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2021年07月17日

ハードとソフトのモノづくり

今夜のNHKBSは、「驚き!ニッポンの底力」と「山田洋次の青春」という見ごたえのあるドキュメンタリーが、続けて放送された。
210717DSC_0817.JPG

ニッポンの底力は、「建築王国物語2」と題して、水害に強い「浮く住宅」の開発から、渋谷の歩道橋の架け替えを、わずか5分くらいでやってしまう凄い技術の物語など、日本の誇る恐るべき技術力を丹念に取材した見ごたえのある番組だった。
一方、山田洋次監督のドキュメンタリーは、89歳の老監督の映画作りと、映画の歴史も感じさせる番組で、こちらも心にしみる作品であった。

たまたま、どちらも、「作る」ということをとらえた番組だ。
建築/建設というハードな技術を駆使したモノづくりと、映像作品を作り上げるというソフトなモノづくりの番組が、連続して放送されたのは、番組編成の偶然にすぎないのかもしれいけれど、そのふたつのコントラストは、なかなかに印象的であった。

建築理論を駆使しアイデアをひねり出して、建築という大掛かりなものを、作ったり改修したりする作業、しかもそれを大都会の社会インフラに与える影響を最小限に押さえるように工夫しながら行うという神技は、日本人の傑出した能力ではないか?
4車線の道路の上にかかる古い歩道橋を、わずか4分ほどで撤去して、車両の通行をほとんど妨げない、などということをやってのける国民は、日本人以外には世界にいないのではないだろうか?

そして、山田洋次監督の映画作りへのひたむきな情熱と丹念な映像づくりのプロセス。これもまた、繊細な日本人の感性が生み出すモノづくりではないだろうか?

ハードとソフトというモノづくりの間には、もちろん大きな違いがある。しかし、そこに通底するモノを作り出す姿勢のようなものというか取り組み方というのは、共通する点が多いような気がする。

山田監督は、暴力的なシーンを捕ったことがないという。だから、そのシーンをどうやって演出したらよいか悩んでいた。山田監督のその姿に、主演の菅田将暉が驚き、それはまるで経験のない若い監督が悩んでいるかのようだったが、それこそが監督の若さの理由のひとつかもしれないというようなことを語っていた。演出に悩む監督も、その監督の様子から、真摯な気持ちを汲み取る俳優のどちらも素晴らしいと思う。

CMの撮影をしている時に、何時間も待たされることのひとつは、ライティングのセッティングであった。照明が決まって、カメラマンと監督がOKするまでのプロセスが、ものすごく丹念な作業時間であったのを覚えている。一流のカメラマンと一流のライトマンの妥協を許さない仕事ぶりは、本当に印象的だった。それが、心に残るワンカットを生み出す。

ハードでもソフトでも、情熱をもってモノを作り上げようとする人間の取り組み姿勢というのは、本当にすごいものである。

2021年07月16日

カレンダーにご注意

あなたの家にかかっているカレンダーは、来週19日の月曜日は、祝日になっていないだろうか?
実は、19日は、祝日ではなくなった。
23日の東京五輪の開会式などに合わせ、本来は19日だった「海の日」など7〜10月の3つの祝日が移動したのだが、前年の年末に印刷することが多い紙のカレンダーは、修正が間に合わなかったものが多いためだ。
210716カレンダーDSC_0804.JPG

私も、たまたまリモートワーク依頼先と原稿〆切の連絡を取り合っていて、部屋にかかっているカレンダーを見ながら「19日は休日だから、20日納品ですね?」とメールしたところ、19日は休日ではなくなりましたよ、と返信を受けてはじめて気付いた次第。(ちなみに、この仕事は受注しなかったが)

サラリーマンの皆さんであれば、デジタルカレンダーを使っている人も多いだろうし、仕事のスケジュール管理などもあって、わりに早く気付いていただろうけれど、アナログカレンダーだけを見ていると気が付かない人も多いかもしれない。

今年は改正五輪特別措置法に基づき、「海の日」と10月11日の「スポーツの日」が、それぞれ7月22日、23日に変更された。8月11日の「山の日」は閉会式当日の同月8日に移り、翌月曜日の9日は振り替え休日になっている。

