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2014年11月02日

マッドサイエンティストの悪夢「x線の目を持つ男」

ロジャーコーマンと言えば低予算で、面白い作品を作る監督として有名だが、カルト映画もたくさん作っている。

1963年に作った「x線の目を持つ男」もそんな傑作のひとつである。

主人公のジェームズ・エグザビア博士(レイミランド)は、人間の可視能力の限界に挑戦する研究に挑むが

スポンサーに見放される。それでもあくなき探求心から助手ダイアン(ダイアナ・ヴァン・ダー・ヴリス)の協力を得て研究

を続ける。そして、開発した特殊目薬を自らを実験台にして試してみる。

薬の効果は凄まじく、相手の上着の下の着衣の胸のボールペンまで見えるほどである。

しかし、次第に薬が効きすぎて、人の骨格や人体の内臓まで見えるようになった。助手のダイアンとダンスパーティーに

でかけると他の客の裸まで見えてジェームズは戸惑った。

心配した、同僚サムはジェームズの研究を中止させようとしてもみ合い、ジェームズは誤ってサムをビルから突き落として

しまい殺してしまう。

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警察に追われる身となったジェームズは、透視能力を売り物にする超能力者として見世物小屋で身をやつしその日の

糧を得ていた。

姿を消したジェームズの身を案じたダイアンによって居所を突き止められたジェームズだったが、見世物小屋の興行師

に正体を見破られ逃亡する。

荒野をさまようジェームズがふと見つけたテントで説教師による集会があった。

ふらふらとテントに入るジム、ジムか牧師に自らの罪と苦悩を告白する。「宇宙の中心に光がありその巨大な眼球が

私を視ている・・」

牧師はそれに答えて「お前が見た邪悪のものは悪魔だ。もし汝邪悪な目を持てば自らの手でえぐりだせ」

次の瞬間、ジムは自らの手で眼球を抉り出した・・・

この映画は劇場未公開でUHFの深夜テレビで初めてみたがラストシーンのえぐさはかなりショックだった。

しかし、アカデミー賞を受賞しオードリーとも共演した名優レイミランドがよくこんなゲテモノ役を引き受けたものだ。

だが、60年代のカルトSFの傑作の1本であることは.間違いなくコーマン監督の演出は光っている。



posted by ハヤテ at 13:22| SF映画
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