群馬県の前橋市役所から只今東京に戻って参りました〜w
いやー、疲れましたぁ。
行った目的は、以下の件ですw
重大トラブルw
簡単に言うと、当方が前橋市に仕込み中の24円の268Kw高圧案件ですが、農業委員会から農振除外のNGが出てしまった(正確に言うと、出てしまう)件ですw
本案件は
サッカーで言うと、
絶対に負けられない戦いが、ソコにあるw
という状況ですw
という事で、前橋市役所の農業委員会事務局に乗り込んでまいりましたw
果たしてNGが出た(正確に言うと、出る)モノを、ひっくり返すことは出来るでしょうか??
その模様をお届けしたいと思います。
まず、再エネチームのメンバー紹介ですw
@アントレ
A太陽光業者
B農転担当の行政書士
C不動産業者
初めてのチームプレーという事と、完全アウェーでの戦いという事で、若干緊張気味ですが、
対する農業委員会チームは、、、
@農業委員A
A農業委員B
B農業委員C
C農業委員D
群馬県前橋市の農業の揺るぎない発展に向け、数々の戦いを制してきた、百戦錬磨の猛者たちの登場ですw
完全ホームでの戦いとなり、選りすぐりのエースたちが集結した模様のようですw
ということで13時から小会議室にて、2時間にもわたるバトルが開始されましたw
まず最初に、農業委員会チームの農業委員Aがご挨拶w
「本日はお集まりいただきありがとうございます。農業委員のAと申します。まずは簡単に自己紹介からということで、如何でしょうか」
ほほう、中々大人な対応ですね。一通りの自己紹介が終わった後、エースAが先制口撃です。
「このままいけば年内に容認、棄却の通知を発送する予定です。農振法13条第2項を全て満たせるかどうかがポイントとなりますが、申請された土地は土地改良区の区域内で群馬用水の圃場整備を受けている場所となり、第1種農地に分類されることになりました」
「第1種農地」とは、農業公共投資(土地改良事業等)の対象となった、補助金を使って整備した農地、集団農地、生産力の高い農地で、農地転用は原則不許可な土地になります。
つまり、市がお金かけて水道を引いた農地だから農振除外はNGと明確に言っちゃってますw
それに対し、まず口火を切ったのは再エネチームの切り込み隊長、農転担当の行政書士さんですw
「今まで農振除外が出来る見込みという事で、ここまで進めてきた。それを後から除外できないという判断をしてくるとは如何なモノか。」
不動産業者も援護射撃w
「地主も完全に売却する方向で、お金を掛けて土地の整備を進めてきた。何で今頃になって1種だからダメ?単なる確認不足という事?」
太陽光業者も畳みかけますw
「東電への申請、経産省の認定、全ての手続きを不備なく進めてきた。除外NGが分かっているのならソモソモ事前に通知すべきである。今更NGなどとは到底理解できません」
サスガ我がチーム。
農業委員会チームの反撃です。
イロイロ言ってましたが、要は、「確かに確認が遅れた形に見えてしまいますが、手続きを進めていく過程で判明したお話で、農業委員会としては所定の手続きを取ったまでで、特段落ち度はないと考えている」という感じですかね。さすがお役所。絶対に非は認めませんw
以降、あーだこーだ、言った言わない、やったやってない、という感じで話が平行線になってしまい、ガチンコの殴り合い状態にw 両者一歩も引かず、小康状態になってしまいましたw
一通り言い合った後に、自称、再エネチームのエース、口だけは達者なアントレの登場ですw
「言った言わない、やったやってないという話はもう辞めにしましょう。私は単にあの土地で太陽光発電事業をしたいんです。もっと皆さん、建設的な話をお願いします。逆に聞きますが、どーすればあの土地で太陽光ができますか?ソコを教えてくださいよ。」
自分で言うのも何ですが、この一言で、空気がガラリと変わりましたw
コレは当方の所見ですが、お役所の方はクローズドクエスチョンは強いのですが、オープンクエスチョンは極端に弱くなります。つまり、「あなたの好きな色は青ですか?」という質問にはYES/NOで答えられるので強いのですが、「あなたの好きな色は何色ですか?」という質問が苦手なようです。
