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2021年07月19日

引き際

母親の癌治療費は

合計で百五十万円くらいだった。

退院前に、当時の担当医から

好きなことをさせてあげてください!と

言われたことを今でも忘れない。

私は何もしてあげられなかった。

自宅療養の為のベッド購入さえも

買い渋った。

理由の一つに、辛い思い出の品を

残してほしくない、そんな思いがあった。
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けれど、理由の殆んどは金銭問題。

なるべく安く、リーズナブルなものを、

そう考えていた。

レンタルでも良かったのだが

それすら高いと考えた。

結果、お医者様に宣告されたよりも

少し短い命となった母。

ベッドのレンタルは決して高いものでは

なかったのだ。

その方がもっと快適に過ごせたはずだ。

何一つ、母親の余生について

親身になって考えたことはなかった。

とんでもないバカ息子だ。

治療費、療養費は命尽きるまでのもの。

ある程度、先を宣告されていただけに

お金の使い方にも「引き際」が必要だった。
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posted by satorich at 19:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 治療費

2016年08月24日

細胞レベルで光エネルギーを化学エネルギーに変換してがん細胞だけを破壊する治療法

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光線療法
光線療法と聞くと、皮膚がんを連想されるかと思います。
光線は体表面にしか到達しない為に、深部の治療を行う
ことは不可能でした。

しかし、この光線療法の欠点を補うために、超音波が使用され始めた
のです。これはごく最近のことです。

この超音波を使用した療法であれば、深部のがんの治療が可能となり
ほぼすべての癌に対して治療を行うことが出来るようです。

これは、「光ダイナミック療法」と言って
細胞レベルで、光エネルギーを化学エネルギーに変換することが出来て、
これががん細胞だけを選択して破壊するという画期的な療法です。

段階としては、まず感作剤を投与します。
感作剤は、がん細胞のみに取り込まれ、
正常細胞からは素早く排出されます。

感作剤は、光+超音波ビームによって活性化されることで
高エネルギー分子に変わり、フリーラジカル酸素とその他の
ラジカル酸素を生じます。


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高い治療費
このフリーラジカル酸素とその他のラジカル酸素が
細胞レベルで、がん細胞のみを破壊するそうです。

私の母が患った非小細胞肺がんにも適用することが出来ますが、
母はもうこの世にはいません。
しかし、仮に母が現在も治療中だったと仮定しても、
治療費が高くて手が出たかどうかはわかりません。

気になる治療費ですが、これら一連の治療は
現時点では保険適用外で、光+超音波ダイナミック療法ですと、
129万6千円と、かなりの高額となっています。
治療回数は6回の治療で1クールとなっています。

・・・民間人には中々手を出しづらい金額ですよね・・・

しかし、抗がん剤治療や放射線治療は依然リスクが大きく
治癒の確率も決して高いものとは言えないのが現状です。

現代医学の進歩により、
いつしか癌はもはや不治の病ではなくなりつつある・・・
しかし、その反面で癌の羅患率が上昇し
2人に1人ががんになるという時代になったのもまた事実。

こういった治療についていち早く保険適用がなされる日が
来ることを願います。

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posted by satorich at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 治療費

2016年07月11日

抗がん剤を受けて良かったと思った日





薄くなった腫瘍

3クール目直前の抗がん剤効果の確認が出来なかった為
今回4クール目直前の検査確認となった母。

この日は家族も呼ばれ、残りの治療も含めて
今後の流れについての確認も行われました。
今後の流れと言っても、至ってシンプルです。

細かい説明を抜きにすれば、それは抗がん剤を続けるか続けないか・・・です。
悲しい現実でもありました。

まずはレントゲン写真の確認
治療開始前(約4か月前)のレントゲン写真と見比べながらの説明
ですが、説明が始まるよりも先に写真が目にとまりました・・・、
見てすぐに違いにわかるほどの効果に、驚きを隠せませんでした。

母の肺腫瘍は大きなものこそないのですが、小さな腫瘍が肺全体に
ちりばめられたように広がっている状態でした。
その腫瘍が少なくなっていて、消えたものもあれば
薄くなったものもありました。
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現状維持以上

治療開始前は、がんの状態が現状維持なら「良し」としようと思っていた。

ふたを開けてみれば、効果歴然!!
こんなこともあるのかと、目を疑ったほどでした。

大きめの腫瘍は小さくなり、小さなゴミ粒のような腫瘍は
薄くなっていた。
中には消えているものさえあったのでした。
全体を見回すと明らかに写真の白い部分の面積は
少なくなっていました。

母の病名は「非小細胞肺がん」
〜当時手渡された用紙には〜
ステージWの予後は、治療をしなければ3か月〜・・・
治療をすれば6か月・・・

1年以降生存は、%表示で早見表になっていて、
5年以上の生存率は数%となっていました。
あくまでも確率の話です。

この時すでに病気発覚から半年以上経っていました。
抗がん剤治療が効いていることが確認された時、
更なる効果に期待が膨らんだことを思い出します。
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posted by satorich at 21:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 治療費

2016年06月14日

がんの治療費の目安を知りたい方へおススメのサイト

治療費は部位や種類によって異なる




当たり前のことですが、がんは種類だけでなく、患部とその病状や病期によって
治療方法が大きく異なります。
そのため、同じがんでも掛かる治療費が全く異なるということが
発生します。

