<個人的な評価:10点中8点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
一言でいうと、救いがない終わり方........涙。やっぱり鬱エンドなのかな。
Shelleyと赤ちゃんNadiaには救いというか未来がある終わり方だったけど...
それでも、いっきにSeason 1〜Season 3 まで観た感想としていうなら、鬱エンドではあるけど好きなドラマだった。別にすべての作品に救いを求めてたりハッピーエンドを求めてるわけでもないし、そういう、ありきたりな一般的な少年漫画の最終回エンドのような展開は飽きるので、こういうエンディングでも良いけど...
この最終章では、Annieという新キャラ(Romanの異父姉)が出てきて彼女もUpir。
凄く美人でタイプ。Romanのタイプでもある笑。案の定、最初は姉と知らずに、セックスしてたけど、わかった後でも近親相姦してた笑。Romanは、異母妹のLethaともヤッたし、異父姉のAnnieともヤッた事になるね。
同じ血筋に惹かれるものがあるのだろうか。
Romanは私の一番好きなキャラ。
彼は、とてもComplexで、良い面も悪い面ももっていて、自分の吸血鬼の性にも常にとても苦しんでいて葛藤を抱いている。
母親のOliviaに憎悪を抱いているのに、母親に似てきている面もある。どんどん似てきている。
Godfrey一族は、歪んでいるが、中でも、Shellyは本当に純粋だ。
Shelleyと、Dr.Johann Pryceの関係が本当に好き。
マッドサイエンティストな面もあるけど、人の心もちゃんともっていて、Shelleyへの愛が本物。
最後は死んでしまったのが残念だ。自分の実験体に殺されるというのは、マッドサイエンティストの運命なのだろうか涙。Johannは大好きなキャラ。最後は希望通りの葬儀がおこなわれて、それだけでも少し救いがあるといえるかな。悲しいけど。なんだかんだで、Johannは慕われていたよ。
さて、とことん最後までクズだが、面白いキャラは、Olivia。
クズなのに面白いし興味深い。良い母親でありたいという願望はあるんだけど、願望というよりは建前で、努力もしてないし、本心は子供より自分の事が大事で、自分が生き残るチャンスさえあるなら、子供も犠牲にするというクズ。そう、どこまでいってもクズなのだが、面白いのだ。
Romanはともかく、純粋な心をもったShelleyや、わざわざ自分に会いにきてくれたAnnieとは、努力次第で良い関係が築けるチャンスもあったのに、彼女はしなかった。
たぶん、彼女がそうなったのは、長い長い人生の中で、色々と裏切りなどを経験してきたからだろう。はるか昔、少女だったころ、彼女も純粋で脳内お花畑な時期があったのかもしれない。
長く生きすぎると色々経験するんだろうな。
その経験の中で、きっと、Oliviaは、愛されるという経験より、裏切られたという経験が多いのだろう...
でも、最終回で明らかにされた過去の真実。少女の頃から、疑い深かく人間不信だったっぽい。
最初の恋人を殺したのは、まだ少女だったOlivia自身だった。捨てられる前に殺そう。傷つく前に殺そう。
人を信用できなくて、保身のために、存在を消す。
Men always leave ... というよりかは、Oliviaが男たちを消していっているからね...
クズだけど、気持ちはわからないでもない!
Oliviaは過激だけど、リアルの人間関係でも、フラれる前に相手をふろう。傷つけられる前に傷つけよう。そういう人はいる。プライドが高い人とかそう。Oliviaは自分が愛される自信がないんだよ。でもプライドはとても高い。ずっと昔から。
極度のナルシストなのも、誰も愛してくれないから自分を愛そうとする反動だと思う。
実際はナルシストというより、誰よりも自信がない人なのかもしれない。
人間不信で、そして様々な時代をみてきて、様々な経験もしてきて、それらすべてが、今のOliviaなのだ。
だから、とても興味深いキャラでもある。クズだけど、深いキャラだから、可哀想とさえ思えてくる。
死への恐怖、生への執着、そして、どこまでいっても嘘つきで、ナルシストで自己中心的で、自分が生き残る為ならば、自分が産んだ子供さえも食い物にするという、まさに獣のような女だ。
でも、その心は誰よりも弱く自分に自信がなく、でもプライドだけは高い、そして他人からの愛を拒む悲しいモンスターなのかもしれない。
Annieは自殺をしてしまったね。悲しい。彼女も良いキャラをしてた。
Upirではあるけど、正しく生きたい彼女。
殺しをせずに血を得たり、人に親切だったり、母の事も知ろうとしてたし。
彼女もとても悲しい人だ。
でも、彼女は自殺したけど、けっこう長生きしたよね...
