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2020年07月25日

修理料金を安くできる「ある魔法の言葉」

先日、バイクの調子が悪くなり修理に出しました。ほとんどの故障は自分でも修理ができるのですが、原因の特定や部品の取り寄せをしていると1週間〜2週間程かかります。

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最近、使う頻度が高く、どうしてもすぐに修理がしたかったので、バイク修理店に持ち込みをしました。

私はパソコンの修理屋なので、修理屋として助かる頼み方に気を遣いました。「修理費用が高くなる場合は、廃車を考えています。3万円以内であれば修理したいと思っています。もし修理費用が高くなった場合は、見積り料金だけを請求してください。」と伝えたのです。

パソコンの修理見積りには10時間以上を要するものがあります。修理見積もりが高額になった場合は、修理をキャンセルされることもしばしばあります。

見積りに1万円は頂きたいのに、そんな見積り料金では依頼する人もいません。だから少しだけチェックをして修理前に最大でかかりそうな金額を伝えています。実際に最大の料金がかかる事はあまりありませんが、伝えた金額よりも高かった時にクレームになるので、そのように伝えざるを得ないのです。そうすると、修理を諦める方もいます。

本当は安く直せる可能性があるにもかかわらず、正確な見積りを無料でしていると時間がいくらあっても足りなくなります。


昔、あるお客様に「見積り料金はお支払いしますのでお願いします」と、言われて心が救われた事があります。修理を依頼する気持ちが伝わり、できる限り期待に応えて差し上げたいと感じました。

そのような経験をしているので、どんな物でも修理見積りに料金がかかるのは当たり前だと思っています。むしろ、この言葉を伝えてもらえると、ムダな作業が減るので通常よりも安く直せるんです。

パソコン修理見積りでは、部品を交換して正常に動作する事を確認するものがあります。ここで修理見積りに OK を頂くと、そのまま引き渡しをするだけなんです。もしキャンセルをされると、故障している部品に付け直して返却する事があります。

キャンセルされるとさらに余計な手間がかかってしまうんです。許容できる金額を事前に伝えて頂くと、そのような事が無くなるので、とてもありがたいという訳です。



バイクは2日で直り、修理代金も思ったよりも安く済みました。

2020年07月02日

お店に来たお客が突然キレ始め − 警察を呼ぶ事態に

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歳は60代程。男性でピンク色の服を着た風変りなお客でした。突然店を訪ねてきては、買取について聞いてきました。

「あるミュージシャンのファンクラブに入っていないと買えないDVDが30本ほどある。」
「ケースは破損しているものがある。新品も混ざっている。」
「相場では30万はするものだ。買い取れるか。」と、いう内容。

査定を希望しているようでしたが、実際の品物が無いので正確な査定はできません。さらにたとえオークションなどで高額で取引きされているものでも、同じ金額では買い取ることが出来ません。

そこで私は、「実際に見てみないと査定はできない」という趣旨。それから、「30万円の相場でも、その金額では買い取りは出来ないと思いますよ。」と、伝えました。

そこでお客のスイッチが入ってしまったようです。

「はぁ?何でその金額で買えないの?」と威圧的になりました。

「例え未開封でも、初期不良なども考慮しなければいけませんからねぇ。」という内容をやんわり答えました。

内心は、そんな事はどうでもよく、威圧的な口調で会話をしてくるので、防御的に買取をしてはいけないと悟ったからです。


商品も持ってきていないのに強く言われ、断る事で頭がいっぱいでした。どうやって諦めてくれるか考えながら、実際にあった話をしました。

「今まで新品のDVDをたくさん扱って来ましたが、初期不良で返品された事が何度もあります。新品でも保管状況により、読めなくなる事があるんです」と、普通のお客様にはなかなか言わないけれども、正しい情報を伝えました。

