2014年11月03日
勝利者とは「マイウェイ」1975年
フランクシナトラの「マイウェイ」は大ヒットしたあまりにも有名な曲だが、この曲と歌詞をテーマにした映画が1975年
公開の「マイウェイMy Way the winners」である。
主人公のウイルマドックスは、レンガ工から叩きあげマドックス建設を始め、マドックス帝国と呼ばれるほどの財閥を
作り上げた。ウイルは若き日にマラソンで金メダルを獲得したマラソンランナーであり、そのモットーは勝利至上主義
であった。
妻フラン(マリー・デュ・トワ)も元馬術の選手であり、4人の子供にもスポーツを通じて徹底的なスパルタ教育を強要していた。
ウイルにとってはそれは普通のことであり、子供たちのためであると考えていた。長男トニーはカーレーサー、次男
ポールは単距離ランナー、三男バリーはマラソンランナー、末の娘サンドラは水泳とウイルから勝つことのみを命令
されていた。
だが子供たちは父のロボットではない。
長男トニーが美しい歌手ジリアンを婚約者としてウイルに引き合わせたが、彼女が子持ちであることを知るとウイルは
大反対し、怒ったトニーは家出し、次男も相次いで家出した。
しかもトニーはレースで大事故を起こし半身不随の体になってしまう。
次いでバリーがエレベーターが高層から転落して死亡しサンドラも水泳大会で負けてしまう。
相次ぐ不幸にウイルは絶望するが自らのプライドと再生をかけてマラソン大会に出場する。
マラソン大会の当日、ポールの姿があった。ウイルは体力の限界を超えても走りぬこうとするが・・・
ストーリーはいかにもありふれた話であるが、人生とは家族とは、ほんとうの勝利とは普遍的なテーマであり
ラストは感動的である。昔はよくテレビ放映されていたのだが、DVD、VHSとも発売されておらずDVD化が待たれる。
主人公のウイルマドックスは困ったおやじであり、自分の成功体験を押し付けるうざい男であるがこれだけ家族から
嫌われるとかわいそうになってくる。
製作は、「ロリーポップ」と並ぶ珍しい南アフリカ映画である。
蛇足だが、私の知人はこの映画を見て感動しランニングを始めた。映画の力はやはり凄い。
公開の「マイウェイMy Way the winners」である。
主人公のウイルマドックスは、レンガ工から叩きあげマドックス建設を始め、マドックス帝国と呼ばれるほどの財閥を
作り上げた。ウイルは若き日にマラソンで金メダルを獲得したマラソンランナーであり、そのモットーは勝利至上主義
であった。
【映画チラシ】マイ・ウェイ/監督・エミール・ノファル //洋マヤ 中古価格 |
妻フラン(マリー・デュ・トワ)も元馬術の選手であり、4人の子供にもスポーツを通じて徹底的なスパルタ教育を強要していた。
ウイルにとってはそれは普通のことであり、子供たちのためであると考えていた。長男トニーはカーレーサー、次男
ポールは単距離ランナー、三男バリーはマラソンランナー、末の娘サンドラは水泳とウイルから勝つことのみを命令
されていた。
だが子供たちは父のロボットではない。
長男トニーが美しい歌手ジリアンを婚約者としてウイルに引き合わせたが、彼女が子持ちであることを知るとウイルは
大反対し、怒ったトニーは家出し、次男も相次いで家出した。
しかもトニーはレースで大事故を起こし半身不随の体になってしまう。
次いでバリーがエレベーターが高層から転落して死亡しサンドラも水泳大会で負けてしまう。
相次ぐ不幸にウイルは絶望するが自らのプライドと再生をかけてマラソン大会に出場する。
マラソン大会の当日、ポールの姿があった。ウイルは体力の限界を超えても走りぬこうとするが・・・
ストーリーはいかにもありふれた話であるが、人生とは家族とは、ほんとうの勝利とは普遍的なテーマであり
ラストは感動的である。昔はよくテレビ放映されていたのだが、DVD、VHSとも発売されておらずDVD化が待たれる。
主人公のウイルマドックスは困ったおやじであり、自分の成功体験を押し付けるうざい男であるがこれだけ家族から
嫌われるとかわいそうになってくる。
製作は、「ロリーポップ」と並ぶ珍しい南アフリカ映画である。
蛇足だが、私の知人はこの映画を見て感動しランニングを始めた。映画の力はやはり凄い。
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