もう十分なんじゃないかな。この世で、彼女の大切なものはもういない。
長い人生の中で、Annieは既に愛をえていた。
違う時を生きているから、彼女はまだ若いままだけど、既にはるか昔に、彼女には愛する夫と娘がいた。
その夫と娘も亡くなった。それでも人になるべく迷惑かけないように、Upirの仲間をみつけて頑張って生きてきた。でも彼女は孤独だったと思う。
そして、きっと、死ぬ前に、自分の家族に会いたかったんだろう。
母Olivia、弟Roman、妹Shelley...
みんなに会えた。OliviaとRomanとは、わかりあえなかったけど、心優しい妹Shelleyとは、わかりあえた。
生きていたら、AnnieとShelleyは、とても仲が良い姉妹になれたのに。
Shelleyも優しくて賢い姉がせっかくできたのに。
Annie...
R.I.P.
Season 3で出てきた新キャラだけど、Roman、Shelley、Oliviaの古くからの親族だし重要キャラでもあるし、芯がある人で苦労人で良い人だから、好きなキャラです。
ちなみに、Seaosn 1やSeason 2では、普通だったが、Destiny は嫌いになった。
性格、言動、行動がすべて生理的に無理ってのもあるけど。
Andreasと出会って、2か月で、結婚というのも理解できないし共感もできないけど、クズフィアンセのAndreasのせいで、PeterにもRomanにも多大な迷惑をかけているんだよね。
そのあとも、しつこい。
婚約者が急に消えたら心配するのはしょうがないけど、しつこすぎるし、察しが悪いし、そもそもお前の婚約者がクズなんですけど...
透視能力がある癖に、婚約者のAndresと一緒に住んでて何も察せなかった頭の悪さ。使い物にならない能力だな笑。Andresは、頭が悪い上に、浮気男だし誠実さの欠片もないし、マフィアに喧嘩をうるし、ドラッグの売人だし、犯罪者の中でもクズ。
それで、Romanを責めるのもオカシイし、逆キレするのもオカシイし、真実を教えても認めたくないメンヘラ女だから、Peterも本当の事は言いたくなかったんだろう。だからといって、隠すのもよくないし、もっと早めにPeterは、真実を彼女に伝えるべきだったけどね。
そもそもマフィアの連中が、まだ甘い方だと思った。
クズAndreasを殺しただけで、チャラだからね。
そもそも、Andreasから先に喧嘩をうったのに。甘いマフィアだよ。
なのに、そのマフィアのボスまで、Destinyがウザくて、しつこいせいで、ぬら衣を着せられて殺されてしまった。Romanのせいだけどね。Romanは保身のために、身代わりに、マフィアのボスをDestiny殺害の犯人に仕立てあげたから。本当に、ボスが可哀想だよ。
Romanの気持ちもわかるけど。
てか、Destinyがウザいんだし。
Andreas と Destinyの、メンヘラカップル、マジでどうでもいい。嫌いです。
まあ、私は、Peterも好きじゃないけどね。
Peterは最後は狼のままか。
死ななかったね。別に死んでもいいけど。こいつも中々のクズだし。
あんまり好きじゃないし笑。
Romanは、最後は死ぬとはわかってたけど悲しい。
彼はOliviaを嫌ってたのに、どんどんOliviaみたいになってた。
彼も、自分なんかが愛されるはずないと思ってたのかな。
Peterに嫌われたくないから嘘をついたり、Destinyを殺したり。
ただ、娘のNadiaがいつも誘拐されて、パニックになってるけど、そんなに娘が大事で誘拐されるのが怖いなら、Nannyなんか雇わずに、ずーっと自分がつきっきりで面倒をみようよ。
誘拐されて、やっと戻ってきたばかりなのに、即Nannyを雇うのか。
Nannyを雇うのは、むしろ、これが普通の家庭なら、わかるし、アメリカではNannyとか一般的だし、私にもNannyがいたけど。
でも、Romanの家庭は特質すぎるでしょ。
仕事(←命令しているだけで仕事してないだろ)が忙しくて他にやる事がある(腐れビッチ&娼婦のハント)のはわかるけど、そんな事より娘の方が大事でしょ。
でも、Romanの娘が大切で愛しているのは伝わるけど、接するのが怖いってのも感じる。
Romanは、自分自身を愛せない人だし、成長した娘に自分がどう想われるのかも怖い。
その恐れがあるから、娘と距離を置いているんだな...と感じた。
悲しい家族だ。
ちなみに、私は、個人的に、Romanの相手は、Letha、又はAnnieが良かった。
兄妹、姉弟の近親相姦ってゴシックっぽいし、中世の王族やヴァンパイアな感じがする。
そういう恋愛は好きだし、血が近いから惹かれあうものがあるというのは神秘的で憧れる。
どこの馬の骨かわからん腐れビッチなんかありえない。
残念ながら、Romanも彼の姉妹も、みんな死んでしまったけど.....
