77年入社というわけである。そんなことから、同期入社の間では、同期会のことを「ナナナナの会」と呼ぶようになった。
(写真は、少し前の丸の内仲通り)
入社後、何度も同期会を開いてきたが、77にちなんで、7月7日に開催するのが、いつの間にかルールになっていった。
今日は、7月7日七夕である。
朝からLINEの着信音がひんぱんに鳴っているので、東京の家族に何かあったか?と思ってあわててLINEを開いたら、前職の会社の同期会のグループルームにLINEが大量に入っていた。
7月7日ということで、「今日は、我々の記念日です!」と誰かが投稿したのに対して、次々と、「おめでとう!」のメッセが入ってきたということであった。
他の期に比べて、我々はけっこうしょっちゅう同期会を開催していて、仲の良い代だと言われたりもしていた。
定年を迎えた翌年に開催された会を、区切りとしてひとまず最後にしよう、という話になったけれど、翌年、もう一回、これが最後だ、といって開催された。
その時に、その場にいた何人かが言い出して、このLINEのグループも作った。
入社後2ケ月弱の研修期間を経て、6月に行われた配属式の後で、すぐに拉致されるかのように本部長にタクシーに乗せられて配属先の富士ビルに向かった日のことは、今でも昨日のことのように覚えている。丸の内仲通りに降り立った時には、武者震いがした・・・
あれからもう44年も経ってしまった。半世紀目前である。
60余人の同期(男性)のうち、既に数人は鬼籍に入ってしまった。私も大病を患い命を落としかけた。しかし、人生100年時代と言われる今、少しでも何かにトライしながら、元気にこれからの人生を歩んでいきたい。
7月7日は、そういう意味では、一年に一度、自分を鼓舞するのには良い日かもしれない。
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