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2021年06月15日

ワクチン接種

昨日、無事1回目のコロナウィルスワクチンを接種した。
210614ワクチン接種DSC_0622.JPG

家から車で30分くらいの初めて訪れる3階建ての大きな医院だったが、3階をワクチン専用にしていて、1階で受付をしたら、そのままエレベーターで3階へ。15人くらいが座れるように椅子をセットしてあって、指示された椅子に腰かけると、看護士さんが、ワゴンを押しながらやってきて、接種クーポンを確認しながら、次々に打っていく。きわめて手際が良い。すぐに打ち終わり、そのまま15分待って。異常がなければ、それで完了。3階に入った時には、ちょっと人が多いから待つのかなと思っていたが、すぐに順番が来て、接種後の待ち時間含めて20分強で終了。
父が接種した医院も、広いスペースを持っていて、そちらをワクチン専用の場所にしていたが、こうした運用が可能な医療施設を確認してリスト化していくというのは、市役所の職員さんもずいぶんご苦労されただろうと思う。
日本人は、こうした流れ作業などのシステムを作る能力は高いと思う。それだけに、当初の政府を中心とするワクチン準備の初期の段取りの悪さが残念である。

看護士さんから1回目の接種予約時間が過ぎたら、LINEで2回目の入力が可能になると教えてもらったので、15分の待ち時間の間にLINEを開いたら、なるほど2回目の予約画面が入力可能になっていた。開いている病院が多く表示されて、1回目と違ってすぐにその場で予約完了。スムーズに接種を終えて家路についた。

父と同様に、長年の大酒飲みである私も特に発熱や痛みなどの以上は出ず(ということは、あんまり抗体もできてないわけかな?)2日目の今日も、注射した肩が、動かすと少し痛むくらい。2回目を終えて2週間経つまでは、まだまだ油断できないけれど、なんだか安心のパスポートに、ひとつスタンプをもらった気分である。
#ワクチン接種












2021年06月14日

itchy〜悩ましきもの

介護をしているものを悩ませることは、いくつもあるが、身体的なことでいえば、「かゆみ」は、本人も辛いし、介護する側も、何度も呼ばれて背中をかいたり、薬を塗ったりすることになる悩ましきものだ。

かゆみは、酒飲みが特にひどいらしい。父も、長年にわたって毎日結構な量の酒を飲んできた。私も同じ大酒飲みだ。だから、実は私も父親譲りで、ここ数年、寝る前などにボリボリと体のあちこちを掻いている。父は、背中や腕などをかきむしり、傷がついて出血して、下着などに血が付いていて驚くことも多い。

オムツを替える時には、本人も緊張して血流が変わるためか、かゆみが急にひどくなり、背中や腹など体のあちこちをかき始めて、ものすごく作業の邪魔になる。いつも父を叱りながら、時には腕を押さえながら交換作業をしたりする。油断していると汚物で汚れてしまうので、毎回なかなか苦労させられる。

デイサービスのスタッフも、これには悩まされているようで、今日も入浴中に、背中をかきむしって出血したと話していた。薬を塗ってもあまり効かないということもよく判ってくれているようだ。

今夜もまた、背中がかゆいと言って、父が私を呼ぶ声が聞こえる・・・・やれやれ。

2021年06月13日

30億円の指定席

コロナウィルスのおかげで、不景気な話題ばかりがニュースになる中、とてつもなく景気の良い話題が飛び込んできた。
宇宙ベンチャー企業ブルーオリジンがオークションにかけていた宇宙旅行の1座席に2800万ドル(約30億7000万円)の値が付いた。
ブルーオリジン社の創業者で、あのアマゾンのCEOジェフ・ベゾス氏と同乗することになるこの宇宙旅行は7月20日に予定されているという。
オンラインでのオークションには159カ国から7000を超える入札があったというが、いったいいくらから始まったオークションなのだろう?

