ライナーノーツによると”皆が同じ部屋でレコーディング”したとのことで干渉の少ないスポットマイクの音が使われており、ミックスは楽器をセンター集めたモノラル風の“伝統的なジャズ・サウンド”となっている。Vol.2よりも中央に楽器が配置されており一度アンプの設定を確認してしまった。(苦笑)
内容は期待以上の出来て大変楽しめたので気になる曲を中心にちょっとレビューしてみる。
1. 銀河鉄道999 (劇場版『銀河鉄道999』より)
原曲から英語歌詞があったので違和感なし。堂々とした歌いっぷりと終わり方が誰かに似ていると思ったらライナーノーツにあるようにシナトラを思い出させる。(笑)
3. 海の見える街 (『魔女の宅急便』より)
この映画の中でも有名な楽曲が見事なジャズにアレンジされている。
6. 1/2 (『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』より)
マンボ風のアレンジが楽しい。
8. 小さなてのひら (『CLANNAD~AFTER STORY~』より)
ストリングスを取り入れたボサノヴァアレンジが美しく大変気に入った、ストリングスが加わることで他の曲よりステレオ感が出るのも嬉しい。
9. プラチナ (『カードキャプターさくら』より)
ライナーノーツによるとこの曲がこのCDシリーズの発端になった曲とのことだ。
10. ルパン三世 愛のテーマ (『ルパン三世(TV第2シリーズ)』より)
作曲家がジャズミュージシャンの大野雄二なのだからはまり過ぎてコメントの付けようが無い。(笑)
12. デリケートに好きして (『魔法の天使クリィミーマミ』より)
ビッグバンド風のアレンジにトランペットのソロが印象に残る。これも見事な作品に仕上がっており気に入った。
15. God Only Knows (『神のみぞ知るセカイ』より)
ラスマス・フェイバー自身が”チャレンジ”と言っている通り大作になっている。なるほどこんな風にジャズアレンジしたのかと感心し、これもアリだと思える楽曲になっている。
ということで寝る前のBGMとして流しておきたいCDとして再生回数が多くなりそうだ。
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