2013年12月24日
【都立中高一貫校】ズバリ、生徒の学力レベルは?
★ 合格した子供達の学力はどれぐらい?
今回は、都立中高一貫校に入学した子供達の実力とその後の成績推移を書いてみたいと思います。
しかし、私は保護者会等で得る情報(しかも妻経由)をベースにしか語れませんし、子供が通う中等教育学校のことしかわかりません。
この状況をご理解頂いた上で、読んで頂きたいと思います。
まず、都立中高一貫校では、1年に2回程のペースで中高一貫校の中学生向け全国テストを行っています。
これは、全国の中堅以上の中高一貫校であれば、ほぼ実施しているようで、各生徒・各校の学力の立ち位置がわかるというものです。
息子の都立中高一貫校でも、入学後すぐに1回目の当該全国テストを行っています。
又、それ以降、半年毎にこのテストを繰り返していきます。
息子の都立中高一貫校に入学してくる子供達は、昨年度までは、入学時点で偏差値が50代後半になることが多かったようです。
ただ、今年入学した子供達はかなり頭が良くて、偏差値は60代前半のようです・・・。
(凄いですね、あと6年経つと東大に二桁など十分にあり得ると思います、まじめに・・・。)
このレベルから見ると、昨年度までの都立中高一貫校は、競争率の数字は凄いですが、実体は中堅〜難関校の中間ぐらいの位置付けになるのではと思います。
しかし、今年度からは、ちょっと様子が変わり、難関校の一角に食い込んだと言えるかもしれません。
★ 偏差値の推移
今回、このテーマを取り上げたのは、入学時点の偏差値を一番言いたかった訳ではありません。
息子の都立中高一貫校では、「卒業した子供達も含めた全ての学年で、テストの度に偏差値が上がっていく」という大きな特徴があることを最も言いたかったため、このテーマを取り上げました。
各学年である程度ばらつきがあるようですが、1年から3年までの3年間で、偏差値が3ポイントほど上がっているようです。
どの学年も例外なく上昇しているんです。
これって、凄くないですか?
この偏差値は、私立の中高一貫校が多く参加するテストによるものであり、私立中高一貫校よりも結果を出しているということです。
もっとはっきり言えば、私立中高一貫校の中には、入学後から偏差値が下がり続けている所もあるということです。
他の都立中高一貫校のことはわかりませんが、おそらく程度の差はあれ、似たような傾向があるように思います。
明らかに、今の都立中高一貫校は勝ち組であり、勢いのある学校群と言えます。
★ 成績が上がっていく秘密は・・・
正直、私にはよくわかりません。
ただ、逞しく想像を働かせるなら、次のようなことが言えるかもしれません。
〇 先生方の指導
先生たちの情熱ある指導が良いのでしょう。
息子の都立中高一貫校は宿題が多いと言われていますが、先生方は子供達の学力向上を長期的な視野で考えていてくれるからでしょう。
〇 子供達が切磋琢磨し合える環境
何事にも積極的な子供が多いので、子供達が自然と互いに刺激をし合い、切磋琢磨し合える良い環境だという理由もあるでしょう。
(最初のブログをご参照→https://fanblogs.jp/gogotoritsu/archive/1/0)
このような結果を見ていると、学校の環境というものがいかに大切かがよくわかります。
★ しかし、やはり都立だということ
兎に角、勉強することにおいては、今の都立中高一貫校が優れていることを説明してきました。
勿論、今までのブログにも書いてきましたが、勉強だけでなく、部活や学校行事にも全力投球するので、素晴らしい環境だと言えます。
あと、究極的に都立中高一貫校って凄いな・・・と思うのは、将来の進路(受験・進学する大学)に学校側は子供を誘導するような指導を一切しないことです。
これは、おそらく、中高一貫校だけでなく、全ての都立高校にも言えることではないかと思えます。
ここに、都立高校の気風である、自主・自由への尊重の精神が息づいています。
聞くところによれば、息子の都立中高一貫校でも、色んなケースがあるようです。
例えば、東大に合格できる実力のある子供が、学校の先生になりたいという理由で、あっさりと学芸大学を受験して進学するなど。
大学合格実績を積み上げることに血眼になっている私立と異なり、このあたりの個人の希望を尊重する気風を今後も大切にしてほしいと願っています。
さて、皆さんも、都立中高一貫校はどうでしょう?