そこでそのお客はブチ切れ、二段階に到達したのです。大声でどなり始め、私の胃の中で液体が「プシャー」と梨汁のごとく噴出している感覚が伝いました。

なんとかなだめようと、10分程やんわりと話していましたが、終わりなく暴言を吐き続けられたため、手が震え体調が悪くなってきたのを感じました。

なんとか言葉の暴力に終止符を打つべく「退店ください。退店いただかなければ警察を呼びますよ。」と、怒りの第三段階へ突入するであろう滅びの呪文を唱えてしまいました。

案の定、お客は第三形態へ進化しました。「俺は出て行かないぞ」「呼びたかったら呼べ」と開き直りながらさらに暴言を吐き続けました。

仕方ないと思い、警察へ電話を入れました。なんとそれと同時に、そのお客も同じように警察に電話をし始めたのです。

私は「店に来たお客が暴言を吐き続けていて、退店してもらえない」と、伝えたのですが、相手はと言うと「助けてください!店の人に襲われています。」

私「!?」

電話の先の警察の人「相手はナイフなど危険な物を持っていますか?」

お客「はい。持っています。今、手にキラッと光るものが見えました。」


私「!!!!?」

お客「たた、助けてください!!場所は〇〇です。殺されるーーーっ。早く来てくださいっっ」ガチャ

私「あのう。わたし何も持っていないですよね。何を演技してるんですか。おかしいですよね。」と問い詰めたところ衝撃的な返答が返ってきた。


「俺はお前に店を出ろと言われて精神的に追い詰められた。死ぬかもしれない。お前は俺を殺そうとした。だから正当防衛でウソをついた」と言ったのだ。

「サイコパス」という言葉があります。今まで私の周りにこの言葉がしっくり当てはまる人はいませんでしたが、ここで出会ってしまいました。この人に何を言ってもムダなのと、変に言い返すともっと大変な事になると悟りました。

心の中で「警察の人早く来て、早く来て」と念じながら、なるべくお客が落ち着くよう、「何もしないですから、落ち着いて下さい」とだけ、連呼し続けていました。

そうこうする事、約10分程して突然そのお客は「俺がいない方がいいんだろ」と言って店を出て行きました。その直後、待ちかねていた警官が二人お店に入って来たのです。

「こちらですか?」と言われたので、「あの人です」と、先ほど出て行ったお客が店から50mほど先の交差点にいたのが見えたので指さしました。そして一人の警察官が追いかけて行きました。

もう一人の警察官に、先ほどまであった出来事を詳細に伝えていると、先ほど客を追いかけていた警察官が戻って来て一言、「見失いました」

私「ええぇぇぇ・・」うなだれてしまいました。

話はここで終わりません。逃げたということは、何か仕返しに来るかもしれないと思いました。警官の方にも「お店は閉めておいた方がいいかもしれませんね」と助言されました。

防犯カメラを入口の方へ向け、その日は閉店する事にしました。そうすると、案の定、それから数時間後に扉をガタガタとする姿が防犯カメラに写っていました。先ほどの人物です。

その様子を見てしまったので、怖くて次の日も午前中だけ店を閉める事にしていました。そうすると、またやって来ては扉をドンドンとするのです。そうこうして体調を崩していたのもあり、一週間店を閉める事になってしまいました。

毎日のようにやってきては扉をガンガンするのです。「もう耐えれない」今度来たら警察に電話しよう。と思い待っていると、やっと諦めてもらえたらしく来なくなりました。

ずっと閉めたままにしても営業できないので、決死の思いで店を開けることにしたのです。そうして一週間ほどしたある日。やって来たのです。問題の人物が。

心臓が止まりそうになりながら、「何の用事でしょう」と尋ねると「カバンを忘れていないか」と言われたのです。当然そんなものはありません。「無いです」と即答するとすぐに店を出て行きました。

それからその人物は店に来る事はありませんでしたが、体調が改善するまで1ヶ月近くかかりました。

店舗で経営をしていると、2、3年に一度はこのような人が訪れます。
posted by エコ8 at 17:20| 取引トラブル

2020年06月02日

【ウィンドウズ10】OS入れ替え依頼を受ける前に確認すべき事

先日、ウィンドウズ7 のノートパソコンを ウィンドウズ10 にして欲しいという依頼を受けました。いつもの、よくある通常の依頼です。「ええ、いいですよ」といつものように返事をしてみると、意外な内容に落胆してしまいました。

「ジャイアントコーンだと思って買ったら、ピノ1個しか入って無かった」くらいの衝撃です。いや、もとい「これ読んで感想聞かせて」と渡されたのが聖書だった。くらいでしょうか…

