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処方された薬の使用期限の調べ方と目安について

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処方された薬が飲み忘れて余ってしまった…そんな時、薬の使用期限が気になってしまいませんか? 薬の使用期限を調べるにはどうすればいいのか、そして、薬の形態別の使用期限の目安について薬剤師の方にお聞きしました。

50代男性からの相談:「処方される薬の服用期限はわかりますか?」


『 持病のために定期で通院して錠剤と漢方薬を処方してもらっているのですが、時々飲み忘れなどで余ることがあります。気づいた時はなるべく早めに服用するようにしていますが、いつもらったのか分からなくなった分は服用せずに廃棄しています。

一般の薬局などで売られている市販の薬は使用や服用期限が記載されていますが、病院から処方されて院外薬局でもらった薬には、効能、効果、注意事項が書かれた用紙はもらえますが服用期限などの記載はありません。
服用期限や使用期限などは薬を受け取る時に聞けば教えて頂けるのでしょうか。 』


薬の使用期限の調べ方とだいたいの目安について知っておこう

処方された薬の使用期限を調べるために必要なこととは何でしょうか? また、薬の形態によって使用期限の代替の目安があるといいます。

『 院外薬局で貰う薬も外装の箱に使用期限の記載がありますし、もらった薬がPTP包装のままで、PTP包装に記載されている製品番号がわかれば、使用期限を調べることができます。(薬剤師) 』


『 薬の使用期限は、一般的に3年のものが多いです。しかし、この使用期限は、一定の温度や湿度、明るさで管理保管され、未開封の場合の期限になります。薬は時間の経過とともに光や温度、湿度などで薬の有効成分が減ったり、変色したり変形したりすることがあります。そのため、病院の薬局や調剤薬局で貰った後の薬の使用期限は、保管場所や方法、環境によってより短くなると考えたほうがよいでしょう。(薬剤師) 』


『 薬局からもらった薬の使用期限の1つの目安としては、錠剤・カプセル剤、坐剤、軟膏で6ヶ月〜1年、散剤・顆粒剤で3ヶ月〜6ヶ月、点眼剤で1ヶ月、液剤は、細菌が繁殖しやすいため、処方日から処方日数を越えたものは捨てましょう。(薬剤師) 』


『 処方薬の使用期限は処方された日数分と考えてください。もし、持病の薬を飲み忘れて余ってしまった分があるようでしたら、次回の診察時に病院または薬局に持参してください。適切に処分してくれます。(薬剤師) 』


余った薬はどうすべきか?

飲み忘れなどで余ってしまった薬をどうすればいいのか、専門家にお聞きしました。

『 医師に処方される処方薬は「○日分」と服用が必要な日数を指示し、それ以上の量の薬は処方されません。もちろん、指示された日数分の医薬品の品質は保証されています。(薬剤師) 』


『 相談者さんのように飲み忘れや、自己判断で服用をやめない限り、薬が余って残ってしまうということはありえません。(薬剤師) 』


『 余った分はとっておいて、類似の症状が出たとき、薬がきれたときなどに自己判断で服用することはやめましょう。医師に処方される薬は、その時点の症状にあわせて必要な薬を、必要な量、日数分だされているので、いつも飲んでいる薬だと考え、自己判断で過去の処方薬を使用することは危険です。(薬剤師) 』


『 いつもらったかわからない薬や長い間置きっぱなしの薬は服用せず、廃棄することをおすすめします。(薬剤師) 』

基本的に、薬は指定された期間で飲み切るように処方されています。まずは、その指示に従って飲みましょう。普通であれば、薬の使用期限は知る必要がないものになります。余った分はしっかりと廃棄し、自己判断で飲まないようにしましょう。








週1回30分でOK! 緑のある場所へ行くだけで健康に。

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都会のオアシスともいうべき公園。公園など緑の多い場所で時間を過ごすと、リラックスして気分が良くなることは誰もが経験して知っているだろう。では、この効果、実証することは可能なのであろうか?また、そうだとすれば、いったいどれくらい緑の中にいれば、そういった効果を得ることができるのだろうか?オーストラリアの研究から一つの結論が出された。

□週に1回30分で、うつ病と高血圧のリスクが低下
これらの疑問に答える研究として、ブリスベンに在住の18〜70歳の1,538人の男女に対して、インターネットによる調査が行われた。

その結果として得られたのは、週に1度以上、1回30分以上公園などの緑地を訪れるのがいいという結論である。この条件下では、うつ病のリスクが7%、高血圧のリスクが9%減少する。さらに公園など緑のある場所に行くことで、社会とのつながりや身体的な活動性が上がることも認められた。

□緑に囲まれるとなぜ体にいい?
公園など緑に囲まれた場所では、以下のようなメリットがあるという。

・何かに集中しなくても済むため、リラックスでき、ストレス反応が起こりにくくなる
・空気が良く、植物による温度や湿度調節、日なたと影、快適なオープンスペースなどの条件が、人を引き寄せてコミュニケーションを取ったり、体を動かしたりするきっかけとなる

こういった働きにより、訪れた人の精神的・肉体的・社会的な健全性を向上させてくれるという(※1)。


□夏に新たに加わった公園の魅力
さて、ここ最近で公園に新たな魅力が加わったようである。そして、その魅力によりある種の人たちが引き寄せられている。彼らは「ポケモントレーナー」と呼ばれる人たちである。

配信された「ポケモンGO」のアイテムやレアなモンスターが手に入るスポットが公園の中にたくさんできて、彼らを引き寄せている。彼らは公園で、グローブや虫取り網の代わりにスマホを持って、ボールや虫ではなくモンスターをキャッチしている。

