22/04/29(金)は雨天だったので14時から18時までHALL3から4の間のコスプレ推奨エリアにて撮影していた。気温13℃という寒さでマスクから漏れる鼻息で覗いているファインダーが曇り見えなくなるので息を止めて撮影したらかなり息苦しかった。(^_^;;
22/04/30(土)は晴れたので13時半から17時までHALL9外のコスプレ推奨エリアにて撮影していた。解放感のある屋外撮影は楽しいが絞り開放で撮影するには明る過ぎる。ということでケンコー・トキナーのZXII プロテクター82mmをKANI ND2-64 バリアブルNDフィルターに交換した。
着脱式回転ノブ付があるとレンズフードが取り付けられないので外したが指で簡単に枠を廻せるので問題ない。開放F/2.8で撮影するにはNDフィルターはフラッシュ同調速度1/250秒が点滅しなくなるまで濃度を上げる必要がある。
晴天下だと光量1/64となるND64まで上げる必要があった。フィルターの見た目は真っ黒になり実際ファインダーを覗くと大口径レンズなのに暗くてテンションが下がる。日中シンクロで発光しているフラッシュの光が弱くなりキャッチライトとして余り機能しないことが問題だ。(^_^;;
日陰では最低のND2としてそのまま使用出来るのは大変便利でパソコンで等倍確認しても解像感、色再現に殆ど影響はない様に見える。ND64MAXでもX状ムラが生じていない。
KANI ND2-64 バリアブルNDフィルターを初めて使用したが期待通りの適正露出を得ることが出来た。本当はシャッタースピード1/250秒が点滅しなくなる露出ギリギリを狙いたいが細かい調整が出来ないのが残念なところ。ポートレートだと多少ハイライトを飛ばしても問題ないので次回はその露出で撮影してみよう。
毎回撮影前にシャッタースピードを確認していたら、夕方になって露出オーバーの数値点灯が起きなくなった。4月下旬になればまだ明るい時間なのに何故かと思い確認したらバッテリーが切れてフラッシュが発光しなくなり同調速度1/250秒の制限が無くなったからだった。お陰で適切なタイミングでバッテリー交換が出来た。
撮影に慣れてくるとタムロン35-150mm F/2-2.8 Di III VXDは実に素晴らしいレンズだと思う。35/50/85/150mmという代表的な焦点距離を明るいF/2.8絞りで楽しめる。レンズは重くて150mmになると構図を決めるのは難しく手ブレに気を使うが、美しく被写体が浮かび上がる後ボケは自分の撮影の腕前が上ったと勘違いさせてくれるほど魅力的だ。本当は135mmでも撮りたいがクリックが無くその値で止めるのが難しいのが残念な点だ。
ソニーα7 IVの速く正確な瞳AFはポートレート撮影を快適にとサポートしてくれる。横顔だけではなく、帽子のつばで隠れがちな瞳や前髪で隠れる瞳を一瞬で捕える驚くべき精度だ。3300万画素の解像感とファイルサイズは扱い易いし自分にとってはこのボディとレンズでゴールかなと思うほど最高の組み合わせだ。
もっとも今回α7 IVの瞳AFが効かなくなる現象が何回も起きて困らせられた。4/29(金)は鼻息による結露が原因かと思ったが、晴れた4/30(土)も発生した。前のカットでは問題ないのに次のカットでは瞳どころか顔AFも効かなくなることがあった。
少しレンズの焦点距離を変えたり自分の立ち位置を移動したりすると復活するのでAFロジックが破綻する特定の条件があるようだ。「ILCE-7M4 本体ソフトウェアアップデート Ver. 1.01」にすれば起きなくなるのか、再公開されたらすぐにアップデートしたい。
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