今日もお天気最高〜!ガンガンお願いしますw
さて、スマートジャパンさんに気になる記事がありましたので共有します。
小型風力のFIT価格は撤廃へ、「FITからの自立は困難ではないか」
「1月19日に開催された資源エネルギー庁の調達価格算定委員会で、風力発電のFIT価格について討議が行われ、現状、55円/kWhと他電源より高額な20kW(キロワット)未満の小型風力は、2018年度からこの価格区分そのものが撤廃される公算が大きくなった。」
とのことですw いやー、聞こえてきましたねぇ。FIT撤廃の足音がw
正式決定では無いのですが、今後は20kW以上の風力発電と同区分として取り扱う方針が示されたようです。
20kW以上のFIT単価は20円ですので、半分以下になっちゃいますねw
既にご存知の方もいるかもですが、経産省が考える、FIT価格を決める際の根拠となるのが、コストと設備利用率です。
@コスト・・・運転開始前に必要な資本費と、人件費や保守など運転開始後にかかる運転維持費に分けられる
A設備利用率・・・発電設備の実際の発電量が仮にフル稼働していた際の発電量の何パーセントほどであるのかを示す数値
上記の数字が各再エネの区分ごとに、経産省が「こうあるべき」と考える数字があって、それとの乖離が(悪い方に)激しい場合、FIT撤廃の方向になる。という運用になっているようです。
では、今回の小型風力は何が原因でFIT撤廃の方向になったのでしょうか?
記事を読み解くに、アントレの理解としては、高単価故のコスト高止まりと、設備利用率も10%未満となっていて、自立した事業・産業として成立する見込みが無くなってしまったのでは?といった感じです。
つまり、
55円という高単価に業者が甘え、おもったより風が吹かなかった
って感じですかねw
今からちょうど一年前に風力セミナーに行きました。
風力発電セミナーに行ってきた!
風力発電の見積もりが来たっ!
その時にも感じたんですが、利回りは完全に太陽光合わせw
東北地方の二束三文の土地700uを680万で売り出すなんて、異常です。
そんなこんなで設備代も思いっきりお手盛りが載っちゃっている状況で、55円の高単価を手玉に取って、本来投資家に利回り20%以上で提供できる商品を、自分たちでガブガブしちゃって、エンド利回りは10〜13%にしちゃう。こんなバカなことやってるから、経産省に潰されちゃうんですよ〜。
バカな業者同士が談合した結果、産業そのものが無くなっちゃった・・・
って感じですかねw まさに因果応報、身から出た錆w
記事には書きませんでしたが、風力って、風が強すぎるとモーターが故障しちゃうらしく、ある一定の回転数になると、風車自らが自動で向きを変えて回転させないという機能が入っているようです。これって自動抑制装置ってことですよね。そりゃー、設備稼働率も下がるわけです。
きっと、投資した方、シミュレーション通りに発電せずに、損してるんでしょうねw
(あ、いやーうちの風車はもーかってるよ〜!ってかがいらっしゃったらごめんなさい)
これさ、利回り20%とか30%とかできちんと売り出してたら、参入する投資家、事業家も増え、産業・事業としてもっともっと成長したんだろうなぁw
低圧太陽光に20Kw未満の風力を組み合わせて、昼は太陽光のみ、夜と悪天候時は風車を回すハイブリッド発電所、なーんて、アイデアとしていいと思うんですよね。あーあ、これで潰されてしまいました。
ミルク補給制度って中々難しいですね。
太陽光も明日は我が身ですw
健全な産業・事業となって行けるように、発電家自身も身を引き締めて運営していかないといけませんねw
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