ルールさえ守っていれば、それは悪いことではないだろう。ポケモンをやっていることで人との交流は生まれるかもしれないし、体を動かすきっかけにもなる。ただし、ポケモンをやっていると上記の@の効果は薄れてしまう。ポケモン をやりに来ても、しっかりルールを守り、さらに30分間は緑の中でぼーっとするようにしてほしい。そうすることでストレス軽減の恩恵も受けられる可能性が高い。

週に1回30分、緑のある場所に行くだけでためられる自然のエネルギー。それで一週間気分良く健康に生活できるのであれば、非常に効率のいいエネルギーである。ポケモンだけでなく、緑のエネルギーも毎週しっかりためておこう。




股関節の痛みの原因は? 考えられる疾患と治療法をご紹介

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股関節に痛みが出る時には、どのような疾患が考えられるのでしょうか。ケガなら分かりやすいですが、原因がよく分からないけど股関節がだんだんと痛くなることは、比較的よくある話です。

その原因と対処法についても見ていきたいと思います。

要チェック項目
□股関節の痛みの原因は加齢や外傷、変形などさまざまである
□高齢者の大腿骨頚部骨折は認知症になるリスクがあるので注意が必要である
□股関節の痛みの原因を特定して適切な治療を行うことが大事である

股関節の痛みで疑うべき疾患:関節リウマチ
概説
関節リウマチは30〜50歳代くらいの女性に比較的多く見られる疾患で、原因についてはよく分かっていません。自己免疫疾患の一つであるとされ、男女比はおよそ1:4ということです。

症状
関節リウマチの特徴的な症状は、指の第2関節が赤く腫れてこわばり、痛みが出るということです。また、両側性といった特徴もあるので、他の疾患との判別がしやすくなっています。

最初は指などの小関節に症状が現れますが、次第に膝関節や股関節、肩関節や肘関節にまで症状が現れることがあります。朝起きた時や眠りから覚めた時に関節がこわばることが多いということです。

治療法
一般的には薬物療法やリハビリテーションを行いながら改善を目指します。また、食習慣を見直して体の回復力を高めることも行われます。

日常生活に支障をきたしてしまうような場合には、人工関節を入れる手術が行われることもあります。

股関節の痛みで疑うべき疾患:大腿骨頚部骨折

概説
大腿骨頚部骨折はお年寄りによく見られる骨折です。特に骨粗鬆症で骨がもろくなっている人は転倒したりすることで、股関節と骨盤を結ぶ部分が折れてしまい、様々な症状が現れます。

原因
直接的な原因は転倒や転落などの外傷による骨折ですが、副次的な要因としては骨粗しょう症で骨がもろくなっていることや、運動能力が低下していることが挙げられます。

症状
骨折部位の痛みがあることはもちろんですが、ほとんどのケースで立ったり歩いたりすることが不可能になります。高齢者の場合、そのまま寝たきりになって認知症を発症することもあるため、社会問題にもなっています。

治療法
骨折部位を整復して回復を待ちます。その上で歩行が可能になるようにリハビリを開始し、寝たきりにならないように注意します。また、骨粗鬆症の治療をしたり、転倒しにくい環境を整えるといった予防も大事です。

股関節の痛みで疑うべき疾患:変形性股関節症

概説
変形性股関節症は、股関節の老化にともなっておこる疾患で、一般的には中高年以降に見られる疾患です。股関節と骨盤の間の軟骨がすり減ってしまうことで発症すると言われています。

乳児期に先天性股関節脱臼があった場合、適切な治療が行われない場合、ほとんどの方が変形性股関節症になると言われています。そのため、股関節周りの筋肉をつけたり柔軟性を確保しておくことが重要となります。

原因
日本人の場合、変形性股関節症になってしまうのは、そもそもの股関節の形が悪いからだと言われています。そのほかの原因としては、関節リウマチも挙げられています。また、原因不明ということもあります。

症状
変形性股関節症の代表的な症状は、股関節部の痛みと関節の可動域の減少、そして跛行(はこう)の3つです。初期には長く歩いた後に痛みが出る程度ですが、末期になると寝ていても痛くなります。

治療法
股関節に強い痛みがあるときには消炎鎮痛剤を飲んだり、安静にして回復を図ります。また、体重を減らすことによって股関節の負担を軽減することと、筋力の低下を防ぐことを目指します。

痛みが強くて歩けないなど、日常生活に支障をきたすようなケースでは、人工関節置換術などの手術療法が選択されることもあります。

股関節の痛みで疑うべき疾患:特発性大腿骨頭壊死症
概説
特発性大腿骨頭壊死症は、何らかの原因によって大腿骨骨頭への血流が阻害されることによって、骨が壊死してしまう疾患のことを言います。原因がハッキリと分からないため特発性と言われています。

症状
骨が壊死しただけでは症状は出ませんが、壊死によって大腿骨頭に圧迫が生じるようになってくると、腰痛や膝痛、殿部痛といった症状が現れます。

治療法
阻血範囲が広範囲でない場合には、保存療法が行われますが、そうでない場合には大腿骨内反骨切り術や大腿骨頭回転骨切り術、人工関節置換術などの手術療法が選択されます。

股関節の痛みで疑うべき疾患:梨状筋症候群
概説
梨状筋は臀部にある筋肉で、 大腿部を外旋させたり股関節を外側に広げるときに働く筋肉です。この筋肉が緊張したり、下を通っている坐骨神経を圧迫することで様々な症状が現れます。

症状
梨状筋症候群を発症した場合、坐骨神経痛が主な症状で、臀部の痛みや大腿後面(ハムストリングス)の痛などが現れます。もともと股関節が固い人に起こりやすいため、股関節痛をともなうこともあります。