これもまた、オリンピックのもたらした思いがけない影響のひとつである。祝日を変更する原因となった東京五輪の開会式はいよいよ来週23日に迫っている。


2021年07月15日

IOC会長のひと言

オリンピックについては、これまでたくさん投稿したので、今さらあまり書きたくないなあ、と思っていたのだが、今度はIOC会長が話題を提供してくれた。
210715バッハの失言.jpg

来日したIOCのバッハ会長が、13日、東京五輪・パラリンピック組織委員会を訪問し、橋本聖子会長らと面会した。ドラマはそこで起こった。
冒頭の挨拶で「日本人」と言うべきところを「中国人」と言い間違える失態を演じたというのである。

公開された挨拶で、バッハ会長は「われわれが常日ごろ言っているのは万人にとって安全で安心な大会にすること。万人というのはアスリートであり各国選手団であり、最も大事なのは『中国国民』」と発言したというのだ!
慌てて「日本国民の安全ということ」と言い直したが、開幕直前のIOC会長の公式スピーチとしては、やはり驚くべき失言だろう。こうした発言が、重要な局面でトップから出てしまうというところに、今回の東京オリンピックの持つ運命のようなものが象徴されている気がしてくる、

コロナウィルスという、人類史上はじめて経験した恐るべきパンデミックの時代に、それでもあえて開催されるオリンピック。その開催直前のタイミングで、巨大な利権の責任者であるIOC会長として、「大丈夫です」と言わなければならないスピーチであった。
その場面での失言というのは、歴史に残ってしまうひとことでもある。

と、ここまで書きながら、実は、ひそかに自問していたことがあった。
日本人もまた同じように、アメリカ人でもイギリス人でも、フランス人でも、ドイツ人でも、欧米人は、みんな「ガイジン」で、だれにでも英語で語りかけてしまい、イギリス人に話す時には、イギリス人もアメリカ人も英語をしゃべるからみんな同じだよね、というような感覚はないだろうか?
あなたは、アメリカ人とイギリス人とフランス人とイタリア人の区別がつくだろうか?
同様に、欧米人から見た時に、中国人と韓国人と日本人は、みんな同じ肌の色をしたアジア人なのである。
そしてバッハ会長にとっては、中国もまたオリンピック開催国である。
欧米人としての本質的な人種認識が、ついポロリ、と顔を出してしまった一言なのかもしれない。
しかし、それが、世界中の国々が集まる世紀のスポーツイベントの開催国における最初の表敬スピーチだったところに、うかつで象徴的な問題が見え隠れしてしまった。
この一言は、もしかすると、今後の東京オリンピックの行方を象徴する一言になっていくかもしれない・・・・
#バッハ会長失言 

2021年07月14日

梅雨明け

ケーブルテレビの週間天気予報の画面を見ていたら、数日前から今週の予報画面に晴れマークが続けて入っているようになった。今日の天気図を見ると、梅雨前線も、いつの間にか、かなり遠慮がちな位置まで移動している。
あれあれ、もしや、今週あたり梅雨明けかな。などと思っていたら、本日、北陸地方の梅雨明けが発表された。例年より数日早いようだ。
210714梅雨明けの天気図.jpg

数日前に、Facebookが教えてくれた昨年(だったかな?)の天気図では、この時期でも、梅雨前線が日本の真ん中に居座っていた。等圧線もなんだかせせこましかった。そのせいか、日本のあちこちで豪雨の被害があったように思う。
そういえば京都の渡月橋が豪雨に見舞われたのはいつだったろうかと検索したら、2018年の7月6日であった。(わずか数秒で調べられる。本当に便利な世の中です)あの時も、土砂や泥をかぶった家屋の被害を立て直すのにずいぶん時間がかかっておられた。

四季の変化が美しい日本だが、雨の時期の豪雨被害は、本当に大変だ。特にこの数年は、明らかに地球環境の変化が、天候も大きく変えてきていて、雨の降り方は尋常ではなくなっている。熱海市で起きた土砂崩れの現場では、今も行方不明者の捜索が現在も手作業で行われている。本当に自衛隊、警察、消防、地元のボランティアの皆様のご苦労には、頭が下がる。一刻も早く行方不明の皆様がみつかることをお祈りしたい。