私の母は非小細胞肺がんを患い、病期はステージWでした。
脳内に遠隔転移していた為に、摘出手術と放射線治療を受けました。
その直後に、抗がん剤治療を受けました。

実際に家族ががんという病気になって初めて身近に感じるという
ことになりました。
今までは対岸の火事だったのだなぁ・・・とつくづく感じました。

自分が「がん」となり、今後の治療費を工面する必要が発生した時、
家族が「がん」になったことで、どれくらいの治療費が掛かるのか
気になったりなどで、治療費を調べたくなる状況となると思います。

がん治療費.com
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おすすめサイトは、がん治療費.comです。
それはそれは細かく載っています。
部位別がんの治療費から、抗がん剤の治療費、緩和ケア治療費、自己負担額について、
セカンドオピニオンについてや脱毛のケアと対策まで・・・

知りたいことの目安となることは間違いないと思います。
早速話が逸れましたが、治療費についてはトップページの
冒頭に、部位・種類を選択する項目があり、その横に進行度(ステージ)
を入力する欄があります。
結果は速攻で表示されます。

もっとも、殆どの皆さんが公的保険に加入しているはずなので
自己負担額を超えることはありませんし、自己負担額以上に支払って
しまった時は、申請すればその分は支給されます。

高額療養費制度ですが、支給されるまでに数か月かかりますので、
まとまったお金を用意できない可能性がある方は、あらかじめ
限度負担額適用認定証を毎年申請交付しておくことをお勧めします。

限度負担額適用認定証は、病院窓口で支払う時に同時に
高額療養費が支給される仕組みです。
但し、外来治療と入院治療では窓口が異なりますので
同じ月に入院と外来が発生した場合は、支払った額の合計額が
限度額を超えてしまうことがあります。

面倒ですがこの場合も申請すれば、後日支給されます。

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posted by satorich at 20:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 治療費

2016年06月02日

肺がんステージWの治療で1年・・・実際に掛かった治療費。

母が患った病名は「非小細胞肺がん(腺癌)」です。
発見時、脳転移が認められた為、病気は「ステージW」。
・頭部検査各種(最初の入院先では脳腫瘍疑いのみ)
・全身検査(転院先にて肺がん発覚)
・転移性脳腫瘍の摘出(頭蓋内腫瘍摘出手術)
・頭部放射線治療(全脳照射)
・肺がん治療(抗がん剤投与)





現代においてがん患者は3人に1人という数字が
がんが現代病の代表格となっていることを物語っています。

医学の進歩により、がん=死、というイメージから
がん=治るというイメージに変わりつつある近年では
その流れに合わせるように、がん保険も進歩しています。
私は国民共済に加入しているのみで、それ以外の保険には
加入していません。

もちろん外資系の保険も入っていません。
恐らく今後も入らないと思います・・・。
皆さんはどのような保険に入っているのでしょうか?

結局は保険なので、個々の考え方次第だとは思います。
私の母は外資系のがん保険に月々5千円の掛け金を掛けて加入していました。
掛かった治療費

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最初の入院は3週間で20万円支払いました。
この時は手術はしていません、検査のみです。
意識障害で緊急搬送された母には脳疾患の疑いありでした。
カテーテル検査や造影剤投影、CTにMRIなどいろいろな検査を受けましたが、
脳腫瘍疑い以上のことはわからず、大きな病院に転院の運びとなりました。

治療費に差額ベッド代、食費などを合わせて約20万支払いました。
健康保険限度額適用証の交付が間に合ったので、高額医療費の請求をせずに
済みました。

転院先では2か月と10日間の入院となり、両方で連続3か月間の入院と
なりました。
結局、退院するまでに支払った合計額は合計60万円を超えていました。
母の加入していた保険給付金は日額5千円が最長60日という契約。
約半分の30万円が給付されて助かりました。

その後、毎月の外来通院で抗がん剤治療が続き、抗がん剤治療を
停止した後でも緩和治療を受ける為に通院は続けました。

母は病気発覚後、1年で永眠しました。
最期は病院でした。
合計で150万弱の治療費が掛かりました。
この治療費が高いのか安いのか、打倒なのかはわかりませんが、
医療費控除を受けるために申告窓口に行ったときは
合計額に驚きました。

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posted by satorich at 20:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 治療費

2016年03月24日

薬代を電子マネーで支払う

ポイントカード




市販の風邪薬などの購入に”Tポイント”などのポイントカードを
利用するのは当たり前の時代・・・なるべく5倍デーに購入する
などの工夫をされていることと思います。

このシステムが薬局でも使えたら・・・
などと考えたことありませんか?

処方された薬は、薬局で調剤してもらいますので、
定期的に通院している方は、毎回一定額の薬代が掛かります。

一生薬を飲み続けなければならない方も少なくありません。
そこで・・・薬代の支払い方法を工夫して、
なるべく負担を軽くする方法をご紹介します。


”イオン”の調剤薬局で”WAONポイント”
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大手スーパーである”イオン”の中にある調剤薬局なら、
医師の処方箋による薬の代金支払いに、電子マネー
である”WAON"を利用することが出来るようです。

これなら他のお買い物と同様に、200円で1ポイントがつきます。
イオンのクレジットカードも同様に、200円で1ポイントの
ときめきポイントがつけられます。

最近では一般の調剤薬局でもクレジットカード払い対応の流れが
出来つつありますので、まずはご近所の薬局からサーチしてみては
如何でしょうか?


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posted by satorich at 20:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 治療費
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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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