落札者については明らかにされていないが、数週間後には発表されるという。30億円をポンと支払えるとなると、世界中でも限られた人になるだろう。やっぱり、アラブ方面の人の可能性が高い気がするけれど、もしやビルゲイツ氏?などという想像もしてしまったりして。でも、もし万一ベゾス氏とビルゲイツ氏が一緒に宇宙旅行となるとそれもまたすごいことだが、万一のことがあると大変なことになるけれど。まあ、ベゾス氏としては、自ら創業した宇宙ビジネスだから、自身が最初の客となって安全と快適をアピールして話題を作ろうということだろう。ベゾス氏は、7月5日にアマゾンのCEOを退くという。

写真は、ブルーオリジンの宇宙船のクルーが滞在する船内だが、ちょっとデザイントーンが、AIスピーカーのアレクサに似ているのが面白い。
21061330億円の宇宙旅行キャビン.jpg

実質、宇宙空間には、わずか11分ていどしかいないらしいから、1分約3億円くらいの旅費になるわけだ。まあ、我々庶民には無縁の、別世界の話題ではあるが、ここまで浮世離れしていると、いっそ痛快ではある。
#ベゾス #宇宙旅行30億円 #ベゾス氏と宇宙旅行 













2021年06月12日

伝説の終焉

日産がスカイラインの開発を中止することが発表された。
それは、日産の高級スポーツセダンのシンボルとして君臨してきたスカイラインブランドの事実上の終りということを意味する。

初代スカイラインは、1957年に登場した。日産自動車の前身のひとつでもある富士精密工業が製造したが、当時の最速スポーツセダンとして日本のモータリゼーションの幕開けを象徴する車となった。
後に富士精密工業はプリンス自動車となり、66年に日産自動車と合併するが、我々世代は、プリンススカイラインという呼び名があったことをかすかに覚えている。
68年に三代目の「ハコスカ」が登場して、レースでの活躍と相まって、高速スポーツセダンとしてのスカイライン神話が始まっていく。
210612ハコスカ.jpg

その後、ブレッド&バターのさわやかなCMソングが流れるTVCMのおかげもあって、「ケンとメリーのスカイライン」(通称ケンメリはここから生まれた)は、走り屋憧れのブランドとなった。(もっとも、ちょっと暴走族イメージもついて回ったけれど。)

一時期スカイラインブランドに翳りが見えた時期もあったけれど、あのゴーン氏が社長となり、GTRブランドを切り離してリニューアルするなど、新しいスカイライン神話が生まれた時もあった。

しかし、車全体の中でのセダンの不人気と、世界的なSUVへのシフト傾向など時代の動きの中で、スカイラインブランドも、少しずつ人気の衰えを見せてくる。
そして、この数年のガソリン車から電気自動車への急速なシフトチェンジである。
菅政権発足後の電気自動車への業界の動きは目を見張るものがある。もちろんこれは世界的な傾向でもあり、ベンツやBMWなども、電気自動車へのシフトを明言している。
今回のスカイラインの開発中止も、電気自動車への開発に集中していくことが、理由のようである。

スカイライン神話の終わりは、ガソリンエンジンの時代が終わりを迎えつつあることの象徴のように思える。
#スカイライン開発中止 












2021年06月11日

リサイクルゴミで作った首脳像

2年ぶりとなるG7サミットが11日からイギリス南西部コーンウォールで開催される。
開幕を前に、一足早く現地には7人のリーダーたちの像が登場した。
210611G7ゴミで首脳の像.jpg

会場近くの海岸にずらっと並んだのは、電子機器のごみで作られたG7各国首脳の像である。この写真を見た瞬間に、アメリカのラッシュモア山にある巨大な彫像を思い出した。
40数年前、旅行会社の担当をしていて、XXXPAKのツアーパンフレットを制作している時に、ラッシュモアのことを初めて知った。
サウスダコダ州 ブラックヒルズの岩山、ラシュモア山に刻まれた巨大な4人のアメリカ大統領の顔である。左から、ジョージ ワシントン、トーマス ジェファーソン、セオドア ルーズベルト、エイブラハム リンカーンである。
210611ラッシュモアの像.jpg

