2017年10月30日
東京モーターショー2017 レクサス以外の気になる車!
まずはみんな注目していた、マツダブース! 今回はVIPラウンジがあったりとずいぶんマツダもブランドイメージが高まったなぁと思います。
このクルマ(VISION COUPE)は無駄なラインがなく、とてもかっこいいんですけど、ライト類が細くて個人的にはちょっと物足りませんでした。
マツダがついにFR車を発売するのか、また果たして市場に受け入れられるのかという点は心配ですが、国産車は大部分がトヨタ(レクサス)と一部を日産車しか選択肢がありませんので、魅力的なクルマの開発には歓迎したいところですが・・・
同じくマツダの、「魁 CONCEPT」次期アクセラと思われる車両。
ひと目でマツダ車とわかる現実的なデザインでとてもカッコいいと思いました!
私は現行レクサスのデザインが好きですが、国産車ではマツダが一番デザインのいいクルマを発売していると思います。2台持てるなら2台めはマツダのクルマにしたいなぁと思います。アクセラはコストも重要と思うので、このデザインのどの部分を割り切って現実的な仕様とするのかにも注目したいです。そして、非常に注目を集めている、次世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」の採用も含めなにかと話題の1台です。
また、非常に評判の悪かった、マツダ・コネクトが次世代型となるようで、こちらも期待したいところ。
当方はナビ類やインフォメーションディスプレイ関係の出来が悪いとそれだけで購入意欲が減退するのでそういうところはきっちり作り込んでほしいと思います。
三菱のコンセプトカー、e-evolution。
都市型SUVとしてはかなりカッコいい!ガンダム好き世代に刺さります。
コンセプトカーではありますが、これに近い形で発売されると魅力的ですねぇ。
輸入車ではBMWブースの「8シリーズコンセプト」がダントツのかっこよさ!
当方はBMWでのキドニーグリルデザインが正直好きではありませんが、この8シリーズや次の次期Z4では気にならなくなりました。うーん、正統派なかっこよさですね。車格的にはレクサスLCの上になると思いますが、これに最新テクノロジーが加わると思うと、気になる1台です。内装もかなりオシャレでした。
トヨタ・スープラと兄弟車という噂の新型Z4。まだ発売までは少し変わりそうですが、非常にオシャレでした!
左右で違うシートデザインや、大画面の液晶モニタなど先進的な部分も多く、発売が待ち遠しいです。
audiブースは、新型A7の展示がないのが残念ですが、「Q8コンセプト」がなかなかのかっこよさでした。
Q7のクーペ版ということでおしゃれな感じです。BMWでもそうですが「8」のつくモデルはカッコいいですね。
ドアミラーは現実的な物理ミラーでした。ただQ7やBMWのX6などもそうですが、この大きさは日本ではなかなか厳しいでしょうね〜
忘れてはいけない、トヨタ・クラウンコンセプト。
クラウンはどんなモデルを出しても賛否両論になりますが、この新型は現行モデル(稲妻グリル)のような奇抜さはなく、私は素直にカッコいいと思いました。また、クラウンにつきまとう「おじさん臭さ」が払拭されていると感じました。
新型LSのように後部座席後ろにも窓がある6ライトという形状のようです。
車両後方のロゴや、王冠マークなどがない、ロイヤル・アスリート・マジェスタといった区分がなくなる(と言われている)ことからも従来のクラウンファンには寂しさがあるかもしれませんが、新時代のクラウンという感じがします。
肝心のパワートレーンをとにかく知りたいですね!
クラウンコンセプトについては、「ワンダー速報」さんでかなり詳しくレビューされています。
http://drumsyos.blog.fc2.com/blog-entry-1848.html
なお、当方が行った日は、ステージ上に上がっており、内装の確認はできませんでした。
ワンダー速報さんの記事と各自動車関連サイトの内装写真を見る限りは、内装に関しては価格相応にコストダウンはしている感じで、このあたりは今後登場予定のレクサスESと差があるポイントと思います。(特に樹脂部分の仕上げとスイッチ類の質感は残念)
でも一番いいなぁと思ったクルマは、ホンダのEVコンセプトカー。(Honda Urban EV)
各社ともAIを搭載した似たようなEV・FCVのクルマを発表していましたが、そのファニーなフェイスを含め一番すきになりました。各社ともヘッドライトが「目」のようなデザインになり、バンパーに文字や絵を表示させるというものが多かったです。なんか欲しくなるデザインと目新しさです。
発売までのハードルは高いと思いますが、2020年代を予感させるクルマでした。
今から10数年前のモーターショーはこういうクルマもよく展示されていたように思いますが、ようやくその頃のクルマ少しずつ実現されそうな感じですね。