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2018年08月25日

手打ちそばをあじわった

ひさしぶりに「あじわった」という感じがしました。そのそばがこちらです。

IMG_0416.JPG

わたしが食べたのは信州で手打ちにされた国産そばです。二八そばと十割そばで、食べ比べてみました。いずれもおなじところでつくられたそばです。

宅配でとどき梱包をといたときからすでに手打ちそばの粉のいい香りがしてきました。冷凍でとどくので風味がほとんど落ちないそうです。これを40秒ほどたっぷりのお湯でゆでてくださいという説明書きでしたので、きっかりその時間でゆでで、冷水に取り出しました。軽く手洗いしてぬめりをさっとおとし、ざるにとりすぐに撮影。

IMG_0422 (3).JPG

こちらは二八そばのほうですが、すでにそばの色をしています。まえもって準備していた小ねぎと大葉を刻んだものを添えて(トッピングものりなどが添えられていました)いただきました。食べる前に大急ぎで撮影しました。しっかりしたそばだなという見ための感想です。一口食べた印象もそのとおりに感じられました。

添付の冷凍だしをまえもって冷蔵庫で時間をかけて溶かしそのまま使いました。じゅうぶん冷えているので、すぐに食べられました。口に入れると二八そばとはいえしっかりとした歯ごたえで、のどごしはわりとしっかりしている一方でつるりと入っていきます。

あと口にはふわっとそばの香りがしてきました。想像していた以上に存在感のあるそばで、添付のだしもけっこうしょうゆがしっかりした濃厚なものでしたが、そばはそれに負けておらずバランスが感じられました。九州在住のわたしにはだしがもう少し甘いほうが好みではありますが、それでもおいしく食べられました。

存在感がそばに感じられたので、のこりのそばをべつの食べ方をしました。ちょうどお昼時だったこともあり、いっしょに肉じゃがを食べていました。そこには豚のだしが出ています。まさかとは思いましたがそこへそばを入れて食べてみると、「なかなかいける」と思いました。

邪道かもしれませんがそばがしっかりしているからこそ、できることだと思います。いろいろとこのそばを料理にアレンジできるのではないかと思いました。

さて十割そばのほうです。こちらは二八そばよりも明らかに色が濃いことがゆであがるとわかりました。そしてそばを水洗いしているときから感触が少し違いました。

口に入れると、二八そば以上に口の中で存在感がありました。でもそれはそばの麺としての性質をそこなうものではなく、むしろそばの範疇にあるものだと感じられます。実直な味と風味といったところでしょうか。そばを風味とともに味わいたいときにはとてもいいです。個人的には好みです。

まとめますといずれのそばも甲乙つけがたく、ふだん使いのそばとくらべると格段のレベルの高さを感じました。その日の気分によっていずれかのそばを選んで食べたいなというのが今日味わった感想です。
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山の麓の田舎そば 輔丸

タグ:手打ちそば
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