タムロン35-150mm F/2-2.8 Di III VXDの開放F2.8も美しくボケたが、撮影データを確認するとさすがソニーのGMレンズだけあってピントの合った部分の解像度の高さと、大口径F1.2のなだらかにボケていく描写の美しさには感心する。
F1.2になるとピントの山が薄く、レイヤーさんが少し顔を傾けているとAFポイントではない片方の瞳はもうぼけてしまう。ポートレート写真として適切な絞り値なのか?という疑問は出てくるが、パソコン上の等倍表示でなければ分からないだろうし、F1.2でなければ写せない写真だけに開放撮影が癖になりそうだ。
大口径レンズのお陰で背景は大きくボケて目立たなくなるのだが、F1.2だと苦手な背景があることに気づいた。大きな木漏れ日が多くあると背景にポテトチップが大量に舞っている様に見えてしまうくらいうるさくなる。大きな木漏れ日が1つだけでも形によっては心霊写真に見えなくもない。ぼかして逆に効果になる例だ。(^_^;;
ポートレート撮影はタムロン35-150mm F/2-2.8 Di III VXDの1本で十分と思っていたが、単焦点50mm F1.2で撮れる世界を知ってしまうと、次は85mm F1.4レンズが気になってくる。これが噂のレンズ沼か…。
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