石橋を叩いて渡る?トヨタ自動車が正式採用した「アルミテープ」はSNSや一部の自動車ジャーナリストが取り上げたことでユーザー間にも徐々に広がっているように思います。
本日(9/27付)のインプレスcar watchに本件に関する、比較的詳細な記事が掲載されていました。
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/impression/1021904.html
アルミテープは新型「86」で開発陣が大々的にPRしたことで一気に話題になりましたが、その他の車種でも密かにバンパー裏などに貼り付けされているそうです。(レクサスでも新型RX等で貼付け済み)
効果は主に空力向上による直進安定性の向上によるもので、上記リンクでも「確かに体感できる」との結論にいたっています。また開発陣からは、。「ニュルブルクリンクでLFAのアルミテープ装着車、非装着車でタイムアタックすると1周あたり7秒近く変わるのではないか」とのコメントもあったとか・・・
今回は余計なコストをかけない(はず)のトヨタ自動車がわざわざ純正品として「アルミテープ」を備えているということがポイントとなっていますが、トヨタ自動車のプレゼン資料および上記carwatchの記事でも詳細な理論は明かされていないようなのでモヤモヤ感は残りますね。
今後、自動車ジャーナリストや専門家のコメントも徐々に出てくると思いますので、個人的には今後も注目したいテーマの一つではあります。
アルミテープについては部品番号も設定されており、トヨタ共販でも販売しています。
(ネット上でもamazon等で販売しています。ただし、実際は車種等により適合可否が異なりますが・・・)
車種により異なり、1枚あたり500円〜1000円前後の模様。:]
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本当に効果があるとすれば素材は純正品で無くても大丈夫と思いますが、剥がれないようにするためにも純正品の方がより確実と思われます。(なお、純正品は、3M(スリーエム)との共同開発で生まれたもので導電性に優れたノリを使っていることで、家庭用のアルミホイルを使用したDIY施工は難しいと思われます)
振り返ってみると、今から10年ほど前、「アーシング」ブームがありました。
純正の比較的細いアースケーブルでなく、極太のケーブルを追加したり、コンデンサを間に噛ませたり・・・
エンジンルームの特定部位にトルマリンを巻きつけたり・・・
確かに私自身「おっ、体感できるかも?」というものもありました。
また、SEVなどに代表される、「謎の金属を貼るだけ、置くだけ」というものも人により「体感できる」、「別のクルマになったようだ」という方もいれば、科学的根拠がなく「プラシーボである」という意見もありますね。(私的には後者の方が主流と思われますが・・・)
その他、たとえばメーカーの広報資料に、「ドライブモードセレクトで足回りも変化します」と実際は変化しないのに、誤記載があった場合、ドライブセレクトモードを切り替えたことで「足回りが変化した!」というインプレッションをもつ自動車ジャーナリストもいらっしゃるぐらいですし、「先入観」やその他の要因により体感できると感じることは誰にでもあることだと思います。
これまでは、わずか数千円で体感できるものならば「メーカーが純正で採用しているはず」という意見は確かに説得力があり、結局のところは個人のフィーリング(プラシーボ)によるものではないか、と私自身感じていました。
しかし、今回の「アルミテープ」が本当に体感できるものであれば、金属や樹脂)(正直、樹脂かつ内装部品であるステアリングコラム裏については????と感じますが・・・)に何らかの物質を貼り付けるとことで「全く無意味である」とは必ずしも言えないのでは、と感じました。
(十数年にわたりこのような製品が販売が継続されているということはやはり何らかの効果があるということなのか?)
果たしてこのような動きが今後他のメーカーにも広がっていくのか?
本当に効果があるのならば、アフターマーケット・カスタマイズ市場が盛り上がるように思います。