一方、ゴミで作られた彫像のほうは、左端が、たぶん主催国のジョンソン大統領だと思うが、その隣はもしや菅総理だろうか?なんだか、ジョンソン氏の像は、トランプ氏にも似ているように見えて、菅さんが彼に抱えられているようにも見えてしまうのは気のせいか。

菅首相も無事イギリス入りして、ちょうどこの原稿を書いているタイミングが、G7が始まる頃合いだろうか。
バイデン大統領は、この4年間の間にトランプ氏がぶち壊した国際関係を立て直すべく、「アメリカが戻ってきた!」と、中国の動きを見据えながら、同盟国を中心とする国際協調を復活させようという思いが見える。菅総理は、本格的な国際舞台へのデビューとなるわけだが、与党の内閣不信任案の動きなどを背に受けながらイギリスに飛んできた。

コロナ禍の中で開催されるG7だが、それぞれの国の感染対策と経済対策に追われゆとりのない各国首脳の思いが、果たして大きな意義を生み出すことになるのだろうか?菅総理は、「オリンピックは強行するから、皆さん協力してくださいね、宜しくどうぞ」とお願いするのだろうが、さて、各国の反応やいかに。
ところで、よもやG7がクラスターになることはさすがにないと思うのだけれど・・・・、
#G7
 












2021年06月10日

樽詰めシングルモルトを南砺から

南砺市で国産ウイスキーを独自に熟成させるというプロジェクトが始まり、昨日のローカルニュースでも、大々的に取り上げられていた。
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(画像は、NHKニュースサイトより)

国内のウイスキー蒸留所から原酒を購入し、独自の樽で熟成したあと、ブレンドをせずに、いわゆるシングルモルトとして瓶詰め・販売しようというもの。このやり方は、「ボトラーズウイスキー」と呼ばれるそうで、日本のウイスキーを使ったボトラーズの立ち上げは世界初だというからすごい!ちょっとワクワクしてくる。
木工芸の盛んな南砺市には、樽を作る技術もあり、また湿度の多い気候も熟成に適しているということで、こうした南砺市の特色を活かしたウイスキーを目指すという。

これは、県内のウイスキー専門販売店・店主の下野孔明さんと、若鶴酒造・三郎丸蒸留所の稲垣貴彦さんが立ち上げた共同プロジェクトで「T&T TOYAMA」と銘々されている。
稲垣氏は、実は私の同級生の息子さんで、自社でウィスキー作りを行っているが、新しいポットスティルを導入し、見学できるウィスキー蒸留所に発展させるなど、様々な試みに挑戦している。そして、なんと、米国で開催された世界的酒類コンペティション「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション2021」において、昨年11月に発売したシングルモルト「三郎丸 0 THE FOOLカスクストレングス」が、最高金賞であるダブルゴールドを受賞!その美味しさは、世界的にも認められている。
(HPは、こちら: https://www.wakatsuru.co.jp/saburomaru/ )

今回のプロジェクトは、世界初ということだが、何だか親戚が取り組むビッグプロジェクトのように個人的にはとても親近感を感じている。

これから工場が建設され、熟成されたウィスキーが出来上がるのは、2025年だというが、今から楽しみである。

#南砺市にウィスキー熟成庫 #ボトラーズウィスキー













2021年06月09日

専門家の矜持

「矜持」という言葉がある。
自信、自負、自尊というような「誇り」とか「プライド」を意味する言葉であるが、自分なりの確固たる信念に基づき、自己の尊厳と深く強く関わるような思いを含んだ言葉でもあるという。

