彼らは社会のルールの抜け道を見つけるのが
上手い。
こんな人種に美味しい所を取られ、一生
冷や飯食いの立場に甘んじないといけない
と考えると、目の前真暗になりそうです。
特に警備業界では、要領のいい人が幅を
利かせたりします。真面目に業務遂行して
いる隊員を尻目に一つ抜きんでている。
経験や知識を積み重ね、資格も取ったのに
要領のいい人たちの後塵を浴びてしまった
、なんてことも。
僕みたいな要領の悪い人間が、彼らと渡り
合うにはどうすればいいのでしょうか?
まずは、自分ならではの強みを損なわない
事。忠実に職務を遂行し、信頼される隊員
になる。
要領がいいといっても、法律スレスレの
抜け道だったりするかもしれません。
下手をすると、法に触れて処罰されれば
これまでのアドバンテージも無に帰します。
冷や飯を食いながらでも、自分の強みを
活かせるステージを捜す。警備以外の
仕事でも良いのです。
警備に似た仕事であっても、警備業界を
離れれば、人間関係がガラリと変わります。
特に守衛・管理人職になると、その施設の
直雇用になったりします。故にその組織の
体質が色濃く出てくるのです。
要領の悪い人が、いい人に勝る点は何か。
敵が少ない、恨みを買う事が少ない。
あくまで僕の主観ですが・・・
僕の見て来た限り警備業界で、要領良く
世渡りしてきた人は、それなりの敵を
作ってきているようです。
若しくは、反乱分子を抑えるために誰かと
徒党を組んで、二人で一人前といった
ケースが多かった。
警備以外でもありうる事ですが、警備業界
でのそれは、どこかしら稚拙に見える。
人の抑え方が浅ましいのかもしれません。
なので、そんな人たちが警備以外の世界で
生きていくのは難しいのではないでしょうか。
冷や飯を食わされたトレードオフで、僕ら
には、新天地を目指す事ができます。別の
コミュニティを選択する旅に出る権利。
思い返せば警備時代の対人スキル、言い換え
れば警備以外の世界でやっていける条件は
何かと言えば、敵を作り過ぎないこと。
警備以外の仕事をするにせよ、これまでの
人間関係をバッサリ切る事は難しい。特に
地方ではそうです。世の中は狭いもの。
要領の良さと、人柄というか人間性は
相反するのではないか、と思えるほどです。
制度の抜け道を見つける事で、他人を出し抜く
事に拘泥するあまり、周りが敵ばかりになって
しまった、ということも。
そんな人のボロが出た時には、かばうどころか
逆に話を大きくしてやろう、という力が働くに
違いありません。
要領の悪い人が逆転するなら、上記のような
事案が起きた時がチャンス。これまでのツケが
回ってくる因果応報か。
それ以前に、自分の良さが活きるコミュニティ
を見つけた方が、無駄な葛藤を回避し人生豊か
になると思うのです。
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