皆さんは、警備であっても日々これ
戦いの日々を送っている人が多いはず。
今回は、ずっと勤めなくても
思い入れのない職場は人生のクッション
になる、という話をします。
30で東京からUターンしてきて、
仕事のない苦しみを救ってくれた警備業。
最初に勤めた地場中小警備会社A社では
上司にも恵まれ、活躍の機会もいただき
ました。
こうして僕の警備員キャリアがスタート
したのですが、警備はギリギリ堅気の仕事。
カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
では、それをたっぷり味わう羽目になり
ました。
叩かれ潰された僕はカテゴリ「暗中模索編」
で職業訓練へ。捲土重来を期します。
警備が嫌になった僕は、設備管理の仕事を
目指し、電気科へ。
訓練中に冷凍機以外のビルメン資格を取る
事が出来ましたが、いかんせん設備関係に
求人がない、あっても経験者の縛り。
訓練が終わりに近づいても、就職のアテは
ありません。
そんな時、目についた求人がありました。
地元市役所の臨時職員。
かつて僕が警備していた市役所でした。
緊急雇用対策事業として、市が管理する
駐輪場のマナーアップ事業。
外回りの現場仕事だったので、警備から
は馴染みやすかった。
違法駐輪の調査や、正しい利用方法の啓発。
放置車両の撤去作業などが主な仕事。
警備から見ても、緩い仕事でした。
社会保険は付いていたものの、臨時職員
です。アルバイトよりはちょっとマシか。
約1年御厄介になりました。
その当時の状況については、過去記事
「土日が長く感じられる仕事」を参照
願います。
権力闘争に明け暮れ、次は誰を排除する
かなんて、休憩時間の話題になる職場と
比べれば、なんて思い入れはない。
仕事自体はつまらなくても、アルバイト
に毛の生えた仕事であっても、人間関係
の葛藤がほとんどない。
そりゃ最大1年しか勤められない
臨時職員です。それも原資は緊急雇用
対策事業。期待されるわけがない。
むしろ、臨時職員であるのにも関わらず
忘年会などに正規職員と同じく呼んで
もらえたのは、癒しでした。
僕が警備員からの転職で恵まれて
いたのは、ヘタレたらそれをリカバー
する環境にありついたこと。
仕事がつまらなくても、アルバイトの
ような雇用形態であっても、思い入れの
ない職場はリカバーの環境。
辞める時も、こんなもんだといった
後ろ髪を引かれる思いもない。
ブラック企業に勤めて、心身共に傷つき
捲土重来を期す前に、リカバーする環境
も大事なのです。
待遇はともかく、食いつなぐだけの
思い入れのない仕事。
上記で紹介したように、緊急雇用対策
事業の利用価値はここにあります。
僕が警備業界に初めてアプローチ
できたのも、A社が市の委託で緊急
雇用対策事業を募集していたから。
その辺は、カテゴリ「プロローグ〜
交通誘導警備編」をどうぞ。
転職に失敗し、一敗地に塗れ
捲土重来を期すために
職業訓練も悪くありませんが
緩く働いて、自分を取り戻す手段も
あるのです。
ちなみに今回紹介した市の臨時職員の
仕事は、今のところ僕のキャリアに
何の役にも立っていません。
ただ、市役所警備員だった頃の葛藤
など、気持ちの上での清算がある程度
できた効果はあったのです。
警備員からの転職プロセスにおいて、
一里塚となった仕事でした。
一里塚が現れるには、必ず警備業界
から脱出する!という強い志があって
こそ。
紆余曲折はあっても、絶対に達成する
まで諦めない泥臭いハートが、貴方の
人生を変えます。
今やっている仕事は、警備業界からの
脱出においてどんな意義がある、なんて
考えてしまうと、堂々巡りになる可能性。
あくまで一里塚、通過点と思えば
先は見えなくても、仕事自体は淡々と
こなすことができます。
その一方で、将来を見据えた活動
すなわち、求人検索や転職活動を
行えばいいのです。
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