以前の記事で(ここをクリック)、法人を2社作って太陽光をガンガン買っていくお話をしました。
それぞれ5基ずつ、合計10基行ければ卒業できるよね。と、当時はそれほど深い考察をせずに書いちゃったのですが、その場合どうなってしまうかというと、法人A、法人Bには所得が上がり、サラリーマンを辞めちゃうので、個人の所得はゼロ、という感じになっちゃいます。
そーなっちゃうと、法人Aや法人Bには所得が積み上がっていくものの、若干使い道が無くなってきちゃいますので、個人サイドに役員報酬を発生させんといかん、と、普通はなってしまうわけです。
で、そこに待ち構えているのが高額な保険料、です。
では、そのまま(役員報酬ナシ)でいーじゃん!
といった考えもあるにはあると思います。つまり、役員報酬を発生させないので、個人版の保険料になるのですが、個人の所得もゼロなので、保険料も限りなくゼロに近い、という感じになります。
ただ、この場合は確実に銀行融資がおりません。
毎年毎年ゼロ円で生活している人になってしまい、法人からの経営者貸付がドンドン積み上がり、借金まみれ。河川敷や都会のガード下で寝食をされているような、ちょっと社会に受け入れられない感じの人になってしまうわけです。
当然、住宅ローンなども組めるわけもありません。
うーむ、困りました。
で、最近考えたのが、2社目の法人を作るのではなく、敢えて個人で買っていく作戦、です。
これは卒業間近な人向けの限定のお話ですが、サラリーマンの卒業が見えている場合、敢えて個人サイドに所得を発生させる名目で、最後の方は個人で買い進める戦略になります。もちろん、課税売上1000万未満の範囲で。
こうすることによって、個人サイドにも相応の所得を発生させることができ、社会性を確保しながら、敢えて最低限の役員報酬を発生させて、保険料の極小化も図る、という一石二鳥的な感じになりますね。
ただ、これは繰り返しになりますが、「サラリーマン卒業が間近な人向け」のお話です。当分サラリーマンを続けるようでしたら、個人の所得に太陽光が載ってしまうと所得税が爆発していきますので、法人を分散して行った方がお得になるのは、以前より記事にしまくっている通りです。
なるほど。では、2社目の法人設立はせず、個人サイドで買い進めようかな。と卒業間近な方は思っちゃいますが、ちょっと待ってくださ!
ココで新たなスキームがあることに気が付いてしまいましたw
次のページでw
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