治療法
基本的にはストレッチングや温熱療法などで固くなったり状筋をほぐし、血行を促進することが行われます。

傷みがひどい場合には鎮痛剤や神経ブロックなどの保存療法を行い、それでも治らない場合には梨状筋を切って坐骨神経を開放する手術が行われることもあります。

股関節の痛みの原因をまず特定しよう!
股関節に痛みが出る場合に考えられる疾患を見てきましたが、実に様々な原因で起こることが分かって頂けたかと思います。

自己判断で放置してしまうと治癒が遷延してしまうこともあるので、もしも股関節に痛みがある場合には、早めにお医者さんに診てもらって、原因を特定したうえで治療にあたりましょう。




やっぱり喫煙で遺伝子が突然変異 特に肺がん、有意に増加していた

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国立がん研究センター研究所、理化学研究所・統合生命医科学研究センター、米国ロスアラモス国立研究所、英国サンガー研究所などによる国際共同研究グループは、喫煙量とがんリスクを高める遺伝子の突然変異に、統計的に有意な正の相関関係があることを確認したと発表した。

たばこに含まれる約60種類の発がん物質は、DNAと結合して遺伝子の突然変異を引き起すことが知られている。こうした突然変異が蓄積してくことで細胞ががん化すると考えられていたが、喫煙との相関関係は明確に検証されていなかった。

今回の研究では、日英米を含めた17か国が参加して進めている、国際的ながんの遺伝子解析プロジェクトで蓄積された1万6000例のサンプルから、喫煙と関連すると報告されている17種類のがんのデータ5243例(喫煙者の患者2490例、非喫煙者の患者1062例、喫煙データなし1691例)を対象に分析を実施。遺伝子の突然変異数を比較した。

その結果、喫煙者に発症したがんでは、非喫煙者に発症したがんに比べ、統計的に有意に突然変異の数が多く、その数は喫煙量が多くなるほど増加する傾向にあった。

特に喫煙者で増加の傾向が強くみられたがんは「肺」「喉頭」「口腔」「膀胱」「肝臓」「腎臓」で、1年間毎日1箱喫煙した場合、平均すると肺では150個、喉頭97個、咽頭39個、口腔23個、膀胱18個、肝臓6個の突然変異が蓄積していると推計されたという。

研究グループは今回の研究成果を踏まえ、今後は喫煙がどのようなメカニズムで突然変異を誘発しているのか詳細な研究を進め、さらに肥満や生活習慣など他の発がんリスク要因についても、その解明を進めていきたいとしている。





医師から腹水貯留を疑われたら…知っておきたい腹水の症状まとめ

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末期がんの患者さんに起こりやすいといわれる腹水。実は、がん以外の症状でも腹水が溜まることはあるんです。

ある日突然、自分や家族が腹水を疑われても慌てないよう、まずは腹水の症状と原因、治療法をおさえておきましょう。

要チェック項目
□腹水は腹腔という内臓の空間に溜まる水のこと
□腹水の自覚症状は腹部の圧迫感
□患者自身の腹水を再利用する治療法がある

腹水が溜まるってどういうこと?

腹水のメカニズム
重病を患っている人にみられる腹水は、腹部の内臓を覆っている腹膜の内側にある空間に通常以上の水が溜まっている状態となります。

この空間は「腹腔」と呼ばれ、実は常に20〜50mlの腹水が一定量で存在しています。

しかし、その腹水が異常な量に増えてしまった「腹水貯留」の状態になると、内臓が圧迫され健康を阻害するさまざまな症状を引き起こすことになるのです。

また、溜まっている腹水を分析することで病気が診断されることもあり、軽視できない症状のひとつです。

腹水の診断
腹水が溜まっていることを確かめるにはいくつかの診断が必要となります。

まず初めは医師による腹部の触診、打診です。腹部をトントンと軽く叩き、鈍い音がしていないかを確認します。鈍い音がする場合、腹水が疑われます。

その他、腫れていないか、体重増加はないか、患者の症状から腹水貯留の疑いがある場合は腹部画像検査が行われます。

腹部画像検査ではCT、MRIでの診断を行うことになります。より正確な診断のために、血液検査や腹水穿刺を行うこともあるようです。

腹水が溜まっているときの症状
腹部の膨張
腹水が溜まると、腹部が張ってくるため見た目にもわかることがあるようです。体重も急激に増加し、体液の排出ができていない状態になると足の付け根や足首に浮腫(むくみ)が見られるようになります。

呼吸困難
腹部の膨満感から息苦しさを覚えることもあります。お腹が張っている自覚症状が続き、軽い運動で息切れするようになった場合、注意が必要かもしれません。

食欲不振
腹水で内臓が圧迫されるため食欲不振となり、症状が重い場合には吐き気をもよおすこともあります。

食欲がないため栄養不足になりがちですが、腹水によって体重が増加しているため本人は違和感に気がつかないことも多いです。

食べていないのに体重が増えている、という状態が続くときは病院での受診をしましょう。

腹水が溜まる主な原因
腹水貯留の原因となる病気はさまざまですが、代表的なものを知っておきましょう。腹水は大きく分けて2つの種類に分けられます。

非炎症性腹水
血管内にある水分が外に溢れ出し、腹腔内に溜まった状態になる腹水です。この場合の腹水はタンパク質の量が少ないため透明で、凝固もしにくいといわれています。

この腹水の原因となる主な病気には、次のようなものがあります。

・肝硬変
・ネフローゼ症候群
・卵巣過剰刺激症候群
・心不全
・腎不全

アルブミンが不足することによって血管外に漏れた水分を戻せなくなることや、腎臓機能の低下によって水分の排出力が低下してしまうことが要因です。

炎症性腹水
炎症がおこることによって血管内の成分が溢れ出したものが腹水となって腹腔内に溜まった状態になるのがこのタイプです。タンパク質が多く、混濁しているという特徴があります。

