2019年06月29日
人間の寿命は125歳が限界? 世界で長生きする長寿5カ国の秘密
世界40か国の国と地域における年齢層ごとの寿命の延び方を分析した結果、平均寿命自体は延び続けているものの、100歳を超える非常に高齢な層に関しては80年代から寿命は延びていないとアメリカの研究結果が報道されました。
このことから、人間の寿命は125歳どまりでそれ以上は今後医療などが発達しても無理なのではないかという内容です。
今後、さらに議論を呼びそうですが、今回はこの長寿について世界各国の長寿国の秘訣を医師に解説をしていただきました。
世界の長寿国1.「日本」
医療制度の充実や高い社会参加意欲
希望すればその日のうちに少ない自己負担で専門医にかかれる医療へのアクセスの良さもありますし、いろいろな分野で高齢者が社会参加していることも長寿につながっている可能性はありますね。
ライフスタイル
海産物や野菜などを多食するバランスの良い食生活や、入浴など清潔好きな国民性であることも感染症にかかりにくくなるなど、長寿に貢献しているといえそうですね。
世界の長寿国2.「スイス」
素晴らしいヘルスケアシステム
平均寿命以外にも、子供の死亡率も低く、うつ病の発症率も低いことが知られています。
グルコサミン
スイスの研究機関からマウスの実験を行った結果、膝の痛みなどに対する健康食品などとして知られるグルコサミンが、寿命を延ばすのではないかという研究結果が発表されています。
世界の長寿国3.「シンガポール」
温暖な気候
温かく気持ちの良い気候は、心身に与えるストレスが少ないことは容易に想像できますね。
薬膳スープ
医食同源の考え方で、冷え症には体を温めるスープ、虚弱な人には体力をつけるスープと状態に応じた食事を行う中国系の方の習慣もよい影響を与えているのかもしれません。
世界の長寿国4.「オーストラリア」
素晴らしい社会保険制度
優れた社会保険の制度は、生きていくうえでのストレスを減らしてくれる効果がありますね。
喫煙者の減少
やはり、煙草を吸わなくなることは様々な面で健康上のリスクを減らしてくれると思います。
世界の長寿国5.「スペイン」
ストレスが少ないお国柄
自由なライフスタイル、生活上の楽しみの多さなどが影響している可能性もあります。
オリーブオイル
オリーブオイルは、いわゆる地中海式ダイエットの代表的食材でもあり、健康に良いオイルとして有名ですね。
長寿へのアプローチにもいろいろなものがありますね。125歳長寿限界説の真偽のほどはともかくとして、楽しく元気に暮らしたいものですね。