『YAMAHA CINE-DSP CHECK DISK』と一緒に『Pioneer REFERENCE CALIBRATION DISC FOR MULTI-CHANNEL AUDIO』というDVDディスクも発掘した。これは2003年「VSA-AX10」を「VSA-AX10i-N」相当にアップグレードした時に同梱されていたディスクだ。開封してあるので1度視聴したのかもしれないが内容の記憶がまったくない。
12年ぶりの視聴となるがこんなメニューが表示された。
収録内容
Original Test Signals for multi-channel adjustment
1. Signals for Adjusting Speaker distance [FL/FR][FL/C][FL/LS][LS/RS]
2. Signals for Confirmation of Direction Definition [12 O’Clock]〜[12 O’Clock]
[チャプター1〜2 dts SURROUND収録]
チャプター1はテスト信号が5本のスピーカーから再生されるのでちゃんと2本のスピーカーの間に定位するか確認するもの。定位すれば等距離だ。
チャプター2は時計方向に男性の台詞が移動するので正しくその時刻の針の角度に定位するか確認出来る内容となっている。
チャプター2はなかなか実用的。リアスピーカーの距離がフロントに比べて視聴位置に10センチ近い為、実際聴いてみると2時、3時、9時、10時の時はどうしても後ろに引っ張られてしまう。円の中心位置が良いと分かっていても視野角的にこれ以上スクリーンに近づくと見辛く改善は難しい。(>_<)
収録時間は短く、内容は面白くないので1度見れば十分というディスクだが、YPAOやMCACCの自動調整でも完全には補正出来ない我が家のスピーカー設置距離の問題点をズバリ指摘してくれて困ったものだ。 (^_^;;
サラウンドスピーカーの音量調節でもう少し改善出来ないか試してみよう。