この腹水の原因となる主な病気はほとんどが「がん」となります。

・胃がん
・肝がん
・大腸ガン
・卵巣がん
・子宮がん
・がん性腹膜炎

腹水貯留の治療法
以前は「腹水は抜くと弱る」と言われており、腹水を抜くことは推奨されていませんでした。

そのため、食事制限など最低限のリスク軽減のみでしか対処できないと思われていましたが、最新の医療ではさまざまな治療法があるようです。

投薬療法
体内の水分が排出できなくなってしまうことが原因となる腹水では、利尿剤を服用することで排出を促す治療法が有効です。

また、アルブミン不足で腹水貯留している場合には、アルブミン製剤を投与することもあります。医師の診断のもと病状に合わせた投薬の選択をするとよいでしょう。

CART
難治性腹水を患う患者さんに行われる、腹水を抜く治療法となります。

「腹水は抜くと弱る」と言われる要因として、腹水には少なからず栄養分が入っているため一度に大量穿刺(せんし)してしまうと体力低下の恐れがある、ということが挙げられています。

しかし、CARTでは抜いた腹水を再利用して体内に戻していくのです。自分の腹水を再利用することにより体に必要な栄養分は残すことが可能となり、従来いわれていた「腹水は抜くと弱る」を覆すことができたのです。

この治療法では、腹部の圧迫感が軽減する効果があるだけでなく、患者自身の腹水を使用することで感染症のリスクを下げられることもメリットとなります。

少しでも腹水の症状をやわらげるために
腹水の症状をやわらげるには、生活習慣の中でできることがあります。食事制限や寝るときの体勢など、自分でできることを知っておきましょう。

食習慣の見直し
腹水の治療を開始するにあたって、場合によっては食事制限が必要となります。塩分の摂取制限、また水分の摂取制限も推奨されます。

腹水の原因になっている疾病にもよりますが、塩分の摂取目安は1日に2〜5g、水分は1日に1L以下とされています。

腹水が溜まっていることによって、吐き気や食欲不振もおこりますので、栄養不足にならないようバランスのよい食事を心がけることも大切です。特に食欲がない場合には、消化のよい食材選びを考慮しましょう。

体勢の改善
腹水が溜まっている状態では、絶対安静が基本です。ただし、症状によっては寝返りをうつことも苦痛になる場合がありますので、まずは一番楽な姿勢でベッドに横になれる体勢を工夫することが求められます。

息苦しさを感じるときには、腹部を締め付けないような衣服にするとよいです。女性であれば、ワンピースタイプの部屋着にするのもよいでしょう。

しかし、体温が下がってしまっては快復の妨げになってしまいます。お腹を冷やさないよう、十分配慮することが必要です。手の指先や足先のマッサージをし、血行を促進する助けをすることもおすすめです。

腹水が溜まっていると診断されたら
腹水の原因がわかっている場合、まずはその原因となる病気を完治させることが優先となるでしょう。

腹水の症状は原因となる病気によっても異なってきますので、分析の結果次第で今後の治療法を選択することにも繋がります。

また、腹部の腫れや体重増加などの自覚症状があるときには早めに病院で受診しましょう。




子猫と飼い主の女性が…1本のトウモロコシを分け合う

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1本のトウモロコシを分け合う、飼い主さんと子猫。

猫好きにとってはうらやましいことこの上ない、甘〜いお食事タイムをご覧ください。





「しゃくしゃく」と美味しそうな音を立てながら、トウモロコシにかぶりつくふたり。

はっ!?

後ろの2匹も、仲間になりたそうにこちらを見ている……!

次に撮影するときは、ぜひみんなで仲良く分け合ってほしいものですね。

(※猫にトウモロコシは、与え過ぎなければ問題ないとのことです)






アレルギー性結膜炎「涙」で早期発見!痛くない診断方法を日本が開発

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くしゃみや目のかゆみがつらい「アレルギー性結膜炎」。これまで、診断には時間がかかり痛みも伴う血液検査が主流だったが、今回、佐賀大学などの研究チームが画期的な診断方法を発見した。

チームが着目したのは患者の「涙」。涙に含まれるあるタンパク質の濃度を測定することで、アレルギー性結膜炎かどうかをすぐに診断できることが判明したのだ。


□「アレルギー性結膜炎」とは? 症状や患者数は
アレルギー結膜炎とは、まぶたの裏側に接している薄い膜「結膜」がウイルス・細菌、異物などによってアレルギー反応を示し、炎症を起こした状態をいう。

目のかゆみ・充血・くしゃみ・鼻水などが主な症状だ。患者数は年々増加しており、現在の患者数は推定約2000万人とされている。


□アレルギー性結膜炎 涙内のタンパク質濃度に着目
症状に苦痛があると日常生活に支障が出る場合もあるため、アレルギー性結膜炎は重症化する前の早期発見と早期治療が重要だ。ところが、診断に必要な血液検査は時間がかかり、素早く確実な診断が困難だった。

そこで、簡単で精確な診断方法の研究に取り組んだのが、佐賀大学医学部と国立成育医療研究センターの共同研究チームだ。

チームはアレルギー性結膜炎患者の涙に含まれるタンパク質「ペリオスチン」が、通常よりも高濃度であることを発見。濃度を調べることでアレルギー性結膜炎であるかどうか、そしてその重症度の正確な判断が可能になった。


□アレルギー性結膜炎 痛みがなく、高い精度の診断が可能に
涙を採取するだけで診断できるため、簡単で苦痛もなく、高精度の診断が可能になったと研究チームは言う。

新たに結膜炎になった患者だけではなく、すでに症状に苦しむ患者たちの経過を観察する手段としても役立つ。この涙による診断方法をすぐにでも医療現場に導入できるよう、研究チームはメーカーと共同でシステム化を進めているという。

目のかゆみやくしゃみなど、つらいアレルギー症状で苦しむ人は多い。より精度の高い診断で確実な治療を素早く受けられる人が増えれば、長年こういった症状に悩まされることも少なくなるかもしれない。診断方法のシステム化を含め、今後のさらなる研究に大いに期待したい。





泡石鹸と液体石鹸はどっちが効果的?種類別の特徴を医師が徹底分析!

