番組宣伝を見て第1回から録画はしていたものの今までハードディスクの肥やしになっていた。そろそろBD-RE 25GB1枚に収まるだろうと冒頭と終わりの不要な部分をカットしつつ見ていたらアンジェラ・アキさんの暖かい人柄とユーモアが微笑ましくて非常に楽しい。
第1回で「先生ではなくアンジーと呼んで下さい、みんな」と言ってくれたのでこれ以降はアンジーと呼ばせて頂く。
アンジーが講師として英語と音楽に関心のある大学生に講義を行うと言う形式の番組で、
Step 1:英語の歌詞を翻訳する
Step 2:自分だけの日本語詞を創作する
と1曲を2回に分けてとことん味わっている。
取り上げる”楽曲”は全6曲。70〜80年代の名曲ばかりで私にとってはジャスト・ミート過ぎる。(笑)
1) “Honesty” Billy Joel
2) “Will You Dance” Janis Ian
3) “We’er All Alone” Boz Scaggs
4) “Material Girl” Madonna
5) “True Colors” Cyndi Lauper
6) “Without You” Badfinger/Mariah Carey
教育テレビだけにテキストも出ているので今更ながら本屋に寄って買ってきた。少々値は張るが紙質も良く読み物のとしても満足出来る内容だ。
それぞれの”楽曲”に関して次の様な構成になっている。
1) ”楽曲”について
2) アートストを知る
3) 原詞を学ぶ
4) 大杉雅明の洋楽の楽しみ方
5) アンジーと”楽曲”
6) ”楽曲” covered by Angela Aki
7) ”楽曲”のピアノ譜
情報量が多くちょっとした該当アーチストのガイドブックにもなっている。これ位の記事内容を『BLUE NOTE best jazz collection』に期待したい程だ。(笑)
P13:アンジェラ・アキ スペシャルインタビュー
インタビューだがアンジーの表現力の高さと言葉の選び方が素晴らしく作詞家としての才能の豊かさに舌を巻く内容だ。これを話し言葉でリアルタイムに語ったのだから「凄い」と言うしかない。
アンジェラ・ゼミの学生が挑戦するリスペクトのある作詞は”カップラーメン”が出てきて生活観を感じさせたり、空耳から日本語詞を作る言葉遊び感覚があったりと笑わせてくれる。若い個性が出ており発想が柔軟で感心する。3/31(土)で終了だが是非とも第2期放送を期待したい!
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