私はApple Watch 3用に「Misxi アップルウォッチ Series 3 柔らかい TPU 保護フィルムオールラウンド超薄型カバー42mm (2017)」を使用している。しっかりWatchを保護してくれて傷付く心配がなく気に入っている。
ところが気温が上がり汗をかく様になったら保護フィルム内に汗の水蒸気が結露して水が溜りタッチしても反応しなくなることが増えてきた。ベルトを外し、カバーを取って水を拭き取れば問題なく使える様になるが、これから暑くなるとメンテナンス回数が増え面倒だ。
オールラウンドで水蒸気が逃げる空気穴がないことが問題なのだから、穴を開ければ良いとゴールデンウィーク前の4/27(金)にドリルで小さな穴を8か所開けた。
カバーを固定していなかった上に素材が柔らかく位置決めが難しくて穴の場所がバラバラで見苦しい状態になった。このカバーをGW中に使用した結果をレポートしよう。
【メリット】
1)結露しなくなった。
【デメリット】
1)時計が見辛い。
2)穴のバリが出来て手触りが悪い上にタッチの反応が鈍くなった。
3)穴周辺が汚れ見苦しい。
4)穴に指が引っ掛かりスワイプやフリック操作がし辛い。
5)穴から微小な石が入ったら気付かない内にWatchに傷が付く恐れがある。
「商品の説明」に”注意:この製品をジムまたはスポーツ活動で使用すると、本製品と腕時計スクリーンの間に湿気(発汗)が挟まれることがあります。”と書いてあるのでメーカーとしても問題点は把握していたはず。何故空気穴を開けないのかと思ったが、実際開けてみるとデメリットが多い。
まあ1)から4)までの問題点は予想していたので我慢するつもりだが、5)の硬いゴミが入ったことに気付かず使用していると何時の間にかWatchが微小な傷だらけでは悲しいし、カバーを付けている意味が無くなる。メーカーが試作品テストを行い最終製品がオールラウンドとなった理由はこれかもしれない。今後微小な堅いゴミには気を付けることにしよう。
次回また「TPU 保護フィルムオールラウンド超薄型カバー」に空気穴を開けるなら以下のようにしたい。
1)キリを火で熱し、内側から溶かして穴を開けた方が綺麗に仕上がりそうだ。
2)穴は上下左右角4か所のみとすれば操作性と見易さを損なわないだろう。
試作初号機カバーではせっかくのApple Watch 3を人に見せびらかすことが出来なくなってしまった。(^_^;;