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インフルエンザや、食中毒の予防に手洗いは有効であるので、外から帰ってきたときには手洗いを徹底することが大切です。

手洗いの際に石鹸を使う場合、固形や泡石鹸、液体石鹸など様々な種類がありますが、どれが一番有効なのでしょうか?

今回は医師の建部先生に、海外で行われていた石鹸の研究、石鹸の種類別のメリット・デメリット、有効な手の洗い方などを解説していただきました。



泡石鹸と液体石鹸に関する研究

研究概要
アメリカ合衆国UCLA医学部のオズレム・イクイルス博士らは、市販されている2つの泡状石鹸および液体石鹸の抗菌効果について、 手洗い後の表面に残存する平均細菌集落数を調査する研究を行いました。

実験にあたり実験協力参加者を別に集め、同じ種類の泡ならびに液体石鹸を使用し、同じ手洗い方法を行って手の表面に残存する細菌集落数を確認しました。

研究結果
液体石鹸のほうが有意に手洗い後の手の表面に付着する細菌集落数が少ないという結果を示し、別の実験協力参加者たちの結果集計においても同様でした。

研究考察
■ アメリカの考察
実験結果に係る考察において、オズレム・イクイルス博士の研究チームは、「液体石鹸が手を洗うという過程で泡が作り出されていくのに比べて、泡石鹸は泡そのものがポンプから出てくるため液体石鹸よりも抗菌効果が少ないのかもしれない。」と推測しています。

また、1回あたりに吸い上げる泡に含まれる石鹸としての量が、液体石鹸における量でみられるよりもよりも著しく少ないなどの、1回使用量あたりの石鹸成分量の違いに言及しています。

■ドイツの考察
ドイツのエルンスト大学の手指衛生専門家、ギュンター・カンプ博士は、 以下のように述べています。

「研究が小規模で方法が厳格ではなかったため、結果をよりはっきりさせるためにはさらに厳密な研究が必要である。」

「家庭では、手洗いが洗浄の主な目的であるため、泡石鹸であれ液体石鹸であれどちらの使用も変わりがない。」

■ 研究の見解
オズレム・イクイルス博士の実験は疫学的実験としては規模が小さいようなので、得られるデータも信頼性が低いを言わざるを得ません。

実験結果の考察に対しても1回分の石鹸としての量の比較や、少なくとも泡石鹸における泡立ちを良くするために含まれている起泡剤や泡保持剤の影響についても検証が無ければ意味がありません。

したがって、実験からは少なくとも家庭での手の洗浄という点においては、泡石鹸使用と液体石鹸の使用に優劣を述べることは難しいでしょう。

《参照》
・ロイター

手に存在する3つの皮膚常在菌

手の皮膚にはいつも住みついている皮膚常在菌が存在しており、基本的には手の皮膚上の皮脂や汗をエサに生息しています。

主に以下の3種が皮膚常在菌として存在しています。

表皮ブドウ球菌
ブドウ球菌は、コアグラーゼ陽性である黄色ブドウ球菌と、コアグラーゼ陰性ブドウ球菌とに大きく分けられます。

コアグラーゼとは黄色ブドウ球菌の菌体の外で作られる酵素の1つであり、血漿凝固作用を有するもので、十数種あるコアグラーゼ陰性ブドウ球菌のうち代表的なものが表皮ブドウ球菌です。

また、表皮ブドウ球菌は皮膚に常在しており、病原性に関しては黄色ブドウ球菌より弱く毒素も作りません。

病原性があまり問題とならなかったのですが、医学の急速な進歩に伴って細菌やウイルスに感染しやすくなってしまっている易感染患者が急増しており、患者にとっては、表皮ブドウ球菌は大きな問題となります。

黄色ブドウ球菌
人体の皮膚表面や毛孔に存在し、特に鼻腔内に多く存在する常在菌です。

黄色ブドウ球菌は毒性が高く、病気を引き起こす危険性が健常者に対してもあるといった特徴があり、創傷部から体内に侵入した場合などに発症する危険性があります。

感染力は強いですが、菌が少なければ通常毒性は弱いです。

アクネ菌
ブドウ球菌と同じように一番多く皮膚に存在する皮膚常在菌です。

アクネ菌は皮脂を栄養にしていて、増殖し過ぎるとニキビの原因となってしまいますが、手には毛穴とその内部に存在する皮脂を分泌する皮脂腺自体が少ないので、手には少ない常在菌といえるでしょう。



手の菌によって懸念される疾患リスク

基本的には、手の菌によって生じる疾患は、黄色ブドウ球菌によるものと考えてよいでしょう。

主なものは以下の通りです。

表皮感染症
手における外傷部分から黄色ブドウ球菌による感染が起きると、伝染性膿痂疹(とびひ)、蜂巣炎など、表皮限局性の化膿性疾患の原因になります。

食中毒
おにぎり、寿司、お刺身などの食品に特に黄色ブドウ球菌といった菌が付着・増殖することで起こります。

増殖の過程で細菌産生毒素量が増え、生理活性により経口摂取後1〜5時間で、発熱や下痢、嘔吐などの食中毒症状をきたすことがあります。

毒素は熱に強く抗生物質が効かないので、対症療法で毒素が体外に出されるのを待つことが治療の主体になってしまいます。

肺炎や肺化膿症
黄色ブドウ球菌の増殖が進んだ結果、時に血流に入った場合に生じることがあります。

肺化膿症とは肺内部の気道の末端、肺胞というブドウの房状の末端組織に細菌が増殖し、対して生体側の白血球を主とする炎症細胞や感染防御物質が集まって炎症を起こした状態の感染症で、組織の壊死を伴うのが特徴的な病態です。

