今回は新築区分マンションについて考察したいと思います。
不動産投資において「新築区分マンションに手を出してはいけない!」といった言葉をよく耳にします。
果たして本当にそうでしょうか?
アントレの答えは「ものによっては投資価値あり」です。
アントレは過去に4つの区分マンションを買っています。
(立地、外観、面積、間取り、購入金額、購入時期)
@港区 タワマン 90u 3LDK 5880万 2006年10月
A目黒区 タワマン 30u 1R 2790万 2013年2月
B渋谷区 低層マン 49u 1LDK 5880万 2013年3月
C港区 タワマン 49u 1LDK 4390万 2014年9月
それぞれの今の残債と売却予想額(by住まいサーフィン売却査定)と想定収益は以下の通りです。
@4200万→8000万→3800万
A2500万→4000万→1500万
B5400万→8000万→2600万
C4200万→6000万→1800万
ということで、合計約1億円位の含み益状態です。もちろん、上手く売れるかどうかわかりませんが、今であればほぼ市場価格なので、大丈夫でしょう。(今後どうなるかは、神のみぞ知るですが・・・)
(2013年に5880万で買った低層マンション。渋谷と代官山にアクセス可能で芸能人も多くいます。今売ったら8000万は固い状況です)
買った時期が良かったんだよね?と言われそうですが、どの時期にも価格の歪みがあるわけで、アンテナを張り巡らせてそれを見つけて実際に購入して収益を上げるというアクションはとても重要だと思っています。
上記マンションは新築でしたが、同じ地域の他の新築や中古マンションに比べて、何故か価格が安かったのです。「新築区分マンションに手を出してはいけない!」と、多くの声が上がれば上がるほど、価格の歪みを誰よりも早く見つけるチャンスです!特に、ランドマーク的なマンションや最上階もしくは逆に最安値の部屋がおすすめです。最上階は、最上階マニア?のような人がどの時代にもいらっしゃいますので資産価値が下がりにくいです。また、最安値も、そのマンションの贅沢な共有施設を最上階の方と同様に使用できることになりますので、お得感があり、資産価値が下がらない傾向にあるようです。
「新築に手を出してはいけない」といっている業者さんは、いわゆる大手デベロッパーが関与している新築大型物件に絡むことができません。ゆえに、中古物件を何としても自分が仲介したい初心者を目の前にして、「手を出してはいけない!」となってしまうわけです。逆に小規模の新築自社物件を持っている業者は自社物件を何としても自分が仲介したい初心者を目の前にして、「節税にもなりますし、新築はお勧めです!」となってしまうわけです。
アントレ的にはどちらも完全NGです。自分の都合優先で、目の前の皆さんを「お金」とみてしまっている業者はたくさんいます。ただ、経済合理性を考えると当然なんですけどね。
で、そろそろズバリ言うと、新築区分マンション投資の最大の醍醐味は、大手デベロッパーが値付けを間違えた物件、これに尽きます!
上記の変な業者は関われませんし、まさに皆さんの目利きが問われるわけです。
新築であれ、中古であれ、鉄筋であれ木造であれ、不動産であれ、太陽光であれ、しっかり勉強して情報収集していい物件を確実に買っていくことがポイントになりますね。
ということで、みなさんも、新築区分マンションについても検討ただければと思います!
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