<個人的な評価:10点中7.5点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
念願のイカゲームのシーズン2!!!!!!!!
観た!!
観たんだけど・・・・・
短い!中途半端すぎる終わり方!
「ここで終わるの?」と思わず声に出してしまった。もちろん、続編があるのは分かっている。でも、その上映をあえて引き延ばし、視聴者を焦らしてくるなんて…。
制作側の思惑通り、次が待ち遠しい。
今回のシーズン2は、いわば「最終章のプロローグ」や「前半戦」といった感じだ。2025年に公開予定の最終章が、この物語をどう締めくくるのか、期待は膨らむばかりだ。
それにしても、今回の主人公ギフンには少々イライラさせられた。「正義の味方」然とした振る舞いがどうも鼻についた。確かに彼なりの正義感があるのはわかる。だが、ゲーム途中で起こした反乱のせいで結果的に命を落とした参加者もいる。それって、本当に彼の理想とする正義だったのだろうか?
このゲームに参加する人たちは、金銭的な理由でどうしても抜け出せない現実の地獄に追い込まれている。自分の責任と判断で命を賭け、最後のチャンスに望みを懸ける人たちだ。そんな彼らの意思を尊重せず、反乱を起こして「自分の正義」を押し付けるのは、少し理解に苦しむ。
私はどちらかというと、「自己責任」と「因果応報」を重んじる価値観だ。だから、ゲームへの参加を決めることも自由だし、その結果がどれだけ残酷であろうと、それは参加者自身の選択だと思う。現実が地獄だからこそ、このゲームに賭けている人も多いはずだ。
もし理想的な形にするとしたら、やはり「途中で辞める自由」があれば平和だろう。どのステージで辞めるのも本人の判断でいい。ただし賞金は一切もらえない。命が惜しければ途中で退場するし、それにより残った者たちの取り分が増える。この方式なら、誰もが納得できる選択肢を持てる。だが、主催者はあえてそうはしない。「平等」に見せかけながら、「少数派」を突き放す多数決を採用するのも意地の悪い演出だ。この不条理さが、ある意味で『Squid Game』の真骨頂とも言える。
それにしても、今回の仕掛けには少し物足りなさを感じた。No.1の人物が実は内部の人間だったことは、最初から視聴者にわかる。
そのせいか、観ていての緊張感が減ってしまったように思う。犯人が予測できない方が、もっとスリリングで心臓が高鳴るはずだ。
さらに、漁師のおじさんも一目で「怪しい」と分かった。彼の正体が運営側の人間だとしても、そのポジションが今のところ謎めいている。もしかするとスポンサーである「客」の立場なのかもしれない。このあたり、最終章での種明かしに期待したい。
とにかく、続編の公開が待ちきれない。この物語がどのように結末を迎えるのか、そして「絶望と希望」のゲームの真実がどう描かれるのか…2025年の内に早く来ることを願うばかりだ。内容を忘れない内にだ!
シーズン1の感想:
https://fanblogs.jp/alicedarkcastle705/archive/3118/0