普通はハードディスクを SSD に付け替えて ウィンドウズ10 を入れ、必要なソフトを数本インストール、アップデートするくらいです。もう少しあるとすれば、メールデータやエクセルデータなどの移行が少しあるくらいです。

それが今回は違いました。メールアカウントの数が20個。メールデータもその分の量があります。インストールすべきソフトの数も20本ほど、マイクロソフトオフィスのプロダクトキーも分からない状態で調べるのが大変でした。

細かいところを挙げると、移行すべきデータ大量、インストールすべきプリンタドライバー大量、弥生会計などもあるため、移行前に認証解除処理など面倒な作業が盛りだくさんでした。


極め付けがですよ。作業中にルーターが何度もハングアップしていて「おかしいな」と思っていたら、そのパソコン、どうやらアドウェア、スパイウェア満載だったんですよ。

そんなパソコンの作業をしていたら、こちらの会社の機器や回線に問題が出てしまいます。以前、別の従業員がウイルスに感染したパソコンを知らずに会社の回線につなげて長時間、作業をしていたことがありました。

少しであれば、問題はそれほどないのですが、長時間つなげていたため、プロバイダーから連絡が入りました。

「不正な通信が確認されました。早急に改善できなければ回線を遮断します。」と。

とにかく、色々と考えながら作業をしなければならず、普通だと3、4時間で終了する作業も、下準備だけで10時間以上かかりました。下準備中に判明したのが、内蔵されていたWebカメラが、ウィンドウズ10 に変更後は利用できないこと。インストールされているオフィスのプロダクトキーのマイクロソフトアカウントが見つからずインストールできないこと。

最終的に、「問題点を解決してから依頼してください」と、いう結論になりました。買い替えると高いので、OS入れ替えの選択をされたのですが、オフィスを買い直す。Webカメラも買う。作業料金も高くなることを考慮に入れると、新しく買ったものに少しづつ移行した方が作業効率が良いし、金額も安く抑えられる可能性があるくらいです。

今回、ウィンドウズ10 にする意図は、コロナ関連の影響でネット会議をしなければいけなくなったのが発端だそうです。とりあえず、安全に利用できれば、パソコンの性能はそれほど重視しなくても良い案件です。

Webカメラを搭載した中古のノートパソコンで、そこそこのスペックのものは1万円以下でもあります。

代金さえお支払い頂ければどんな作業でも頑張ります。ですが、コロナの影響で大変な時期である飲食業のお客さんなんです。そこは費用を抑えた提案をしたいと考えるわけです。

今回の経験で、どんな作業を依頼された場合でも、すぐに引き受けるのでは無く、作業内容はよく確認してから話を進めなければいけないなと感じました。

ということで、今回のケースを教訓に「ウィンドウズ10にOS入れ替え依頼を受ける前に確認する事」をまとめました。

OS入れ替え依頼を受ける前に確認すべき事

・オフィスのプロダクトキー及びマイクロソフトアカウントの有無
・移行したいソフト
・Webカメラ、カードリーダー等の必要性
・セキュリティソフトの有無
・メールアカウントの数、データ量
・移行したいデータの量
・プリンター、複合機のドライバー
・ネットワーク設定の有無
・無線LAN設定の有無

・その他 (上記以外で移行が必要なもの)


上から重要なものを挙げています。オフィスソフトの再インストールに必要なものを揃えれないケースが一番多いです。ウィンドウズ10に対応しておらず、移行できなソフトも沢山あります。これらが移行できない場合には、入れ替えを諦められる事もありますので、引き受ける前には必ず確認するようにしています。

Webカメラについては、今までは使えなくなっても問題なかったのですが、Web会議がスタンダードなものになってからは、重要な機能となってしまいました。

ウイルスバスターやノートンといったセキュリティソフトを再インストールする場合も、お客様番号やシリアルキーなどが必要になります。

メールアドレスなんて普通は2〜3個だろうと考えていましたが、今回は期待を裏切られました。20個もあれば、アカウントの移行だけで大変な作業量です。

ドライバーのインストールやネットワークの設定などは、パソコンだけ預かった状態だけでは出来ないものがあります。訪問しなければいけない作業は事前に聞いておく必要があります。

それから、最後の「その他」が意外と重要です。「その他、何か移行で大事なものはありますか?」と聞いておくのも重要なんです。「聞かれていないから、やってくれると思っていた」とトラブルになる事もあります。


