今日もお天気最高〜! ガンガンお願いしますw
さて、先日の記事で(ここをクリック)、個人と法人の保険料(年金・健康保険)考えた場合、個人よりも法人の方がお得なのでは?となりました。もう少し正確に言うと、個人事業と法人事業との違いということになり、現在サラリーマンをやってらっしゃる方は少々関係の無いお話となります(あ、ただ、近い将来卒業を目指していらっしゃる方は大いに関係あります)。
この、関係の無い、という点も厳密に言うと、サラリーマンの方は現在、お勤めの会社=法人より、給与収入を得ている状況かと思います。この状況で、設立された法人から役員報酬をもらってしまうと、社会保険料が2重計上されることになり、恐らく会社にバレます。「いや、うちの会社は副業OK〜。他の法人からの報酬もOK〜。」という寛容な企業さんでしたら大丈夫ですが、ただでさえ高い社会保険料が上乗せされてしまうので、結果的にはナンセンス、ということになります。加えて、社会保険料が高いからと言って、国民年金や個人向け健康保険に入りたいと思っても、それは給与所得をゼロにするというお話になってしまい、本末転倒なお話となります。
で、最初の、個人よりも法人の方がお得という書き方もちょっと解説が必要です。
基本的には同じ所得であれば、個人よりも法人の方が保険料は高いです。だって、ざっくりいうと法人の方は雇用保険や失業保険等、企業向けの補償がプラスされてますので、その分保険料は高い、となります。
ではなぜ法人の方がお得かと書いたかというと、前回記事にした通り、サラリーマンを卒業された方については、
@個人事業としての所得をゼロとして、法人から役員報酬をもらう
A個人事業の所得をそれなりにして、法人から役員報酬をもらわない
といったようなスキームではなく、
B個人事業の所得をそれなりにして、法人から最低限の役員報酬をもらう
方が、お得になる。というお話になります。
@の場合は法人版の保険料となるのですが、役員報酬が高額になるため、保険料も高額になってしまいます。Aの場合は個人版の保険料となり、@よりは低いものの、相応の保険料を払う必要が出てしまいます。で、Bが一番お得なスキームとなり、敢えて法人から最低限の報酬を発生させることで、法人版の最安値の保険料に入ることができ、個人の所得へも保険料がヒットしない、という状態を作り出せる。ということになりますね。
以上、前回の記事のおさらいになってしまいましたが、では、太陽光発電家として卒業をする場合、どーいった形が良いか、もう少し考察してみたいと思います。
ちょっと長くなったので、次のページでw
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