とはいえ、梅雨明けは、豪雨被害の後処理を多少なりとも楽にしてくれるのではないか?二次災害の発生リスクも軽減されるようにも思うけれどどうなのだろうか。
しかし、一方で、気温は一気に30度を超えるようになってきているから、今度は熱中症も心配である。いよいよ夏本番の日本だが、来週末からはオリンピックも始まる。各国から選手団も続々と来日している。報道されないけれど、おそらく世界中のマスコミ関係者も、続々と日本に入ってきていることだろう。
ここまできたら、異論を唱えても意味がない。もはや少しでも無事に大会が運営されることを祈るばかりである。
この世紀の祭典の開催決定が、世紀のミスジャッジだったのかどうか?その答えは、これからしばらくして判明するだろう。
#梅雨明け #東京オリンピック

2021年07月13日

宇宙旅行加速中?

久しぶりにこの人の名前を聞いたなあと驚いたのが、ヴァージンのブランソン氏。
御年70歳ながら、相変わらずパワフルなご様子で、今回は、自社の宇宙船で、自ら試験飛行を行ったという。
彼が創業した米宇宙旅行会社ヴァージンギャラクティックは、11日、開発中の有人宇宙船「スペースシップ2」で約1時間の試験飛行を実施、目標の高度80キロ超に到達して無事帰還し「成功」と発表した。創業者で著名実業家のリチャード・ブランソン氏(70)ら同社の6人が搭乗した。
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(画像は、ヤフーニュースより)

先日、AMAZONのベゾス氏が、今月20日にPRを兼ねて自ら宇宙旅行に出発することを書いたが、宇宙に飛び出した民間経営者と言う点では、ブランソン氏に先を越された感もある。

ブランソン氏のヴァージンギャラクティック社の宇宙船は、ロケットを打ち上げるのでなく。飛行機のような母船で大気圏近くまで飛び、そこから宇宙船を大気圏外に送り出すというスタイル。ちょっとスペースシャトル的なアプローチで、帰りは、まさにシャトルのように自ら飛んできて大気圏に再突入して飛行機の様に着陸する。とはいえ、ちゃんと大気圏外から青い地球を眺められて、無重力も体験できるという。旅行料金は数千万円らしいが、既に何百人かが予約しているという。

大気圏外から青い地球を眺めてみたい、というのは誰しも憧れることだけれど、お金さえあれば、いよいよそれが現実になってきたようだ。知らんけど(注:大坂のおばちゃん風コメント)
#ブランソン #民間宇宙旅行

2021年07月12日

老舗の閉店

昨日、ロ―マ三越閉店の話を書いたが、まさか、浅草の老舗も閉店するとは、と驚いた。
今日、東京・浅草のすきやきの老舗「ちんや」が8月15日で閉店することになったという記事が目にとまった。
210712.jpg
(画像は、ヤフーニュースより)

雷門の並びにあるお店で、明治の初めから文明開化の象徴だったすき焼きを提供し続けて140年余の歴史あるお店だ。いわゆる「牛鍋屋」さんの老舗である。
しかし、長い歴史があるだけに、建物は老朽化し、コロナ禍で客足が激減するなかで、改修もままならず、いったん幕を下ろすことにしたのだという。

6代目店主の住吉史彦さんは「すきやきとは元来、人との距離が縮まり密になるもの。そこが素晴らしさだったのに、コロナ禍では仇(あだ)となった」と残念がる。

「ちんや」という店名は、江戸時代、諸大名や豪商に「ペット」としての犬の狆(ちん)などを納め、獣医も兼ねていた時の屋号に由来するそうだ。1880(明治13)年に料理屋に転じてからも、それまで親しまれてきた屋号を使い続けてきた。