普通の大手業者だと、ここまで移行作業ではやってくれません。キリがないのとやったからには、全てに責任が伴うからです。インターネットにつながりにくいと、設定をしたものに連絡が来ます。メールが突然、送受信できなくなっても来ます。ウィンドウズ10ではうまく動作しないソフトが見つかった場合でも連絡が来ます。

設定をしていなければ来ない連絡です。私がここまでする理由は、普段からお世話になっている顧客だからやっています。

そうそうトラブルになる事はありません。そういった作業をこなしながら、「この作業は常連のお客さん以外は、しない方がいいな」などと、考えながら引き受けれるラインを決めています。

2020年05月10日

知人に頼まれたヤフオクの代理落札は要注意 【トラブルに発展する理由】

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よく知人にヤフーオークションの代理落札を頼まれます。そのほとんどが、すでに落札するものが決まっている出品物でした。

そんな依頼であれば、問題なく引き受けています。予定入札価格を聞いて、オークションの終了少し前にその額で入札をするだけ。落札できれば、連絡を取り、支払い、受け取りをして頼まれた人に渡すだけです。

しかしです。先日、トラブルになる可能性がある依頼をされたのでご紹介します。その依頼とは、「バイクのマフラーを落札してほしい」というものです。バイクの車種を言われ、「車検が通る、できれば純正のマフラーを5,000円ほどで落札してほしい」というものです。

「コレを落札してください」と、言われれば何も問題ないのですが、出品物自体を探さなければならないというのは、トラブルの元なので引き受けできませんでした。

どのようなトラブルが考えられるのかというと、以下のことが考えられるからです。

・車種が対応している製品ではなかった
・車検の通る製品ではなかった
・出品者がニセモノを送ってきた
・相場より高い製品であった
・取引相手となんらかのトラブルに発展した

私はバイクに詳しくないので、どの製品が車検に通るのかが分かりませんでした。さらにメーカーの純正マフラーは中古でも価格が高く、5000円で落札できるのかが疑わしいのです。

さらに安く落札できそうな出品者は評価が低すぎてトラブルになる可能性が高いのです。普段、私はちょっとくらい高くなっても評価の良い人から落札します。入札予定価格を低く決められては、時間ばかりかかって落札できない可能性が高いのです。

さらに品物が届いて不良品であった場合です。「コレを落札してほしい」と頼まれた場合は、出品者が選んだ物なので、返品作業を頼みやすいです。でも、出品者を選んだのがこちらであれば、返品作業もこちらでやる責任が出てきます。

さらに、余計にかかった送料や手数料もお詫びとして私が負担することなるでしょう。頼まれて無償・善意でやったことにしては責任が重すぎるのです。ましてや、ヤフーオークションでトラブルが起きる事はよくあることです。

詐欺に遭い警察に届けたこともあります。海外からニセモノが送られて来たこともあります。ヤフオクの現状をよく知らない人だから、依頼している人に責任はありませんが、頼まれる側はよく理解したうえで引き受ける必要があります。

例え落札物が決まっている品物の代理落札であったとしても、必ず伝えることがあります。それは「トラブルになった場合、手助けはできますが補償はできませんよ」ということです。

このような事を書くと、「神経質なヤツだな」と思われるでしょう。確かにそうなんですが・・・。過去に善意で引き受けた代理購入で一週間をムダにしたことがあるからこそ、神経質に考えるようになったのです。

ヤフオクの代理落札を引き受けれる相手は、きっと仲の良い知人だと思います。そんな仲の良い人を、つまらないトラブルで無くさない為にも、引き受けれない事は引き受けれないとキッパリと断った方が良いと言えます。
posted by エコ8 at 16:34| 取引トラブル

2020年04月18日

パソコン修理屋は今回のような緊急事態宣言が出てもやっていけるのか?