肺内に空洞が広がり、液状の壊死物質が空洞内にたまってしまう状態、簡単にいうと肺に穴が開いてしまいその穴の内部に膿が溜まった状態とも言えます。

髄膜炎
肺炎、肺化膿症と同じく血中に入った場合、黄色ブドウ球菌が定着し、脳および髄膜に炎症が生じた状態で、炎症部位によっては生命の危険がある救急疾患です。

菌血症、敗血症
本来無菌であるはずの血液中に細菌が認められる菌血症や、さらに進んで感染を原因とした全身性に炎症が起きている状態である敗血症は、全身の多臓器不全を引き起こす重篤な病状です。

毒素性ショック症候群
黄色ブドウ球菌の産生するTSST-1という毒素による症候群です。TSST-1がスーパー抗原として働き、発疹、下痢や嘔吐、血圧低下(ショック)、播種性血管内凝固、多臓器不全などを来たす致命的な疾患です。

医療用人工物への感染
人工心臓弁、人工関節、中心静脈カテーテルなどの体内に医療用人工物が存在する患者では、血流中に侵入した黄色ブドウ球菌が異物に定着して感染症を起こすことがあります。

石鹸の種類別による成分や作り方の違い

石鹸は界面活性剤の一種で、動植物のあぶら(油脂)をアルカリで煮て作られ、アルカリの種類により石鹸は2つに大きく分けられます。

・油脂を水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)で煮たもの:固形石鹸や粉石鹸になる。
・油脂を水酸化カリウム(苛性カリ)で煮たもの:ゼリー状の固体になる。

固形石鹸
もともと古くからあり現在も見かけるタイプで、市販の石鹸は脂肪酸のアルカリ塩(ナトリウム塩)を石鹸/界面活性剤としていることが多い。

洗浄補助剤として炭酸塩、ケイ酸塩、リン酸塩などの無機塩類を含むものや金属封鎖剤であるキレートを含むものも存在します。

さらに、添加剤として香料や染料、グリセリン、天然油脂、ハーブ、ビタミンなどのほか保存料が加えられる石鹸のほか、逆に天然成分のみで昔ながらの手法で製造し、無添加を特徴にする石鹸も存在しています。

■ 界面活性剤
水と油は混ぜると一時的に混じりあいますが、放っておくと分離してしまい根本的に混じり合わない組み合わせです。

物質間の境目にあたる「界面」に作用してその性質を変化させる物質が界面活性剤です。

水と油の混合物に界面活性剤を加えると、水と油は分離せずに混じりあう「乳化」を起こし、洗剤はこの「乳化」の性質を利用して汚れを落としています。

泡石鹸
泡で出てくるタイプのハンドソープなどは、液体石鹸に泡立ちを良くするために含まれている起泡剤や泡保持剤などを加えたものです。

起泡剤や泡保持剤を溶解させるため、 さらに加水されていたりその他の化学成分が加えられています。

液体石鹸
界面活性剤が脂肪酸のカリウム塩を主成分としているものです。

脂肪酸のカリウム塩は常温でゼリー状・粘液状を呈するため適度に加水してあるものが製品となっています。

以前はココナツヤシを原料としたものなどが理髪店のシャンプーとしてよく使用されていました。

石鹸成分が多くなると容器内で固まってしまうために、石鹸成分は少なくなっております。

手洗いの際の石鹸の種類別メリット・デメリット

固形石鹸
■ メリット
3種の石鹸の中で最も石鹸/界面活性剤としての含有量が高く、洗浄効果が高い

■ デメリット
・学校などで不特定多数の人が同じ石鹸を使用する場合、固形石鹸では前に使っていた人の手の汚れなどが固形石鹸表面に残っていることがあり、衛生面が懸念される
・手のひらの上で水になじませつつ固形石鹸を溶かす手間がかかり、場合によってはその間、蛇口から流水したままの状態があるため節水の点で問題がある

泡石鹸
■ メリット
・3種の石鹸の中で最もすぐに手の洗浄を始めることができる
・手の上で泡立てる手間が少なくなる
・容器から直接、石鹸成分の泡で出てくることで、周囲に石鹸液が飛散しない
・手をすすぐ際に、洗浄成分がすぐに洗い流される
 
■ デメリット
・3種の石鹸の中で最も石鹸/界面活性剤としての含有量が低くそれに伴い洗浄効果が低い
・水や温水に濡れた手の上で容器より出てきた泡石鹸は速やかに消泡してゆく傾向が強く、実際に必要な量よりも少し使い過ぎになる
(石鹸を使い慣れている私たちは、手洗いの際「泡がまんべんなく手に付いているか、手をまんべんなくこすり洗いしたか」を目安にしているためと考えられる)

液体石鹸
■ メリット
・一般的に製造コストが固形石鹸より割安
・使いまわしても前に使っていた人の手の汚れなどが付着することが少ない
・手のひらで泡立てる時間が少ないので、蛇口から流水したままの状態の場合では節水になる
・ホテルなど宿泊施設では減った分だけ補充すればよい