ただ、RomanとShelleyの関係は当たり前だけど最後まで純粋な兄妹で美しいし、それはそれでいい。
そこに変な恋愛感情や性欲が入ったらダメだ。
残念なのは、Shelleyは、自分の母はともかく、兄や姉が死んだ事も知らずにいたのかな。
いや、もう知ってるのかな。
産まれてまもない頃に父を失い、敬愛する父親代わりの叔父を失い、同じく父親代わりだったDr.Johannも失った。Romanは自分が愛されるはずないと思ってたけど、Shelleyは、Romanを愛してたよ。家族として...
そのRomanも失い、せっかくであった血のつながった姉も失った。
赤ちゃんNadia以外の家族を全て失ったけど、Shelleyは、未来を向いて生きるんだね。
正直、Shelleyのパートナーのぽっとでの、ロリコンおっさんはあんまり好きじゃない。
正直者で、昔は犯罪者だったけど、その罪を認めていて、良い人であろうしてるけど。
はたして信頼できるのだろうか。
てか、Shelleyって、まだ未成年では?年齢はわからないけど。
賢い娘ではあるけど、まだ世間知らずだし、大丈夫かな。
それでも、Shelleyが選んだ道なので、3人の幸せを願いたい。
ほぼ救いがない終わりだけど、せめて、ShelleyとNadiaは生き残ったので良かった。
このドラマをShelleyの観点でみると、Shelleyの成長ドラマでもある。
けど成長して親離れをしても、決して家族への愛はなくさなかったし、自分の意思は伝えるようになったけど、変な方向に過激に反抗的になってもいない。
他の作品でありがちな、少し世間を知ったからってイイ気になって、親に対して反抗的になるキャラは大嫌いだけど、Shelleyはそれとは程遠いし、むしろ世界を知って見解を広め、元々賢かったけど、さらに賢くなった悟りを開いたかのようなキャラ。
幸いな事に、彼女はUpirではなかったからか、Romanは破滅に向かっていくのに対し、Shelleyは光に向かっていく感じだった。二人とも大切な人達をたくさん失ったけどね...涙。
とにかく、Shelleyが生き残って良かったし幸せになってほしい。
最高!感動!というほどのドラマではないけど、悲しいエンドでも、とても面白かったドラマなので、評価は10点中8点です。
Characters Ranking from S1-S3
*I'm no big fan of the Rumancek... much prefer the Godfrey in general.
S (Favorite): Roman Godfrey, Johann Pryce
A(Sweet): Shelley Godfrey
B(I like them): Letha Godfrey, Annie Archambeau, Alexa Sworn, Alyssa Sworn, Jenny Fredericks, Klaus Blinsky
C(Neutral): Marie Godfrey, Lynda Rumancek, Tom Sworn, Michael Chasseur, Isaac Ochoa, Milan Faber, Aitor Quantic
D(I don't like her but very interesting character): Olivia Godfrey
E(I don't like them): Peter Rumancek, Norman Godfrey, Clementine Chasseur, Miranda Cates, Arnold Spivak, Galina Zheleznova Burdukovskaya
F(I really don't like them): Destiny Rumancek, Andreas Vasilescu
G(I hate her): Christina Wendall
H(Worse than hate! DUSGUSTING!..if this is ASoIaF&GoT, this would be Lyanna Stark): (Fortunately none in this show)