2016年08月09日
初の夕張川上流でQの猛攻
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かろうじて尺虹鱒がヒット
仕事の関係でお盆の休みが取れないために、早めの墓参りに三笠に向かった。今回も、自由に使える時間は午後4時まで。なので、遠出もできず三笠から近い渓流を探した結果、夕張川の上流部へ。
まだ盆の入りではないので、殺生にあたらないだろう、と勝手な理屈をつけて、桂沢湖を縦断して現地に向かう。ただ、心配事がひとつ。早朝のバケツをひっくり返したような札幌での豪雨だが、日高や南空知には大雨注意報が発令された。
札幌の雨は午前中早くに終わり、札幌ジャンクションを出発した頃には、天気も回復していた。三笠や夕張の雨は上がったのだろうか、と墓参りをそっちのけに、釣行に思いをはせる。さぞご先祖様も嘆くだろう。
墓参りの日程は、随分前から決めていた。決まらなかったのは、その後の釣りの予定。始めは、三笠から芦別に抜ける国道452号線に沿って流れる芦別川の上流にあるキムンダムの様子を見ることを考えた。
このダム湖は、10数年ほど前に大物が釣れると噂に上った場所。残念ながら、その後の情報がないので、この話が本当なのかは定かではない。もし事実だったにしても、多くの釣人が押し寄せて、すでに魚影は枯渇しているものと考えられる。
なので、今回は桂沢ダムで芦別方面から90度右にハンドルを切り、夕張に向かった。この道々を走るのは20数年ぶりで、当時の記憶は全く残っていない。幾春別川が、桂沢ダムに流れ込む姿を見たのも初めてかもしれない。
桂春橋から桂秋橋などの下を流れる幾春別川の上流の渓相に、思わず見入ってしまった。下流域の幾春別川とは全く別物だ。そのひとつの桂夏橋の下の淵で、数人の釣人の姿が。こんな場所で一体何が釣れるのだろうと、興味が湧く。
幾春川の最上流部を過ぎて、15分ほどで国道横に目的地の夕張川上流に抜ける林道が見えてきた。しかしゲートは閉じられていて、最上流部には徒歩でなければ行き着けそうにない。
林道に沿って流れる夕張川は、ザラ瀬は多いが適度な流れ出しや落ち込みが散見できる。そこにフライを打ち込んだら、どんな魚がヒットするのだろう、と思うやいなや、崖を下りて川に入る準備を始めた。
白い濁りの入った夕張川上流の流れは、札幌の豊平川中流域を思わせる。川幅も同じくらいで、河原と川の境がはっきりしている。上流・下流が開けていて、遡行はしやすい。ただ、フライを流してみても、ザラ瀬や滑床から落ち込みに代わる、絶好のポイントからは反応がない。
まだ、林道のゲートを潜ったばかりで、誰もが竿を出す場所。アタリがないのも当たり前かと林道に目をやると、新たな釣人の姿が。やはり、平日でもアングラーの押し寄せる人気ポイントらしい。よほど上流に釣り上がらないと、釣果は難しいかもしれない。
入渓から、100メートルほど釣り上がった大きな淵で、今日初めてのヒット。それまでもアタリは何度かあったが、10センチ未満の針がかりしないサイズばかり。そしてヒットしたのは、思いもかけない20センチほどのウグイ。なんでこんな上流にQがいるのか、とこれからの遡行に不安が募る。
思ったとおり、嫌になるほどウグイのアタリが続いた。しかし、早瀬の流芯からこれまでとは違うアタリが。ジャンプを繰り返して、ようやくネットインしたのは、30センチ前後の虹鱒だった。
その後、入渓地点から500メートルほど上流の、林道に架かる橋まで釣り上がったが、あの1匹を除いてヒットしたのは全てウグイ。この先も、ウグイが棲息するのだろう、遡行を断念して川を下る。
しばらく川を下っていくと、下流から先ほどとは違うアングラーがルアーで釣り上がってきた。平日でもこれだけ釣人が訪れるこの川。果たして、休日にはどのくらいの人が入渓するのだろうか。そう考えると、ウグイ以外は釣れないもうひとつの理由が分かってきた。
入渓するのは、支流のほうが期待を持てるかもしれない。
写真は夕張川上流の様子。白い濁りが特徴だが、上流にいくほど解消される、下は今回の釣行で唯一の虹鱒
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