新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身会長が、「今の状況で(五輪を)やるというのは普通はない」と衆院の委員会で強く語ったのは6月の初めだった。感染症対策のための分科会会長がオリンピックについて言及するのは、越権行為だなどという批判も飛びかい、尾身氏への風当たりは強くなっている。
210609尾身会長.jpg
(画像は、産経新聞より)

そうした中で、さらに専門家として、しかるべきところにきちんと提言を出す、ということも語っている。
舛添元都知事は、責任逃れのアリバイ作りだというようなことを発言されたようだが、責任逃れと言うよりは、今ここで自分として言うべきことは言っておかねば、という専門家としての強い責任感ではないかと思う。
いわば、政府に盾突くような発言となるわけだから、責任逃れということではすまないだろう。私は、そこに尾身氏の「矜持」を感じる。

感染の専門家としては、本当は、今すぐ開催を中止すべきだと言いたいところなのだろう。
しかし、自分がオリンピックについてそこまで発言するのは、まさに立場が違う。そこを色々考えた末に、ああした表現になったのではないか。

このタイミングでの開催中止は、確かに極めて難しいかもしれない。しかし、国民の6割以上が開催に疑問を投げかけ、世界のメディアからも、開催すべきなのか?という意見も出てきている中で、今月が本当に最後の判断タイミングだろう。

尾身氏の立場を超えた発言には、当然賛否があるかもしれないが、その言葉には、感染の広がりを誰よりも懸念する専門家の強い思いがある。批判だけで片付けずに、もう一度しっかりと受け止めてきちんと議論すべきことではないかと思う。
#尾身会長













2021年06月08日

父、ワクチン接種す!

呼吸器の病歴を持ち一刻も早くワクチンを接種すべき私より先に、父が予約を確保し今日一回目の接種を無事に行った。
超高齢でもあり、接種するべきかどうか悩んだけれど、今この瞬間は、歩けないことを除けば、私より健康かもしれない父のことだから、ワクチンにも耐えられるだろうし、人の出入りの多いデイサービスにも通っているので、主治医の了解のもと、主治医の医院でワクチンを打つことにした。

デイサービス施設経由で予約をしてもらい、接種場所はデイサービスに隣接する医療機関という便利な立地。デイサービスのスタッフが送迎もしてくれるので、私にとっては本当にありがたい環境であった。
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自宅からわずか3分の医療機関に私も同行したが、写真の通り、都市部の皆さんには申し訳ないくらいゆったりとした接種環境。今日は父の前には、あと2人しかいらっしゃらなかった。ここはそもそもワクチンの割り当て数が少ないので、こういう状況になるらしい。私も当然最寄りであるこの医院への予約に何度かチャレンジしたが、毎回すぐに予約が埋まっていたので、結局取れず、自宅から車で30分ほどの医院でようやく来週の予約が取れた。

注射時の痛みもなかったといい、特に体調の変化もなかった。私自身も、医療機関は異なるけれど、来週の自分の接種前に、段取りの予行演習ができてありがたかった。
ワクチンは、1回目の接種後では、まだ体内に抗体があまりできないらしく、やはり2回目の接種を終えて2週間ほどしないと抗体がしっかりと形成されないらしい。一説には、お酒を大量に飲んできた人には抗体ができにくいという話もある。やれやれ。

ともあれ、現在は、ワクチンのみがコロナウィルスに対して我々が頼れる唯一の対策。
2回目のワクチン接種を終えて一定期間が過ぎるまでは、従来通り、感染対策の徹底をはかろう。
#ワクチン接種













2021年06月07日

世界に羽ばたく女子ゴルファーの登場

WOWWOWに入っていない我が家では、中継が見られなかったが、6日に最終ラウンドが行われた女子ゴルフのメジャー大会、全米女子オープン選手権は、笹生優花選手(19)と畑岡奈紗選手(22)二人の日本人選手がプレーオフで優勝を争うという前代未聞のエキサイティングな展開となり、結果笹生選手が優勝となった。19歳でのメジャー優勝は、最年少優勝という新記録、大変な快挙である。畑岡奈紗選手も素晴らしい健闘であり、オジサンとしては、畑岡さんに勝たせてあげたい気持ちも実はあった。
210607全米女子OP笹生優勝!.jpg
(画像は、ヤフーニュースより)

