<個人的な評価:10点中8点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
かなり面白かった。そして、意外とスッキリするエンド。
ゴシックホラーが好きな人にはおススメ。
史実に存在してたバチカン神父が主人公。
ガブリエーレ・アモルト神父は、実在してたエクソシストだ。
私は仏教徒なので、カトリックからみたら悪魔信仰なんだろうか笑。
でも、不思議だよね。欧米の悪魔とやらって、なんか独特だけど、日本やアジアには、あまり出てこないんだね。アジア圏にも悪魔憑依はあるけど、その地域ならではの悪霊だもん。キリスト教に出てくる悪魔の名前じゃないし。それぞれの国の実際にあった怪奇現象を調べても、やっぱり、国や地域の宗教文化を反映した、怪奇現象がある。日本だと、蛇憑きだとか、狐憑きだとか、そういう憑依はきくけど、それって、神道からくるもの。欧米のと似ているようで違う。狐憑きの人が、俺はアスモデウスだ!とかって自己紹介する事はないし、お前はアスモデウスだ!って言われても、???じゃないのか。
悪魔は、欧米限定でしか出没しないのだろうか。キリスト圏以外の国では、あまり聞かないからね。
どこまで、真実なのだろうか。私は、邪悪な未知なるものは存在すると信じているけど、それがキリスト教のみで説明できるわけはないと思っている。
さて、映画の内容だけど、なかなか面白かった。
ガブリエーレ・アモルト神父はヴァチカンで最強のエクソシスト。
エクソシストへの依頼の中には、本物の悪魔だけでなく、医学的に助けが必要な精神病の人もいる。そういう人達が、悪魔を装っているケースもある。だから、アモルト神父は、悪魔にしかわからない質問を投げかけ、本物の悪魔かどうか見破っていた。
今回の憑依ケースは、母、姉と共に、古いいわくつきの修道院に越してきたヘンリー少年。
この修道院が、古城で、本当に不気味だ。
だが、こういう所に、友達と20人ぐらい、1週間ぐらい滞在してみたい。
パーティー開きたい笑。
でも、3人だけで住むのは怖すぎるよね。
悪魔に憑りつかれたヘンリー少年。
それは本物の悪魔だった・・・・・・・!!
しかも、悪魔の目的は、アモルト神父本人だった!
頼りなくてすぐ死んでしまいそうだなと思った、トーマス神父が実はすごく勇敢で、最後まで頑張ったのが良かったな。トーマス神父がいなかったら、死んでただろうに。
修道院の最悪の秘密も暴かれて、かなりゴシックホラーな展開で面白かったよ。
アモルト神父もトーマス神父も死ななくて良かった!!
あの一家も助かったし。
ハッピーエンドではあった。