2017年06月23日
2017初夏「豊平川支流の虹鱒」
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新たな砂防ダム建設の影響を懸念
19日に続いて20日も半日の休み。この時間内で釣行できるのは、札幌市内のダム湖か数箇所の渓流しかない。当たりはずれの大きいさっぽろ湖は次回に回すことにして、向かった先は豊平川の某支流。
この渓流は、毎年この時期に訪れているが、入渓場所から200メートルほど上流に構築されている砂防ダムを高巻きして、さらに上流に釣り上がるようになったのは今回で3回目。その釣行の模様を、何度かyoutubeに「豊平川支流への釣行」として投稿しているので、ご存知の方も多いと思う。
いつもの場所から川に立ち込み、遡行を開始してからしばらくして、これまでと様子が違っていることに気づいた。砂防ダムの左上にあった深い林が、土がむき出しの丸坊主になっていた。それが砂防ダムの奥まで続いている。
後で調べたところ、平成33年完工の「砂防堰堤工事」だという。現在の砂防ダムの上流に、新たに砂防ダムが築かれるらしく、ダム直下の下流の流れも3面壁に換わるようだ。
ということは、下流ばかりではなく上流の環境も大きく変化するのだろう。この川は、乱獲などが原因で一時魚影が途絶えたが、地元有志の働きで今は上流下流問わず魚影も戻ってきている。なので、再び魚影が消えることのないよう、工事の影響が最小限にとどまることを願ってやまない。
以前は、深い藪だった砂防ダムの上を高巻きするために崖を上ると、小砂利を敷き詰めた道路が現れた。道路は、ダムから50メートルほど上流で切れていたが、その先に川の上流部の流れがあった。ここまで、まだ工事の手が伸びていないことにホッとして、川に続く崖を滑るようにして降りた。
砂防ダムのじん水部から上流は、いつものような細い流れが続いていた。初めに現れた淵は、以前25センチほどの虹鱒がヒットした場所だが、打ち込んだカディスには何の反応もない。
そこから本格的に釣り上がったものの、これまで魚信のあった流れ出しや落ち込み、カタや淵からの反応はない。河原には、はっきりとした足跡が残されていて、それが上流まで延びていた。
初めのアタリは最初の淵から300メートルほど行った水深のある早瀬から。フライをカディスからアントに替えたこともあるが、流れの真ん中ほどで水しぶきが上がった。しかしフッキングはしない。
魚にフライがバレてしまった、と諦め半分で上流から流した2投目に、しっかりとフライをくわえた魚が2度3度とジャンプを繰り返す。
何とかネットに入れて確認すると、25センチほどの太った虹鱒だった。さらに、少し先の流れ出しでもアタリがきたが、途中でバレてしまった。
再び現れた深い平瀬に上流からアントを流すと、3投目に先ほどと同じような型の虹鱒がヒット。繰り返すジャンプを堪えて無事にネットに入れた。さらに、その上流の早瀬からも15センチほどの虹鱒がヒットした。河原には、相変わらず足跡が残されているというのに。
ところが、その後が続かない。もう、どれだけ釣り上がったのだろうか、周りは初めて見る景色となった。川幅は細く、小石の上を速い流れが駆け抜けていくが、ポイントらしいものが見えなくなった。時間を見ると、入渓地点に戻るギリギリのところまできていた。魚と川に感謝しつつ、川を下り入渓場所まで戻った。
この釣行もyoutubeに「豊平川の支流で虹鱒」という題で投稿する予定。よかったら見てください。
尚、入渓地点で川の情報を下さった、イケ面のアングラーさんにお礼を申し上げます。またお会いできれば幸いです。
写真は、@林に囲まれていた砂防ダムの上は丸裸になっていたAダム上流まで続く工事道路B高巻きして現れた、本来の流れC上流は水量が少ないためにポイント探しが難しいDこの渓流でフライにヒットした虹鱒。何度もジャンプを繰り返した
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