日本人選手二人と書いたが、笹生選手は、日本とフィリピンと2つの国籍を持っている。東京オリンピックには、フィリピン代表として出場予定だという。だから、フィリピンでも、「フィリピン人女性ゴルファー初のメジャー優勝!」と大変な盛り上がりのようだ。

本人は、将来的には、日本国籍を選び、日本を拠点に活躍していきたいという希望のようだが、国際的な時代を象徴するゴルファーの登場ともいえる。
ドライバーの飛び方など、ドライバーと縁のなかったダボさんゴルファーであった私なぞ、ため息が出るようなスイングであった。それにしてもすごい19歳が出てきたものである。
とはいえ、考えてみたら、畑岡も引退した藍ちゃんも、19歳の頃からそれなりに注目を集めていたけれど。

すっかりゴルフをしなくなった私は、本当にさびついてしまったゴルフクラブを捨てようかどうしようかと思っているくらいなので、今やテレビを見るだけのゴルフファンになってしまったけれど、やはり松山選手のマスターズ優勝といい、今回といい、世界に通用する日本人ゴルファーが続々と登場してくるのは、やはり興奮する。
フィリピン代表とはいえ、行方の見えない東京オリンピックでも、ぜひ活躍してもらいたいものだ。

#全米女子オープン #笹生優花













2021年06月06日

食の本能、食の煩悩

このところ、父の食欲が非常に旺盛だ。認知症で、食べたことをすぐに忘れてしまうことも影響しているのではないかとも思うのだが、それにしても、食事は毎回ペロリと平らげてくれて、まだ他に何かないか?という事も多い。
以前食が細くなった時以来、主食はおかゆにして量も減らしていたが、このところは、少し量を足しているのだが、どうも足りないくらいになってきているようだ。(写真は、介護食のおかゆのところを一部トリミングしています)
210606介護食編集.jpg

よく食べてくれることはありがたいけれど、食事と食事の間にも、何か食べたいと頻繁に
繰り返すようになってきて、ちょっと困ってもいる。むやみに食べさせずに、おやつの時間に少しあげるとか、栄養ゼリーのようなものを食べさせたりして間食にしたりしている。

食欲は生きる事に直結する大切な本能である。昨年9月に、父が体調を崩して食べられなくなった時には、わずか数日でげっそりして、あっという間にかなり危険な状態にまでなった。あの時のことを思うと、今、ちゃんと食欲があって、美味しいと言ってよく食べてくれるのは嬉しい限りではあるが、やはり認知症との兼ね合いもあり食べさせるバランスには気を付けている。

食欲がなくなると、人はあっという間に体力が低下する。老人が口から物を食べられなくなるとすぐに危険な状態になることは、昨年の父の事例で強烈に学んだ。
しかし、食は煩悩でもある。
父が介護施設にいくことを拒み続けて、家にいさせてほしいと言い続ける最大の理由は、酒と食事であった。幸い、今は、ほんの少しだけ夕食に酒を飲ませれば、それですんでいるけれど、彼にとって大きな煩悩でもあることは確かだろう。
私も父の子であるから酒が好きだし美味しいものを楽しみたいという気持ちも強い。おそらく彼と同様に、あるいはそれ以上に、もし好きなものが満足に食べられなくなった時には、食の煩悩にきっと苦しむことだろう。

出かける楽しみも人と会う楽しみもほとんどない今の暮しの中で、ささやかであっても、自分が満足のゆく食事を用意して楽しむことは、介護の煩悩から、しばし私を癒してくれる妙薬でもある。
さて、今宵もまた、父用の介護食と、自分用の食事の支度をするとしようか。














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