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パソコン修理屋を考えている方にとって、こちらの表題の疑問はとても気になるところだと思います。

15年以上続けてきたパソコン修理屋が、今回、どのような事になっているのかご説明致します。

まず、パソコン修理依頼はまったく無くなりました。家に居てパソコンを使うから壊れた時の修理が増えるのじゃないか。と考えるところですが、まったくありません。

それどころか、電話相談や消耗品の注文までも無くなりました。普段から顧客に法人や個人事業主の方が多いため、休業することによりパソコンを使わなくなったというのが理由と考えられます。また、個人の方も家から出ないために、修理持ち込みは避けたいところだと思います。

それでは経営が厳しくなったのでは?と、思われるかもしれませんが、事業収入はむしろ増えているんです。普段から収益の不安定なパソコン修理業。「何かあった時にはコレをしよう」と考えていました。修理以外からの収入が増え、収支に不安はありません。

今回のコロナ騒動でマスクの転売が大きく取沙汰されました。そのような需要には早くから気づいていました。実際、余裕で注文できる時に少し多めにマスクを注文しました。

一箱数万円で取引きされているマスクを、会社では何箱もストックしておりました。人には「売ればいいのに」と言われましたが、それはやっていません。

今回の件で需要を増したあるモノ



今回の件で世間の会社ではネット会議が盛んに行なわれるようになりました。そこから需要が増したパソコン周辺機器を主に仕入れて販売していますが、信じられないような量が売れています。

このような事態は好ましいことではありません。しかし、長年イバラの道を歩んで来ていると逆に、「商機では?」と前向きに考えるようになりました。

当然、このような需要もずっと続くものではありません。しかし、変化しても人の「困った」を解決する事を常に考えていると、新しいチャンスを比較的簡単に見つけることができます。

昔、経営に必要な資金が底をつきかけ、夜も寝れず、ノイローゼになったことがあります。毎日、毎日、打開策を考え、個人でお金に換金できるものは全て売り払い、耐え抜きました。

そこで学んだのは、「打つ手を前もって考えておく事」と「素早く対処する事」です。今のメイン商売が立ち行かなくなった時のために次の事業の準備をしておき、素早く移行するのです。

「運がいい人」は実は「必然」?



10年以上経営をしていると、人からよく「運がいいね」と言われます。正直、自分も「運が良かった」と思っている点があります。

年に5日。これは、経営が一番厳しかったときの私の休日の日数です。起きてから寝るまで、ほぼ仕事をしていました。お風呂に入っていても、食事をしていても仕事のことばかりずっと考えていました。

そんな状況を知られると、人からは「かわいそうだね」「自営業なんてなるもんじゃない」と、同情されていました。

でも、当の本人はというと、毎日が楽しくて仕方がないんです。例えるならば、釣りが好きで好きでたまらない人に、365日毎日釣りをするのが仕事。となった場合を想像してください。何日かは飽きて嫌になる日もあるかもしれません。

でもきっと、360日は楽しいと思うんです。釣りが好きで好きでたまらない人ならば、ルアーを自分で作ったり、魚のアクセサリーを作ったり、釣り場情報を自分で発信したり。釣ること以外でも楽しく出来る事が山ほどになります。

そういった「好きすぎる事」が私にとって「パソコン修理」の仕事だったわけです。もし修理を始めてみようと思われるならば、パソコンが「好きすぎる。楽しすぎる」という気持ちが判断材料ではないでしょうか。

ある人に言われた言葉があります。それは「運がいい人というのは実は必然なんだ」というものです。まいどの魚釣りで例えるならば、大物を釣りたいと思っている2人の漁師がいます。

一人は朝から毎日、天候の良くない日でも漁場に向かいました。また、魚のいる場所や釣り上げるための情報収集に余念がありませんでした。そうして、一ヶ月後にやっとの事で大物を釣り上げることができました。

もう一人の漁師は、一週間に一度だけ午後から漁に出かけていました。漁以外は趣味に没頭する日々です。何日経っても、何年経っても大物を釣り上げる事ができませんでした。

世間では前者を「運がいい漁師」でかたづけます。何をやっていたのかが一般の人には見えていないからです。傍から見たら「大物を釣り上げた運のいい漁師」なんです。

今、世間で経営をしている人間にはこの「前者の漁師」がワンサカといるんです。そんな「ツワモノ経営者」に肩を並べてやっていくためには、中途半端な気持ちでは絶対にムリです。

始めたばかりで厳しい状況の最中、今回のような事が起こればどんなに頑張っていても難しいと思います。長い間、こんな危機的状況にならなかったのは、やはり「運が良かった」と思います

