今日は、敵地のマリナーズ戦で、特大の33号ホームランを放ち、地元放送局のアナウンサーまでが、苦笑いしながら冗談を飛ばすほどである。
(ヤフーニュースより)
とにかくホームランの量産ペースはものすごく、32号を打って、松井選手の記録を超えて日本人選手最多のホームラン数に到達した直後である。
そして、彼のもうひとつすごいのが、明るくさわやかで軽やかなその雰囲気である。チームメイトとも常に笑顔を交わし、ホームインすれば、チームメイトと明るくハイタッチで挨拶。ともかく、こんなに自然体でプレーをしている日本人選手は、これまで見たことがない。悲壮感がないのである。野球を楽しんでいる。思わず、「新人類」という懐かしい言葉を思い出してしまったのだが、彼は本当に大リーガーの新人類になりつつある。
今や、ベーブルースの再来から、ベーブルースを超えたという声まで出てくるほど、アメリカ人もその活躍をきちんと評価している。
今日の33号ホームランも、140mを超えるホームランの打球のすごさに、地元シアトルで試合を中継した「ルートスポーツ・ノースウエスト」の放送席も唖然としそうだ。
実況したアナウンサーは、大谷が打った瞬間に「おーほっほっほっほ、冗談だろ!?」と。思わず呆れ笑いが飛び出すほどだったという。
どうもすっきりしない話題の多いオリンピックと違って、大谷の活躍には、緊急事態宣言も、失言も、駆け引きもない。この素晴らしい活躍が、現在のスポーツ界で、最もさわやかな風を運んでくれているのは間違いない。
#大谷選手 #33号ホームラン
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