以下は、ヤフーニュースの抜粋である。
明治維新後、福沢諭吉ら文化人が好んで牛鍋屋に通い、牛鍋はハイカラな食べ物として人気を博した。明治10年には浅草を中心に東京には500軒近い牛鍋屋店があったとされる。
その後、関西風の「すき焼き」との呼び名が広まり、ちんやも1903年にすき焼き専門店となった。いまも店内には「開化絵」と呼ばれる文明開化の文物を描いた浮世絵が多く飾られている・・・・

コロナVによって、こんなふうに老舗ののれんが失われていくのは耐えがたいことだ。
のれんを守り続けてきた人たちは、なおさらだろう。
どうぞ、もうこれ以上、貴重な老舗が失われないように、心から祈りたい。

2021年07月11日

ローマ三越閉店

ヤフーニュースによれば、ローマ中心部にある「ローマ三越」が10日、閉店したという。
新型コロナウイルスの影響で観光客が減少したことなどが閉店の理由のようだ。午後7時(日本時間11日午前2時)頃に、大楽勤支配人らが最後のお客様をお見送りして、1975年の開店以来46年続いた歴史に幕を下ろした。欧州に残る三越で、唯一の店舗だったという。
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(画像は、ヤフーニュース/KYODONEWS)

ネットニュースにあった関連リンクのSNSなどを見ると、「イタリアを旅行した時に、安心して買い物できる場所だった」とか、「日本人スタッフもいてほっとできる場所だった」などの書き込みがあり閉店を惜しむ声が多数投稿されていた。
コロナウィルスによって、日本人を含めたアジア方面からの観光客が激減したことによって売上が激減したことが要因のようだ。

海外店舗に限らず、国内の百貨店も、厳しい経営環境にさらされているだろう、老舗百貨店であればあるほど、人件費をはじめ経営を維持していくイニシャルコストは大きく、来店客の減少は大きな打撃となる。さらにコロナVによって、営業時間を短縮したり休業したりと言う状況が続いている。このままでは、大手百貨店の中からも基幹店の閉店や倒産する企業が出てくるのではないかと気にかかる。

4回目の緊急事態宣言が12日からスタートする。頼みの綱であるワクチン接種も、高齢者以外の人たちには、なかなか進んでいない。そして、今月下旬からは、東京オリンピックも開催される。コロナウィルス関連の新たなニュースが続かないことを祈るばかりだ。
#ローマ三越閉店

2021年07月10日

「新人類」大谷選手

大リーグの大谷選手の大活躍が止まらない!
今日は、敵地のマリナーズ戦で、特大の33号ホームランを放ち、地元放送局のアナウンサーまでが、苦笑いしながら冗談を飛ばすほどである。
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(ヤフーニュースより)

とにかくホームランの量産ペースはものすごく、32号を打って、松井選手の記録を超えて日本人選手最多のホームラン数に到達した直後である。

そして、彼のもうひとつすごいのが、明るくさわやかで軽やかなその雰囲気である。チームメイトとも常に笑顔を交わし、ホームインすれば、チームメイトと明るくハイタッチで挨拶。ともかく、こんなに自然体でプレーをしている日本人選手は、これまで見たことがない。悲壮感がないのである。野球を楽しんでいる。思わず、「新人類」という懐かしい言葉を思い出してしまったのだが、彼は本当に大リーガーの新人類になりつつある。

今や、ベーブルースの再来から、ベーブルースを超えたという声まで出てくるほど、アメリカ人もその活躍をきちんと評価している。
今日の33号ホームランも、140mを超えるホームランの打球のすごさに、地元シアトルで試合を中継した「ルートスポーツ・ノースウエスト」の放送席も唖然としそうだ。
実況したアナウンサーは、大谷が打った瞬間に「おーほっほっほっほ、冗談だろ!?」と。思わず呆れ笑いが飛び出すほどだったという。

どうもすっきりしない話題の多いオリンピックと違って、大谷の活躍には、緊急事態宣言も、失言も、駆け引きもない。この素晴らしい活躍が、現在のスポーツ界で、最もさわやかな風を運んでくれているのは間違いない。
#大谷選手 #33号ホームラン