ただ、厳しい状況でも荒波を乗り越える事ができれば、平常時には大きな恩恵となって帰ってくるのは間違いありません。


posted by エコ8 at 20:14| 修理屋の本音

2020年04月11日

販売をしていないパソコンのクレーム対応

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あるお客さんからキレぎみにある電話がかかってきました。パソコンでYOUTUBEが見れなくなったというものです。そういえば、一か月ほど前にOSの入れ替えをしたことがあります。

ウィンドウズ7のパソコンでサポート期間が終了したので、「ウィンドウズ10にしてくれないか」というものでした。もともとVISTA (ビスタ)がインストールされて販売されていたパソコンだったので、「ギリギリなんとか動く程度ですよ」という話はしていた。

ハードディスクを SSD に交換し、メモリも増設して普段の作業には問題なく使えるようになりました。そうして一か月ほどしての電話だったんです。YOUTUBE を見ると、なかなか再生されず音声も出ない時があるそうです。

持参頂き見てみると、確かに YOUTUBE の再生には無理がありました。CPU はセレロンでグラフィックボードも搭載されていないスペックでした。なによりも VISTA の時代のパソコンなので負荷のかかる作業は無理なのです。まあ、これがCore i3 や Core i5 でもあったら状況は違ったと思います。

私は基本的にセレロンのパソコンは、積極的に販売しません。ましてや、そのお客様の使い方から考えたら低スペックなパソコンは販売するはずがありません。実際持ち込まれたパソコンを販売した記憶もありませんでした。

なのに話を聞いていると、なんだか「ウチの店で販売したパソコン」であるかのような話ぶりだったんです。そこで、それとなく「どこで購入されたパソコンですか?」と聞いてみたんです。

「えっ、ここで買ったパソコンじゃないの?」と返答がありました。やっぱり、勘違いされている…となった訳です。そもそも購入されたのは数年前で、VISTA がのっかっているパソコンに 7 をインストールして販売していたようです。それも低スペックのものに。

使う人が不満を感じないスペックにする事を考えると、自分は絶対には販売できない代物だったんです。パソコンに詳しくない方は、見た目がしっかりしていればスペックを気にせずに購入する方が多いのです。

でも、そんなことをしていたら修理屋として絶対に長続きしません。常に人を騙すようなことをしていたら、いつかまとめて清算するときがやって来ます。逆に使う人のことを考えて毎日仕事をしていると、喜んでもらえるし、良いお客さんとの出会いが増えてきます。

話はもどりまして、その対応をしたお客さんは、実はとっても良い人です。ちょっとおっちょこちょいな所がありますが、憎めない人柄で、今回の話をしたら平謝りされたくらいです。

会社の先輩には「3年頑張ればなんとかなる」と言われ、なんともならず。「桃栗三年柿八年」という言葉で頑張り続けましたが、8年経っても大変な時期を経験しました。

「信用というものは得るのにここまで大変なものなのか」と、つくづく思います。
posted by エコ8 at 20:41| サポート記録

2020年03月21日

富士通ノート FMV LIFEBOOK WA2/M の液晶パネルに潜在的不具合!?

先日、富士通のノートパソコン FMV LIFEBOOK WA2/M の修理をしました。不具合の内容は、「液晶画面が青っぽくなる」というものでした。

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たまに正常な色に戻るのですが、ほぼ青いままです。仕事のメインで使われているそうで、とても仕事がしづらく修理してほしいと相談を受けました。以前だと、「分かりましたー」と二度返事で受ける内容なのですが、今のこのご時世では状況が変わります。

仕入れで何度も詐欺に遭ってからは、液晶パネル交換はやらなくなってしまいました。おっと、画面が青くなるという症状で、なんで液晶パネルの故障が分かったかというと、検索すれば山ほどでてくる同じ症状の報告です。

どうもこの FMV LIFEBOOK WA2/M に使われている液晶パネルは、この不具合が頻発しているようなのです。昔からお世話になっているお客さんなので、頑張って修理することを受けた次第です。

液晶パネルの仕入れが日本人からできると分かったのも、修理依頼を受けた理由の一つです。海外からの輸入やカタコトの日本語でのやり取りが必要になっていたならば、絶対に受けなかったと思います。