↓ クリックをお願いします! ↓
J.F.ケネディやビル.クリントンなど多くの欧米政治家が尊敬する江戸中期の米沢藩主上杉鷹山の名言。
私はこの言葉からいつもパワーを頂いています。
クリック頂けるといいことあるかも!?(ブログ村のランキングが開きます)
<ご参考>
〇 "お勧め!" 論理的思考力を鍛えるための学習
「論理的に物事を考える力(=論理的思考力)」を鍛えるには、とにかく「子供のチャレンジ精神をくすぶり、かつ、質の良い問題に多く取り組むこと」に尽きますが、これにはZ会が最適です。
Click!! → Z会小学生向けコース。学年別「おためし教材」もらえます ← Click!!
☆ 資料請求だけでもしてみてはどうでしょう?
(Z会は安心です。資料請求しても、電話等による不快な勧誘を受けることはありません。又、資料請求すると、効果的な学習方法を紹介する冊子も貰えます。無料ですから、当リンクからの資料請求をご活用ください)。
※ 2017年の各都立中高一貫校におけるZ会会員合格者数:桜修館(56名)、白鴎(38名)、三鷹(35名)、南多摩(25名)、大泉(25名)、立川国際(25名) 、小石川(23名)、富士(23名)、両国(19名)、九段(18名)、武蔵(10名)
Z会は適性検査と同じ「考えさせる」系統の問題が多いため、このように大勢が各都立中高一貫校で合格しているのだろうと思います。
〇 作文を上達させる家庭学習
作文の上達には、文章の正しい書き方を学び、そして数多く文章を書くことが必要です。
次の作文の通信教育を上手く活用できれば効果は大きいと思います。
こちらも資料請求だけでもしてみてはいかがでしょうか。
Click!! → ブンブンどりむ ← Click!!
〇 各都立中高一貫校の過去問
「目指す学校」は「どのような問題を出すのか」を知ることは非常に重要です。
又、過去問をよく目にする場所に置いておくだけで、「モチベーションのアップ&維持」に有効です。
Click!! → 各都立中高一貫校の過去問を見る ← Click!!
〇 論理的な文章構成力を習得するための本
都立中高一貫校の適性検査対策は、「論理的な」考え方を身に付けることです。
各校で出題形式に差がありますが、作文はいかに論理的な文章を書けるかがポイントとなります。
論理的思考による文章の書き方を指導している福嶋国語塾の福嶋先生の本から、都立中高一貫校の適性検査対策に最も適したものを紹介します。
・ 指導する保護者向け
次の本を読むと、作文指導で何を子供にアドバイスすれば良いかが理解できます。
Click!! → 「ビジネスマンの国語力」が身につく本 ← Click!!
・ 子供向け
福嶋先生はどれも素晴らしいと思います。
特に、”「本当の国語力」が驚くほど伸びる本―偏差値20アップは当たり前!” はお勧めです。
Click!! → 福嶋先生の主要な本 ← Click!!
〇 「やる気」スイッチをONにするための本
「やる気」を出す系統の本には、根拠レスな気合論の内容が多いものです。
しかし、ここで紹介する”のうだま―やる気の秘密”は、科学的根拠に基づく事実を簡単に説明している本です。
Click!! → のうだま―やる気の秘密 ← Click!!
以上
都立中高一貫校 都立中高一貫 都立中学 公立中高一貫校 難関大学 桜修館 作文 小石川 東大
武蔵 両国 富士 九段 立川国際 三鷹 大泉 作文 東大 過去問 対策 合格するには 説明会 評判 合格ライン
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/2118453
この記事へのトラックバック