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2013年12月23日

【都立中高一貫校】合格の近道=「過去問をトコトンやって知り尽くせ!」




  
★ 暗中模索の中で一筋の光明

今回は、親子でどのような勉強をしてきたかを、なるべくテクニカルに話してみたいと思います。

その前に、どのように受検勉強を進めて行ったかを、あらまし話しておきます。
(これを説明しておかないと、なかなかテクニカルな話もできないと思うため。)

まず、受検勉強を始めた6年生の4月から受検前の1月まで、勉強のスタイルで区分すると、大きく2つに分けれます。

〇 4月〜7月(4か月間):親子だけで、通信教育・予習シリーズ中心に学習
〇 8月〜1月(6か月間):個別指導塾に通い出し、都立中高一貫校を中心とした様々な中学校の過去問、作文を中心に学習。又、家では、通信教育を継続。

そうです、最初は親子のみで受検を突破する心意気だったのですが、やはり勉強の仕方がよくわからないのと、私は仕事もありますからなかなか十分に子供の勉強を見てあげることができない為、夏休みの途中から近所の個別指導塾に週2回(2時間X2回)通うことにしました。

この個別指導の塾は、受験向けの塾ではありません
どちらかと言うと、世間にありふれた、小・中・高校生が学校の勉強を補完する目的で利用する塾で、塾に入る前に都立中高一貫校に受検したいと言ったところ、次のようなことを言われました。

「基礎学力がなく、合格の可能性がかなり低い場合は、受検はやめた方がいいでしょう。受検で失敗すると、お子さんによっては自分に自信をなくしてしまうこともあるので、少し慎重に考えませんか。2週間でお子さんの実力を見極めさせてほしい。」と、言われました。

ある意味、6年生の夏休みに、中学受験専門でない塾にフラフラと入ってくる親子に、塾側も不信感を持ったのでしょう。

その見極めの結果は、幸い、「受検レベルの応用問題にはなれていないが、基礎力はありそうなので、頑張れば可能性はあるかもしれません。」でした。


★ 過去問を知り尽くす

このような感じで、4月〜7月を暗中模索を繰り返してきた助走期間とすれば、8月以降はエンジン全開の全力疾走期間だったと言えます。

また、塾の先生と相談して立てた勉強方法は次のような感じでした。

〇 4〜7月の間に行ってきた勉強の内、一部通信教育のみを継続し、あとは止める。
〇 塾では、塾で用意する問題集に加え、様々な中学入試の過去問をたくさんやっていく。特に、都立中高一貫校の過去問は、何度も繰り返しやっていく。
〇 作文対策として、とにかく文章を書く訓練をする

塾の先生は、息子が受検予定の(現在通っている)学校の過去問を短期間で分析し、とにかく「算数の応用力」と「文章で自らの考えを表現する力」をつけることに力を注ぎましょうと、先生から説明がありました。

このあたりは、私自身も過去問を解いて実感していたところであり、やはり決め手は「算数」なんだろう、そして次は「作文」なんだろうと納得したものでした。

そして、家では、今まで行っていた予習シリーズなどを止め、Z会の通信教育だけを塾の宿題の合間に行うようにしました。
Z会の通信教育だけは、塾の先生も良い問題が多いから継続した方がいいと言っていましたし、私も算数の力をつけるのには最適だと思いました。

ここまで読んで頂いて、都立中高一貫校の問題を何度も繰り返しやるということに疑問を感じた方がいるのではないかと思います。
実は、私も過去問は最後の確認でやる方が良いのではないかと塾の先生に聞いたのですが、塾の先生はそれよりも志望校の問題傾向を良く知ることの方がはるかに大切なので、体にその傾向が染み付くまでやりましょうとの答えでした。

合格の近道は、「過去問をトコトンやって知り尽くせ!」ということです。


★ なかなか結果が出ない日々・・・

上記の通り、夏休み途中から、勉強スタイルを塾の指導通りに変え、過去問などを積極的に取り入れた形に変えました。

子供の様子を見ていても、ただ単調な問題集をやっているよりも、過去問にチャレンジしている方が、知的好奇心が刺激されるのか、勉強に集中できているような気がしました。

ただ、時々その様子を見てみましたが、最初の頃は「これは合格からほど遠いな・・・」と思わせるような解答ぶりだった記憶があります。
まあ、受検勉強を始めたばかりでは、そうそう簡単に解けない問題揃いだということです。

また、塾の勧めもあり、 公立中高一貫校対策テストなるものを何度か(記憶では2回)受けましたが、これもまた惨敗続きで、結局は偏差値50以上を取れずに終わりました。

しかし、この 公立中高一貫校対策テストの結果を見て、私たち親子はガックリだったにも関わらず、塾の先生は「これはあと数か月頑張れば合格できるかもしれない」と言ったんです。

その理由は、公立中高一貫校対策テストを構成する適性検査Tと適性検査Uの出来具合い、また適性検査Tの結果分析にありました。
息子は、このテストでは、適性検査Uの作文が全くできず、ほとんど点数がとれていなかったんです。
作文に慣れておらず、初めてのテストでは、下書きをしている間にテスト時間が終わり、白紙で提出したり、2回目のテストでも時間が足りず、1/3程度しか書けずに終わりました。
一方で、適性検査Tの方は、平均を若干上回る点数を取っており、特に数字による論理力・分析力を問う問題はかなり出来が良かった(逆に、社会や理科で私立受験の勉強をしていないと解けないような問題はことごとく落としていた・・・)ことから、塾の先生は「いける!」と判断してくれました。

そして、塾の先生からは、次のようなことを言われたのを覚えています。

〇 数字による論理力・分析力が高いのは、都立中高一貫校を受ける上で絶対的に有利なので、この部分は引き続き過去問でもっと磨きましょう。
〇 作文は、能力云々以前に時間内で文章を書くことに慣れていないので、今以上に訓練をしていきましょう、一週間に数度、これを1〜2か月行えばかなり出来るようになるでしょう。


★ 習うより慣れろ!