入念な下調べをして液晶部分を分解します。まずバッテリーを外すため、本体裏のカバーを開けます。

二本のネジを外すだけでカバーは外れます。

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液晶の枠を外す前に、ヒンジ裏のネジを二本外さなければいけません。

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液晶の枠は、横から太めの結束バンドをねじ込みずらしていくと簡単に外れます。結束バンドは柔らかいのでプラスチックを傷めず外しやすいです。といっても多少は割れることは覚悟して臨みました。

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枠のカバーを外し、液晶パネルを固定しているネジを4本外します。そして前側にパネルをそっと倒し、ケーブルを外します。

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ケーブルは「コの字」の金具で固定されテープ止めされていますので、テープを外し、金具を起こしてやれば簡単に外せます。パネルを交換し、ネジの仮止めです。

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電源を入れてみて正常に表示されるのを確認したら、元通りにして終了です。

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今回の修理で外したネジの数は8個だけです。やってみて分かりましたが、液晶パネル交換の中では随分と簡単な部類でした。

開閉してのノイズが無いこと、タッチパネルがちゃんと動作することも確認しました。


この修理で、一つだけ心残りなことがあります。パネルにタッチパネルのカバーがあることで表面には光沢があります。交換前に当然、光沢パネルだと思って注文をしました。

しかし、分解してみると中にあるパネルは非光沢だったのです。注文で届いたパネルは光沢。光沢カバーの中の光沢パネルなので、後ろが明るいと反射しまくってとても見づらいんです。

もし注文時に非光沢 (ノングレア) が選べるようでしたら、そちらにした方が良さそうです。

補足情報:パソコンの型番は、WA2/M FMVWMA2B7、WA2/M FMVWMA2B78 がこの液晶パネルのようです。もし、この型番でヒットした方は、参考になればと思います。
posted by エコ8 at 14:26| サポート記録

2020年03月13日

コロナの影響?SSDの価格が暴騰中!

今年初めからのSSD換装ラッシュは収束していません。
まとめてドサっと仕入れていても、すぐに使い果たしてしまいます。追加で注文しようと、相場を調べたところ、一時は6,000円弱で仕入れてることができた 512GB SSD が、今は9,000円ほどします。

仕方なく2個だけ仕入をしましたが、次回注文時にまた高くなっていたらどうしようかと悩むところです。元の値段に戻ってしまったら作業代金が高くなるし、高くなってしまったら次回以降の仕入がさらに高くなってしまいます。

部品価格の乱高下は、昔からパソコン修理屋泣かせの事象です。パソコン用のモニター価格の急落時にも損失を出したことがあります。パソコンの中で価格変動が一番激しいのがメモリです。

作物の「小豆相場」とパソコンの「メモリ相場」には手を出すなと、言われているとかいないとか。SSDの中身も言ってみればメモリと同じようなチップです。

みなさんはパソコンショップに行った事がありますか?比較的大きなパソコンショップでは、メモリやハードディスク、SSDといった部品の価格表が貼られている事が多いんです。

初めて見た時は、「投資の相場表みたいだな」と思いました。今回の件でもSSDの価格が大きく値上がりした時は、素早く価格が反映されます。でも下がった時は、ゆっくりと価格の反映がされるんです。利益の幅が少ない部品なので、損失を無くすために必要なんです。

一気に値段が下がった時は、赤字でも売るしか方法が無いことがよくあります。持っていれば持っている程、ゴミ同然のような価格になってしまうからです。

うちの店の在庫にも、DDR2以前のゴミ同然の新品メモリが倉庫に大量に眠っています…(泣。
posted by エコ8 at 20:06| 管理人の不満爆発

2020年02月04日

「懸念事項の事前通告」と「ヤフオクでレアな部品が高額で売れる理由」

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パソコンを修理していると、「不具合のある部品を交換しても、また同じように壊れるかもしれない。」と、思う事があります。

例えばマザーボードが故障していて交換するとします。故障した原因は、実は電源の電圧が不安定になっているからかもしれません。

マザーボードを交換してすぐは正常に動作するかもしれませんが、交換後すぐにまた故障してしまう事もあります。そういった別の場所に原因がある可能性がある時に、事前にその事を伝える必要があります。

