(画像は、NHKニュースサイトより)
国内のウイスキー蒸留所から原酒を購入し、独自の樽で熟成したあと、ブレンドをせずに、いわゆるシングルモルトとして瓶詰め・販売しようというもの。このやり方は、「ボトラーズウイスキー」と呼ばれるそうで、日本のウイスキーを使ったボトラーズの立ち上げは世界初だというからすごい!ちょっとワクワクしてくる。
木工芸の盛んな南砺市には、樽を作る技術もあり、また湿度の多い気候も熟成に適しているということで、こうした南砺市の特色を活かしたウイスキーを目指すという。
これは、県内のウイスキー専門販売店・店主の下野孔明さんと、若鶴酒造・三郎丸蒸留所の稲垣貴彦さんが立ち上げた共同プロジェクトで「T&T TOYAMA」と銘々されている。
稲垣氏は、実は私の同級生の息子さんで、自社でウィスキー作りを行っているが、新しいポットスティルを導入し、見学できるウィスキー蒸留所に発展させるなど、様々な試みに挑戦している。そして、なんと、米国で開催された世界的酒類コンペティション「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション2021」において、昨年11月に発売したシングルモルト「三郎丸 0 THE FOOLカスクストレングス」が、最高金賞であるダブルゴールドを受賞!その美味しさは、世界的にも認められている。
(HPは、こちら: https://www.wakatsuru.co.jp/saburomaru/ )
今回のプロジェクトは、世界初ということだが、何だか親戚が取り組むビッグプロジェクトのように個人的にはとても親近感を感じている。
これから工場が建設され、熟成されたウィスキーが出来上がるのは、2025年だというが、今から楽しみである。
#南砺市にウィスキー熟成庫 #ボトラーズウィスキー
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