2021年07月09日

オリンピックの困惑

昨日は、オリンピックの憂鬱、と題して投稿した。
投稿している間に、4度めの緊急事態宣言が東京に発出され、オリンピックの5者会議では、東京での無観客開催が決まった。チケット収入がなくなってしまうけれど、感染防止には替えられない。嘘か本当かわからないが、菅総理が、最後まで観客有りにこだわったのには、コロナに負けたと思われてしまうのがいやだ、という理由もあったのだという。この国を動かす責任者の人たちの価値観は、どこかバランスを欠いてきているようだ。

そんな折に、今度は西村大臣が、また口を滑らしてしまった。いや、正確にいうと、内閣官房の指導というか情報とニュアンスの共有・連携がうまくいかなかったのだろう。
大臣曰く、新型コロナ対策の休業要請などに応じない飲食店には、金融機関から働きかけてもらうという考えを示したのだ。これには、金融機関からも戸惑いの声が上がっている。
210709西村大臣発言.jpg
(ヤフーニュース/朝日新聞ニュース)

そんなことをすれば、お金を貸す立場を背景にした「優越的地位の乱用」とも受け止められかねないことになってしまう。いわば「金融警察」のようである。極端に言えば、銀行に恐喝をさせているようなものかもしれない。さすがにこの発言は軽率過ぎるだろう。政府筋からも銀行筋からも反発の声が上がるのも当然だろう。

この先も次々と、コロナ禍の世界での無謀なオリンピック開催の弊害が次々と出てくることだろう。
正直、政府関係者、オリンピック関係者は本当に大変だと思う。心からお見舞い申し上げたい。常人なら、ストレスで病気になってしまうくらいの心身疲労が溜まっているに違いない。だからこんな発言もつい飛び出してしまう。

次々に変更が連発され続けているであろうオリンピックの運営プランは、おそらくスタッフに徹底しきれず、この先数多くのトラブルを生むのではないか?運営スタッフやボランティアの管理と指示系統も大変な状況だろう。ボランティアスタッフなども、おそらく開催直前でキャンセルしたりする人も続出して、混乱にさらに拍車がかかるのではないか?・・・不安材料を列挙したらきりがないが、オリンピックの困惑は、明らかに政府とキーマンの間にも広がっている。
もはやここまできたら、国民の一人としては、安全安心の開催という政府のキーワードが、少しでも現実になることを祈っているけれど、やはり困惑は避けられまい・・・・・

#東京オリンピック 

2021年07月08日

オリンピックの憂鬱

「ああ、どうしよう!」「どうしたらいいんだ?」とつぶやきながら、今この瞬間にも、オリンピックと関わりのあるたくさんの人たちが、きっと様々なシチュエーションで戦っているに違いない。

今夜、東京では、4回目の緊急事態宣言が発出された。ちょうどオリンピックの開催期間が、緊急事態宣言期間と重なることになった。
そして、オリンピックキーマンによる5者会談も、今夜行われている。

オリンピックのスポンサーや広告代理店をはじめ、ホテル等旅行関係者からロジスティック関係者まで様々な分野で関わりのある人たちは、それぞれの業界なりにいくつかのシミュレーションプランを作って対応策を準備しておられるだろう。
しかし、そこにコロナ対応も重なってくる。どう考えても、どの企業でも、大なり小なりの損失は避けられないだろう。
OBだけに、オリンピックに関わりのある広告代理店の社員は、きっとクライアントとの間で、大変な毎日を送っているに違いないと推察するに余りある。いや、他の業界でもきっと同じだろう。(タフな小池都知事でさえ過労で入院するのだから。)

ともかく、様々な職種の皆様が、政府とIOCのワガママ(あえてこう言わせてもらう)に振り回されながら、世紀の祭典の開催にむけて突き進んでいる。
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(画像はヤフーニュース/ロイターより)

梅雨前線の活動も活発で、雨による災害の発生も気掛かりである。無観客になった時の逸失利益は、考えただけでクラクラしてくるに違いない。どうやって手当すればいいんだ?・・・チケット収入の払戻対応も膨大な作業コストと作業時間を伴う‥‥等々、やるんだと突き進んでいるオリンピックによって、梅雨空の日本には、数多くの憂鬱が浮かんでいる。
今こそ叫ぼう!「頑張れ、ニッポン!のサラリーマン!」
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