■ デメリット
・純粋な石鹸成分(界面活性剤である脂肪酸のカリウム塩)の割合が製品全体の30%くらいと少なく、固形石鹸より洗浄力も落ちる
・周囲に石鹸液が飛散することがある

手洗いに有効な石鹸と手洗いの手順

石鹸の種類
自分だけが利用するのであれば、自分専用の固形石鹸の使用がよいと言えますが、社会生活を営む上で実際にそのような状況にいらっしゃる方は少ないと考えられます。

石鹸/界面活性剤の洗浄効果の観点から、液体石鹸を使用した手洗いが有効と考えられます。

手洗いの手順
医療従事者が実践している標準予防策(スタンダードプリコーション)に基づく手洗いを行い、手洗い後に速乾性の手指用アルコールジェル、または手指用アルコール液を擦り込むのが一番有効であろうと考えられます。


石鹸で手が荒れてしまう原因

医学的観点からは、石鹸製品に含まれるすべての成分ならびに手洗い方法が手荒れに繋がり得る、ということができます。

皮膚の乾燥
原理的に手に限らず皮膚は皮脂膜という油分に保護されているのですが、皮脂膜は石鹸製品を利用した洗浄で剝がされて皮脂膜の下にある角質の水分は乾いてしまい、皮膚が乾燥します。

油分を失って柔軟性が無くなった皮膚は、乾燥によって角質が硬くなってガサガサした荒れた状態となりこれが酷くなると痒みなども伴うのです。

石鹸製品が持つ界面活性剤の成分による皮脂膜の喪失といった要因以外にも、高い温度のお湯や勢いの強い水圧の水の使用によって皮脂膜はさらに失われますし、ハンドドライヤーを手洗い毎に使用すれば、乾燥による角質硬化傾向もさらに進んでしまいます。

化学物質の残存
石鹸製品に含まれる香料をはじめ、その他の化学物質の皮膚面上での残存が、接触性アレルギー性皮膚炎の誘因や手荒れの原因に成り得ます。


手荒れ対策
石鹸製品で手が荒れてしまう場合は、他の石鹸製品に変更したうえで手洗い方法の見直しや、ハンドクリームを使う習慣で対応してゆくのが現実的と考えられます。


正しい手洗いによる効果

医学的には正しい手洗いは接触感染の拡大を防ぐという効果が得られます。

医療現場や食品関連の現場はもとより日常の様々な場所で人の手は使われ、病原体にとっては拡大・伝播してゆくには接触感染は便利な手段になっています。

手には、表皮ブドウ球菌、アクネ菌、黄色ブドウ球菌の皮膚常在菌のほかにもノロウイルス、腸管出血性大腸菌、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)、緑膿菌が付着していることがあります。

正しい手洗いは病原体が引き起こす様々な疾患を予防する最も有効な予防対策となるのです。



石鹸の種類別メリット・デメリット等についてお話させていただきました。 手を石鹸製品できちんと洗って清潔を維持し感染を防ぐということは大切なことです。

しかし、その選択や方法を間違うと慢性的な手荒れの原因にもなってしまいます。 ひどい手荒れの場合は、お近く皮膚科を受診することをおすすめします。

また、石鹸製品に関して最近の企業の研究・商品開発の進化は著しく、概念を覆す石鹸製品、欠点をほぼ完全にカバーし得る石鹸製品も次々と登場してきているということを付け加えておきます。





舌が白いのは病気のサイン? 舌苔ができる原因と対策方法

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あなたの舌の色は何でしょうか? 綺麗な赤色をしていますか? 最近では舌が白くなっているという人が増えてきています。

様々な病気のサインとも言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか?

今回は舌が白くなる舌苔をご紹介します。

要チェック項目
□舌苔は体調不良のシグナルでもある
□舌苔は細菌と食べ残しのカタマリ
□舌苔はついてしまうと取らないとなくならない

最近自分の舌が白い
舌苔という言葉を聞いたことがありますか? これは、「舌苔(ぜったい)」と呼び、舌の上についている白や黄色の付着物の子を言います。

かつては、このような舌苔というものはつかなかったのですが、近年では多くの人にこの舌苔というものが付着しています。

舌苔は、口臭の元となってしまったり、または様々な病気のサインであるとも言われています。事実、この舌苔の付き方によって、口の中や体の異変に気付くこともできるのです。

まさに健康のバロメーターともいえるのですが、この舌苔というのはどうしてできてしまうのでしょうか?

舌苔とは
そもそも、舌苔というのはどのようなものなのでしょうか? ここで改めて舌苔について簡単にご紹介したいと思います。

舌苔というのは、舌の表面の角質が何かの原因により伸びあがり、硬くなります。硬くなるだけなら問題ないように思えますが、この隙間に細菌が住みつき、汚れがこびりつきます。

それによって、自分の舌がまるで白く苔が生えてしまったかのように見えてしまいます。生活習慣や病気などの様々な原因とされることが多いのですが、時には原因不明の場合もあり、悩まされてしまう事があります。

舌苔というのは、基本的に白っぽく見えてしまうのですが、その時の地震の体調や生活習慣により、黄色や茶色の舌苔になってしまう事があります。このような状態になってしまうと、特に口臭がきつくなるといわれています。

舌苔ができる原因
舌苔というのは、健康で規則正しい生活を送っている人でもある程度はつくことがあります。そのため、舌苔があったからといって、必ずしも何らかの問題を抱えているというわけではありません。

