『The Favourite
(女王陛下のお気に入り)
(2018)』
(女王陛下のお気に入り)
(2018)』
<個人的な評価:10点中6.5点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
あらすじ
18世紀初頭、英国はスペイン継承戦争でハプスブルク家(オーストリア)側に付き、フランス王国との戦争の渦中にあった。しかし、アン女王は健康状態が思わしくなく、親友である側近のマールバラ公爵夫人サラを公私にわたって頼っていた。サラは宮殿内に私室を持ち、女王の寝室への隠し通路と扉の鍵も与えられていた。サラは女王とは少女時代からの親友であり、サラは女王を『アン』や『ミセス・モーリー』と、女王はサラを『ミセス・フリーマン』と互いに呼び合い、さらにサラは女王に屈託のない意見を述べ、時には女王を平手打ちにしたり貶すことさえあった。そんな中、没落貴族の娘アビゲイル・メイシャムはサラの縁故を頼って宮廷へ上がり、女中となる。
個人的な感想としては、普通。
歴史コメディ映画の部類だが、個人的に、後半とかダークな面もあると思う。
主要キャラの誰かが死ぬわけではないけど、後味は、あまりよくない映画だ。
アン女王は、悪い人ではないが、情緒不安定すぎて、君主に向かないと思う。
サラは権力にぎりすぎ。
アビゲイルは、小賢しい。
最初は普通に優しい娘だったのか、宮廷にいるうちに、どんどん性悪になっていく。
ああいう環境にいると、そうなってしまうのか。まあ、そこが人間らしいが、最後、彼女はそれで幸せなのか?いや、決して幸せではないだろう。でも、とりあえず、しばらくは安定した生活?ができるだろう。
長く続かないと思うけどね。性悪さは、いつかバレるものだ。動物虐待してたし。
それにしても、アン女王。精神的にも肉体的にも辛そうで、ちょっとみてられなかった。