<個人的な評価:10点中6点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
睡魔誘導映画。寝たいが寝れない時に見たら、途中で寝落ちするおススメの映画...笑。
1度は途中で寝落ち。2度目は昼に見たからから、睡魔と戦いながら、最後まで観る事ができた。
いや、別に超につまらないというわけではない。それなりに面白いし、先の展開が気になるんだが、イマイチ一味足りない。ただ、アイデアが面白い。コロナがあったからこそ生まれたアイデアだろうな。
コロナ渦の時に制作された映画。コロナ渦の中、Zoomという新しいコミュニケーションツールが一般層にも普及した。これは、Zoomを使って降霊会をしようっていう、ふざけた若者たちにおこる悲劇(?)を描いた作品。舞台はイギリス。新型コロナウイルスの影響によりロックダウン中のイギリスを舞台に、全編がウェブ会議ツール「Zoom」で撮影されたホラーだ。
解説・あらすじ
新型コロナウイルスの流行でロックダウン下のイギリス。定期的にZoomを介して集まっている友人同士のグループが、霊媒師をゲストに招いてZoom交霊会を開催することに。和やかな雰囲気の中、Zoom交霊会はスタートするが、それぞれの部屋で不思議な出来事が起こり始める。霊媒師が除霊を行うも効果はなく、事態はますます激しさを増していく。
まあ、暇つぶしの為に、降霊会をやろうって連中にろくな人はいないけど。
Gemmaって女が一番ムカつくな。Tedって男は一番被害がヤバそうだけど、彼はそもそも参加したといえるの?笑。あのまま、参加せずに終わったら、彼に被害は及ばなかったのだろうか。
まあ、とにかく、予想通り、最後、全員、無事に死亡..................?
ふだけて、お化け屋敷の廃墟にはいって、最後は、全員、悪霊に殺されるというパターンのありきたりなホラー映画。そういった内容は、普通だが...
そういった、ありきたりな内容のリモート版だ。
でも、ZOOMでやってるってとこが、そういうアイデアは面白いんだよね。
最後の最後にオマケで、実際に出演者とスタッフが、撮影前にミーティングを兼ねて「Zoom」で交霊会を開催している様子が映し出される。交霊会では、突然全員の画面がフリーズしたり、霊能者が通信不良で繋がらなくなったり、Gemma役の女優が、部屋の中に人の存在を感じて、少し冷静さを失う(←やらせの可能性大)など、怪現象が起きている。まあ、その怪現象も、全てやらせの可能性も高いけどね。
まあ、実際にホラー作品を制作する側も、アジア各国だと除霊や祈祷とかして、霊をリスペクトする事はあるが、アメリカやイギリスって、そういうのやらない制作側も多そう。
私は、霊の存在は信じているから、こういう交霊会のような事は、遊び半分でやると危険であるので、やらない。そして、映画製作の仕事ならともかく、遊びでやった人は、何がおきても自業自得かな。
とにかく、ZOOMってのが面白かった。SNSもZOOMもそうだけど、いつでも、どこでも、人と繋がれる便利な現代。簡単に繋がれる便利さと同時に孤独の怖さも伝わってきた。
例えば、Zoomは、画面を通じて相手と繋がっているが、ぶっちゃけ、物理的にいうと、単にモニターに向かって1人で話をしている状態だ。通信状況によっては、相手との会話が急に終わる事もあるし、実際に、強盗や悪霊が入ってきても、画面越しの相手は警察を呼ぶことはできても、実際に、その場にいないので、あなたを助ける事もできない。結局、自分の部屋の中で起きた異変には、1人で立ち向かわないといけない状況だから、孤独なのだ。生配信も似ている。物理的には、1人。
物理的に、1人でいるからこそ、危機管理は大切。
そして、物理的に離れていても、相手側に異変を察したら、警察を呼ぶ、電話をかけるなど、瞬時に対応をしよう。急に通信が途切れただけでは警察は呼べないので、できる事は、本人や同居者に電話など、別の手段で連絡をかける事だけどね。