。
焼きたてのパンの美味しさは、本当に素敵だ。どんなに美味しいパン屋さんで焼きたてパンを買っても、自宅に持ち帰れば少しさめているだろう。
しかし、自分で焼けば、他の料理とのタイミングをうまく合わせれば、熱々の焼きたてパンと一緒に料理を楽しめる。素人のパンであっても、焼きたての力は、すごい。美味しいのだ。これは、ものすごく「幸せ力」が強い。ほかほかの炊き立てご飯を食べると幸せな気持ちになるのと同じだ。
そんなわけで、今夜も、日々の疲れや悩みを、焼きたての味が忘れさせてくれた。
美味しいパンと美味しい料理、そしてお酒、これでまた明日も頑張ろうという気持ちにしてくれる。焼きたてパンに感謝である。
#自家製パン #焼きたてパン
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