今回のケースでは、
「農振除外はできますか?」という質問に対しては、「できません」という回答しか出てきません。「何でダメなんですか?」と深堀してもダメという詳しい根拠が出て来るだけでよりNGとなってしまいます。そこで、「どうすれば農振除外できますか?」という質問を投げかけるのです。
その結果、、、農業委員BとかCとかDが重い口を開き始める。という感じになりましたw
ただ、このやり取りでも、こちら側がある程度聞き上手にならないと中々良い答えが出てこないケースがあります。ひたすら聞き役に徹しつつ、いい感じに質問も交えていざなってあげて彼らの頭の片隅にある、例えば「こういうケースだったらOKが出た事例がある」とゆーよーな部分を如何に引き出すかが勝負となりますw
まあ、何て言うんでしょうか。ブレインコントロールとでもいうんでしょうかね。徐々に徐々に彼らの脳ミソを柔らかくしてあげることが重要のようです。
ということで、イロイロ聞いた結果、以下の事実が判明しましたw
@土地の水道管を他の土地に移設できれば土地改良区域から外れる
A土地改良区域から外れれば第2種農地扱いとすることが可能
B第2種農地であれば農振除外が可能
C農振除外が可能となれば農地転用が可能
ほほう〜。答えが出てきたじゃないですかw
まだ100%安泰という訳ではなく、イロイロ関係各位に確認が必要ですが、方向性としては大丈夫なお話のようです。
相手チームは水道管の移設にコストがかかってしまう、という事を気にしているようでしたが、1億円の純利益がバックについている再エネチームにとっては、移設コストなどハ〇クソみたいなもんですw
いやー、長かった。。。
ここまで到達するのに大の大人8人が喧々諤々で2時間もかけてようやく答えが出て来ました。
ロスタイムに突入した辺りに、農業委員会チームも最後のスカシッペを投げかけて来ますw
「農振除外が上手くいっても群馬県の農地転用の要件が厳しくなってきてます。」
「具体的には前橋市にお住いでない方、つまり、部外者の方への農地転用はほぼ難しいとお考え下さい」
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
そんなに農地が大事なのか、、、そりゃそうですよね。農業委員会ですからね。農業大好き人間の集まりですw
ただ、
「今回は法人で実施する取り組みなんすが、その法人の登記が前橋市にあればOKですよね?」
「若しくは地主さんが自分で農転して、その後に当方が買い受けるという形を取ればOKですよね?」
という、当方の必殺技、あーいえばこーゆー口撃を炸裂させたところ、
「・・・・・。」
という感じでフリーズされておりましたw
ということで、農振除外、農地転用の手続きは一回NGが出たとしても、要件を変更して何度もチャレンジ可能という事でしたので、OK出るまで、真綿で首を絞める感じで、農業委員会さんにへばりついていきたいと思いますw
前橋市の農業委員会の皆さん、引き続きよろしくお願いします〜〜!
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※編集後記※
いやー、前橋まで行った甲斐がありましたw
今日は(も?)気分がいいので、祝杯を挙げたいと思います〜!!
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農業委員会の反撃が結局答えになっているのですね。あーいえばこーゆう攻撃は最高ですね。
改めて勉強になります。徳島では、その農業委員会に賄賂を渡して太陽光発電を施工したという事件が発生しています。
いつかは起こるかなと思った次第です。挙句の果てに農地転用していないところにパネルを設置していたようで、先日は撤去作業の写真が徳島新聞に載っていました。
農業委員会もええ加減ですね。なんで、存在しているかわかりません。
今後のアントレさんの活動楽しみにしています。