ですが、多くの場合で何かしらの問題により舌苔ができることがあるのです。

口腔内の衛生環境の悪化
歯磨きをしっかりしないで不衛生な状態が続くと、口内細菌の増加や食べ残し等により舌苔が増加しやすくなります。

体調不良、寝不足による免疫力の低下
免疫力が低下してしまうと口の中の細菌が活発化し増加しやすくなります。

口呼吸、ストレス、薬の副作用による唾液の減少
唾液には殺菌作用や、免疫機能が備わっています。唾液が減少すると細菌が活発化します。

アルコール、喫煙
アルコールを飲むと利尿作用により口の中が乾燥します。喫煙においても口の中を乾燥させるので、唾液不足により細菌が増加します。

胃腸の悪化
胃腸が悪化しているときには、全身の免疫力が低下していることが多いです。そのため、胃腸が悪いときには、口腔内の免疫力も低下し細菌が活発化します。

舌苔ができてしまう事による悪影響
舌苔ができてしまったというだけでは、命にかかわることではありませんので、多くの人が舌苔など気にせずに生活しています。

実際のところ、体調が悪いときに舌苔が付きやすいのであって、舌苔ができたらそこから他の病気になるという事はほとんどありません。

ですが、日常生活にある程度の支障をきたしてしまう可能性があります。それは、見た目と口臭です。

見た目
思いっきり舌を相手に見せる状況というのはあまりないかもしれませんが、ふとした時に見えた舌が真っ白になっていると、相手が不快に思うことが多いです。

体調不良により、舌苔ができてしまったにしても、相手からはなかなかわかりませんので、不衛生な人だと思われてしまう可能性があります。

口臭
舌苔は、細菌と食べ残しのカタマリです。それ単体でもにおいを発してしまうものですが、細菌が食べ残しをエサにして、においを発する物質を生み出してしまいます。そのため、口臭の原因となってしまいます。

舌苔の改善方法
舌苔がついてしまったら、取り除くほかには解決するすべはありません。物理的に取る際には、舌を傷つけないようにとる必要があります。

舌というのは、味覚をつかさどるものであり、かなり繊細なものです。無理のないようにしましょう。

舌ブラシ
舌苔専用の舌ブラシがあります。歯ブラシのたびに毎回するのではなく、朝起床時に1回するだけで十分です。また、舌が傷ついているときには使用を控えましょう。

やわらかいタオル
やわらかいタオルを使って、優しく舌苔をとりましょう。舌ブラシと同様の効果を得ることができます。この時注意するのは、ゴシゴシとしないようにしてください。軽く撫でるようにするだけで十分に舌苔を取ることができます。

舌苔知らずの綺麗な舌に
今回は、舌が白くなってしまう舌苔の原因や症状についてご紹介させていただきました。

舌苔はそれ自体が病気ではありませんが、何らかの体調不良のシグナルであったり、不摂生が原因となります。

体調管理のサインとして丁寧にケアをしていきましょう。舌苔を取る場合は、舌を傷つけないようにやさしくとることがポイントです。皆さんもぜひ舌苔知らずの健康的な舌を維持しましょう。





昔の人は一日の眠りを2分割していた!睡眠事情から見る昔の生活とは?

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ここ数年子どもから大人まで十分な睡眠がとれていないことが問題視されているが、よくよく考えると昔の人々の睡眠はどうだったのだろうか。彼らは現代人よりもしっかりと眠れていたのだろうか。

本記事では、近代より前の西ヨーロッパ人と江戸時代の日本人の睡眠事情から昔の睡眠を見ていこう。彼らの眠りにおける環境や取り組みを今の生活と比較しながら見ていくと面白いかもしれない。


□欧米人の睡眠は分割式が主流
最初は西ヨーロッパ人の睡眠についてだ。欧米人の眠りに詳しいバージニア工科大学のロジャー・イカーチ教授は、西ヨーロッパ人は眠りを2分割し生活していた。彼らの文化ではそれが当たり前だった。ナイジェリアのディブ族も「第1の眠り」「第2の眠り」と呼んで分割睡眠をとっていたと述べている。

彼らは2回に分けて睡眠をとることで、日常生活をより有意義なものにしていたのだろう。しかしその睡眠が快適だったかというと、そうではないようだ。特に経済的に貧しい家庭では十分な睡眠がとれていなかった可能性がある。

その背景には住環境が発達していないことが挙げられる。しっかりとした住環境が整備されていないことにより、寒さやにおい、害虫などの被害から身を守るのが難しかった。

これ以外にも文化的な背景として挙げられるのが、宗教関係者によって行われていた夜中の祈祷活動、国家の命を受けた警備団が防犯対策のために一晩中行っていたとされる大声による警備活動だ。街中で行われる、こうした祈りや巡回が人々の眠りを妨げていた。


□江戸時代の一般庶民は太陽と共に生活していた
では、昔の日本人の睡眠はどうだったのだろうか。江戸時代の人々の暮らしから考えていく。

当たり前だが江戸時代は今のように文明が発達していないため、夜が来れば外は真っ暗だったことが推測される。ろうそくなどの明かりをとるための道具は存在したが、高級品だったため一般庶民が持つには贅沢な物とされていた。


これらの理由から江戸時代の人は「朝日と共に起床して、日が沈めば就寝する」という生活形態が一般的だったと考えられている。夏至の頃は、日が昇るまで約9時間、冬至になると14時間ほど夜が続いたといわれている。

□四季のリズムを反映した睡眠を取り入れてみよう
昔の人たちの生活を見ていくと、夜になると寝る以外の選択肢がほとんどなかったようだ。

しかし現代人が昔の人のように睡眠を2分割すること、暗くなったら眠るという生活を取り入れるのはおそらく難しいだろう。

では自然に合わせて睡眠に変化をもたせてみてはどうだろうか。夏は朝日に合わせて少し早めに起床してみたり、冬は寝る時間を早めてみたりと四季のリズムに合わせた生活を送ることで、体にも無理のない睡眠がとれるかもしれない。





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