何も言わずに症状だけ改善する修理をしていたならば、後になってクレームになってしまいます。実際、「修理してもらったのに、またすぐに故障した」と、クレームを言われた事が何度かあります。

事前に説明していたにも関わらず、クレームになった事も有りますが、事前に予測できる懸念事項は伝えておく必要があります。

そうする事でクレームを格段に減らせるからです。修理報告書というものを私は発行しています。必要な事項は、そこへ記入しておくことで、「言った。言わなかった」という問題もクリアできます。

パソコンの修理は、時として使い続けることが目的でない事があります。どういう事かと言うと、とりあえず買い替えるけれども、データ移行の為に立ち上げたいという場合です。

データ移行する1週間でも動作すれば良い。と考えて修理をされる事がよくあります。中にはお金に代えられない大切なデータが入っており、どうしても取り出したいとおっしゃるのです。

こういった修理を何度もしたことがありますが、部品の入手にはヤフオクをよく利用しています。新品では手に入らない部品でも、ヤフオクでは手に入るからです。

中にはレアな部品で高額で出品されていることがあります。けれどもお客さんから、高額な修理費にもGOサインを頂ければ、落札して修理を行います。

このような修理が日本中でたくさん行われていると考えると、ヤフオクでレアな部品が高額で売れる理由に納得がいくと思います。
posted by エコ8 at 12:28| 修理屋の本音

2020年01月25日

マイクロソフトアカウントの悲劇

マイクロソフトアカウントが必要になる理由

最近の Microsoft Office は再インストール時にマイクロソフトアカウントを作成する必要があります。


量販店でパソコンを買って Microsoft Office を使う場合は、既にインストールされています。マイクロソフトアカウントを作成しなくても利用する事も可能です。

しかし、パソコンにリカバリ (初期状態に戻す事) を施せば、Microsoft Office は消えてしまいます。付属しているのはプロダクトキーだけでDVDは付属していません。

だからプログラムをダウンロードする必要があります。そのダウンロードにはプロダクトキーだけでは出来ず、マイクロソフトアカウントを作成する必要があるんです。

そこでです。最近は Windows 7 を Windows 10 に入れ替えられる方が多く、 Microsoft Office も再インストールする必要が生まれたわけです。

初回にマイクロソフトアカウントを作成していない場合は、新規に作成するだけで問題ありません。しかし、再インストールが2度目だと悲劇に発展する可能性があります。

それは、マイクロソフトアカウントを忘れてしまった場合です。パスワードは忘れてしまっても、再設定が可能です。マイクロソフトアカウントはメールアドレスです。これを忘れてしまうと手詰まりになってしまいます。

マイクロソフトアカウントが分からなくなった事例

実際にお客様で、このマイクロソフトアカウントが分からなくなってましった方がとても多くいらっしゃいます。個人では、思い出せたり、なんとか調べる事ができる事が多いのですが、法人になってくると難易度が上がります。

それは、登録した年によってアカウントが違い、登録を担当した社員が既に退社されている事もありました。そして何台もパソコンがあるので、どれにどのプロダクトキーでインストールしているのかも分からない状態なんです。

最初から、こうなる可能性が分かっていれば、マイクロソフトアカウントを登録するメールアドレスは1つに決め、どのパソコンにどのプロダクトキーでインストールしているのか、管理することが必要です。

ここ数か月の相談で、この問題で Microsoft Office を購入しなおしたり、諦めた方がたくさんいらっしゃいました。

Microsoft Office 2013 でマイクロソフトアカウントが分からなくなる理由

Microsoft Office のバージョンは 2013 で分からなくなっている方が一番多い傾向でした。それは、マイクロソフトアカウントというシステムが導入された最初のバージョンである事が理由だと考えられます。

また、登録したマイクロソフトアカウントを1年間利用しないでいると、自動でアカウント情報が削除されてしまうそうです。こういったシステムのせいで、マイクロソフトアカウントが判明しない原因も分かりづらくなっています。

Microsoft Office は高価なソフトです。同じパソコンの OS を替えるだけでは、規約上、買い替える必要の無いものです。なんとかマイクロソフトアカウントを思い出す事ができれば一番良いのですが、パソコンのサポートをしている者としては、簡単に解決できる問題ではありませんでした。
posted by エコ8 at 12:41| データ管理
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