(画像は、日経新聞より)
トランプ大統領が、選挙結果を受け入れることなく、訴訟など様々な反撃?の手段を画策しているが、一方のバイデン氏は、就任に向けて、コロナ対策への取り組みも発表している。どちらの動きが、大統領として適切なアクションなのかは言うまでもないが。
そんな中で、希望の光となるニュースも報道された。
ファイザーが開発しているワクチンが、臨床試験(治験)において9割の有効性が確認できたというデータを発表したのである。そして、年内または年明けにも供給が始まる可能性があるとアメリカのメディアは報じている。
もちろん、まだまだ臨床試験は続くので、今後の経過を注視する必要があるけれど、この短期間の中で、これだけの成果を出したことは素晴らしい。
しかし、喜ぶのはまだ早い。このワクチンは、メッセンジャーRNAという遺伝子の技術を使っているのだが、保存には、マイナス70度!という超低温環境が求められるという。
そんな冷凍保管機材は、どこの病院にもあるわけがないし、そもそも、運ぶときにもそんな超低温の冷凍設備を持つ車両や飛行機など、なかなかないだろう。
とはいえ、高い有効性を持つワクチンが開発されつつある、というのは、素晴らしい希望の光だ。もちろん、メーカー側が今年中に出荷できる体制を作っても、それをデリバーする仕組みづくりには、前述のとおり、もう少し時間がかかるだろうが。
それにしても、このワクチン、1回接種するのに、いったいいくらくらいになるのだろうか?PCR検査が、自費なら3万円以上ということらしいが、ワクチンも、1回3万円とかするのだろうか?1回10万円とかだと誰も打たないワクチンになっちゃうだろうし。
まあ、いずれにせよ、私は今まで通り、「極力人と会わない、人に会う時にはマスクをする、危険なところには出かけない、手洗いと消毒を徹底する」といった自己防衛を続けながら、しのいでいこうと思っている。
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