2014年07月07日
小樽内川でウグイの猛攻
先週末は、時間の無い中で近場の河川への入釣を検討。結局、市街地から1時間もかからない小樽内川を選択した。時間はすでに午後を回っていることから、主要なポイントには釣人が入っていると考えられる。ポイントが空いていたにしても、やまめや虹鱒は警戒して出てこないだろう。そのため、釣果よりも渓流釣りの雰囲気だけを味わうことに徹した。
しかし、予想を上回る低調な釣りとなり、考え方が甘かったと思うにはそれほど時間がかからなかった。初めに入ったのは、さっぽろ湖のインレットから4キロほど離れた小樽内川本流に架かる奥沢橋の上流。橋の上からでも、魚の泳ぐ姿が確認できる。しかし、小樽内川に通い詰めている釣人は分かるだろうが、それは全てうぐい。橋の上流、下流のやまめが居付いていそうな急な瀬でもそれは同じ。うぐいの猛攻でその場から退却を余儀なくされた。
このまま、トラウト族の顔を見ないで帰るのも悔しくて、さらに上流にある小樽内川支流の小樽内沢川に入釣。この支流は、国道に架かる秩父橋からしらかば橋までの区間が1キロあまり。入釣から脱渓まで約2時間程度と計算しやすく、何よりも国道傍を流れていることから熊への警戒心がある程度薄くなる。
駐車した春香山登山口の林道ゲート広場には、車が1台止まっていた。本流上流への釣人か、春香山に登る人ではないかと検討をつけて、早速支流に入る。魚の居付いていそうな流れ込みに、#12のメイフライを打ち込みながら遡行を開始。その第1投に、予期せぬ10センチほどの岩魚が飛びついた。狙って釣れたのではなく、横を向いていたその隙に飛びついたもの。それもすぐ上には秩父橋が架かっている。
期待半分で上流に向かったが、ここぞというポイントでもフライへの反応は全くない。途中のザラ瀬は手抜きをしてさらに上流を目指した。脱渓寸前のポイントで、ようやく20センチ余りのやまめと15センチほどのアメマスに近い岩魚を手にした。
支流とは言えども、さすが人気河川。一筋縄ではいかない。しらかば橋のさらに上流は山岳渓流の景観が続いているが、橋から入りやすいために思ったほどの釣果が見込めないというのが定評だ。
写真左はウグイの猛攻に手を焼いた奥沢橋下の深場。右は、支流の小樽内沢川に架かるしらかば橋から見た渓相
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