この公立中高一貫校対策テストの結果に基づいて、とにかく、過去問と作文をひたすら繰り替えず日々をしばらく過ごした記憶があります。

その後も同種のテストを受けたいと思いましたが、サッカーの試合と重なり、これ以降は実力を計るテストは受けませんでした。

でも思いましたが、作文と言うものは、確かに書けば書くほど慣れてくるものです。
少なくとも、ある一定の表現レベルまでは、練習を積むことで達成でき、試験の時間内で規定の文字数分は書けるようになります

息子の勉強の様子をたまに見ていて、受検前の冬休みを契機に、作文だけでなく通常問題も一気にスラスラと解答できるようになったと思います。

しつこいぐらいに繰り返し行っていた過去問との格闘や、作文の実践訓練が、受検1か月前になんとか実を結んだように思えました。

塾の先生も、受検当日に実力を出し切れば合格できると思うと言ってくれるレベルにまで、最後は達成できました。


これから受検の皆さん、学力は受検前日まで伸びます

これは、息子を見ていてそう実感しました。
特に、受検前の冬休み以降は、今まで勉強してきた内容が、頭の中で線で結ばれ有機的に結合し、実力がグンと上がる時期でもあると思います。
最後まであきらめずに、頑張ってください。
 


 
  

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以上  
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過去問・両国.jpg
この記事へのコメント
大変分かり易く詳細をありがとうございます。
目の前のものだけを見て、焦り、悩み、本来目指すべき所や、やるべきことを見失いつつありました。
塾に任せきりではなく、家族みんなで娘にとってベストな方法を考えていこうと思います。

いつ頃、どのようなことに取り組んだのか、塾との関わり方など、とても参考になりました。
過去問の大切さは身に染みました。
実際に合格された方の取り組みを教えていただけたことは本当にありがたく、感謝の気持ちでいっぱいです。

前へと進む力をいただきました。
ありがとうございました。
Posted by 悩める母 at 2018年02月25日 02:52
悩める母さま

コメントありがとうございます。
 
なるほど、勉強方法に悩まれているということですね・・・。
それにしても、塾では、映像で勉強するんですね。
ある意味で最先端の方法かもしれませんが、個人的にはそれで本当に学習できるのだろうかと思ってしまいます。
 
まあ、映像授業の方はさておき、私の子供が取り組んだ勉強方法の話をしたいと思います。
 
私の長男の場合、受検勉強し始めたのが小学6年生になってからです。
最初は、予習シリーズとZ会(私立中受験向け)の算数と国語に、自宅学習で取り組みはじめました。
しかしながら、私も妻も仕事があるので、なかなか自宅学習というのは難しい(子供の質問へタイムリーに答えられない)こともあり、夏休み前(6月ぐらい)から、近所の個人経営の小さな塾に指導をお願いしました。
もちろん、小さな塾ですから、先生は都立中の受検生を指導した経験はなく、都立中受検向けの教材やノウハウもありませんでした。
 
塾に通い始めてからは、予習シリーズはやめ、Z会と塾で準備してくれる課題のみをひたすら行ったという感じです(Z会は受検まで私立中学受験向けのコースでした)。
また、塾の方では、熱心に都立中の適性検査問題を研究してくれまして、その傾向に沿った様々な問題を準備してくれましたので、それに取り組んでいました。
 
そして、秋(10〜11月)以降は、ひたすら、都立中の過去問に取り組みました。
それこそ、11校全校の問題を、何度も何度も解きました。
この過去問を徹底的に解くことは、塾の先生の方針でもありましたし、私自身も自分の経験から良いと思ったものです。

このような感じで、秋口までは基礎学力を伸ばすことに、秋以降は適性検査問題に如何に慣れるかということに、意識を払いました。

少しでも、参考にしてもらえるとうれしいです。
頑張って下さい!
 
Posted by gogo(ブログ主) at 2018年02月24日 12:13
はじめまして。
塾の選択、勉強方法が本当にこれでよいのか悩みに悩んでおります。

6年生のはじめ、予習シリーズとz会は私立向けのものに取り組まれたのでしょうか?
差し支えなければ、教えていただけますと大変ありがたいです。

現在、塾の方針が、まずは私立向けの学力をつけてから、適性対策に入るとのことで、私立型の勉強、宿題に追われ、消化できていない状況です。
塾では、映像授業を見て、一人で理解し、塾で演習も一人で取り組み、丸つけも映像を見て一人でしています。宿題は親と取り組み、塾の先生は丸つけはしてくれますが、全く指導はありません。理解、定着も親がしっかり関わらないと難しい状況です。

長々とすみません。このまま詰め込む私立型の勉強を中途半端にやるよりも、志望校に絞り込んで対策をした方がいいのでは、と考え、調べはじめた矢先、ブログを拝見し、失礼ながらコメントさせていただきました。

通信を中心に親子で基礎知識をつけた後に、塾で適性を見てもらうことを考えていますが、z会、四谷、ベネッセの資料を見て、どのコースがいいのか、決めきれずにいます。
どの講座を受講されたのか、教えていただけると大変助かります。
お手数をおかけして申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

Posted by 悩める母 at 2018年02月23日 12:11
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