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2019年12月11日

「クリフハンガー」シルベスター・スタローンマイケル・ルーカー

1993年に製作されたシルベスター・スタローンの「クリフハンガー」は、スタローンの数ある作品の中でも

かなり面白い映画である。クリフハンガーとは絶体絶命のシーンを表す映画用語だそうだ。

スタローンといえば兵士やボクサーなどの役が多いが、クリフハンガーでは山岳救助隊の一員を演じている。

主人公ののゲイブ・ウォーカー(シルベスター・スタローン)は天才的なクライマーだったが、ロッキー山脈

で山岳救助の仕事についていた。ある日同僚のハル(マイケル・ルーカー)とその恋人サラが絶壁に取り残さ

れ山から下りることができず、ゲイブはヘリコプターのパイロットのフランクとともに救出に向かう。

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感想(2件)





救出が困難な状態だったがゲイブはロープを使ってまずハルを助けた。次にサラを救出しようとした

ところ悲劇が起きた。サラの命綱がはずれたのだ。ゲイブは必死でサラを助けようとしたが重さでサラの

腕がすべりサラは真っ逆さまに谷底へ落ちていった。ハルはサラが死んだのはゲイブのせいと思い込み

ゲイブを憎んだ。ゲイブは事件のショックから救助隊をやめるが、8か月後に恋人ジェシーの前に姿を

現した。自責の念にかられるゲイブを励ますジェシーだったが、そのころ財務省造幣局の秘密輸送機

が国際犯罪組織小型ジェット機に乗っ取られ、現金を奪取する。首尾よく計画が成功したかと

思われたがジエット機は山中に不時着し、ボスのクエイルン(ジョン・リスゴウ)はここから脱出する

ために遭難を装って救難信号を発信する。ゲイブとハルは現地へ向かうが恐るべき罠が待っていた。

映画の冒頭からいきなりロープから落ちるシーンがあり、一気に作品に引き込まれる。悪人役の俳優の

演技もいかにも憎たらしくて面白い。スタローンのアクションも山岳映画ということで一味違い楽しめる。

スタローンのファンなら、ぜひ見ておくことをおすすめする。

posted by ハヤテ at 15:30| パニック映画

2017年01月15日

「ディープインパクト」モーガン・フリーマン、ティア・レオーニ、マクシミリアンシェル

1998年製作のアメリカ映画「ディープインパクト」は巨大彗星が地球に激突する危機を描いたパニック映画である。

この年の公開された「アルマゲドン」と似たテーマだがヒーロー物語ではない。

テレビ局でニュースキャスターをしているジェニー・ラーナー(ティア・レオーニ)は大統領ベック(モーガン・フリーマン)の元

側近アラン(ジェームズ・クロムウェル)の辞任の秘密を追っていた。しかしその途中で偶然謎のスクープを掴む。

なんと巨大隕石が地球に接近していて残された時間は、後一年で地球は滅亡するというのである。

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ラーナーはこのスクープの発表を48時間だけ待ってほしいと大統領から直に頼まれる。そのかわりに2日後の

記者会見で最初に質問の権利を与えるというのだ。ラーナーは仕方なくこの要求を呑む。

このころラーナーには父(マクシミリアンシェル)のことで悩んでいた。離婚した母(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)が

一人寂しい思いをしているのに父は自分と年がかわらない若い女と再婚しようと言うのだ。

ラーナーは父と話し合いの場を持つが、隕石のことで頭が一杯で話し合いは決裂する。


2日後の記者会見でラーナーは最初に質問する栄誉を得るが、大統領から語られた内容は恐るべきものだった。


巨大隕石が地球に接近していて地球滅亡の日は近いこと、しかし地下の巨大シェルターが完成していて

100万人が収容できること、そしてそのメンバーは政府が無作為に選んだ人間や重要と思われる人間だけなこと

だ。さらに隕石を破壊するために今メサイア号が宇宙へむかっていた。

様々な苦難を乗り越えリーダーのタナー(ロバート・デュヴァル)たちのチームは隕石にたどりつくが・・・


映画の最初のシーンは隕石を発見した高校生リオ(イライジャ・ウッド)が天文台のウルフ博士に知らせるが

博士がタンクローリーと激突して車が炎上するシーンから始まる。

宇宙飛行士のチームが隕石を破壊しようと悪戦苦闘する場面はハラハラどきどきで見せてくれる。

しかしこの映画はドラマ部分にも重きを置いているので途中テンポが遅くなることがあった。

だが父と娘や家族の絆などをしっかり描いていて単なるパニックものでは終わっていない。

またこの映画にはニュースキャスターの娘の両親役を往年の名優マクシミリアンシェルやヴァネッサ・レッドグレーヴが

演じているのが驚きだ。特にマクシミリアンシェルは「戦争のはらわた」のシュトランスキー大佐のころより、かなり

太っていてひげを生やしていたので最初はわからなかった。レッドグレーヴはかなり老けた印象が残った。

隕石が地球接近のテーマは日本では「妖星ごラス」が扱っていて、この映画よりはるかに早い。ただゴラスの場合は

この映画とは逆に地球を動かそうとするのだ。

しかしわずか100万人のみがシェルターに入れて、後は死ねとはエゴイズムの塊としか思えない。

しかもそのメンバーは映画ではくじ引きで決めることになっているのが、もし日本なら与党の政治屋とその親族や

高級官僚や経団連の人間が選ばれて私のような庶民は絶対助からないと思う。

とんでもないことだ。


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posted by ハヤテ at 14:05| パニック映画

2017年01月14日

「デイ・アフター・トゥモロー」デニス・クエイド ローランド・エメリッヒ、氷河期

2004年のアメリカ映画「デイ・アフター・トゥモロー」は突然の氷河期に見まわれた人類の戦いを描くパニック

映画である。

地球温暖化により南極の氷が溶けはじめその光景を見た古代の気象を研究する気候学者のジャック・ホール(デニス・

クエイド)は新たな氷河期が迫っていることを察知し政府に知らせるが、副大統領ベッカー(ケネス・ウェルシュ)は、

まともに取り合おうとしない。

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しかし南極の氷が割れ初めたばかりか、ニューヨーク、東京、ニューデリーと世界中に雹が降ったり、豪雪に

なったり異常気象が現れたのだ。

ジャックの高校生の息子サム(ジェイク・ギレンホール)は、友人の女の子ローラ(エミー・ロッサム)たちと参加した高校

生クイズ大会に参加するためニューヨークに来ていたが、突然の津波や洪水でマンハッタンは壊滅状態となる。

サムとその友人たちはなんとか図書館に逃げ込んで難を逃れた。

だがアメリカの北部の大半は寒さと氷で人間の生存は絶望視された。サムは父と携帯で連絡を取ろうとしたが

通じず地下の公衆電話で父と会話できた。だがその間にも地下には水があふれサムは溺れそうになる。

電話は途中で途切れサムの身を案じたジャックは危険を冒して救出へと向かった・・・・


この映画には怪獣も宇宙人も出てこないがもしかしたらありうる異常気象による災害である。

映画の製作は2004年だが現に2011年東北で大津波があったのである。

この映画の存在は昔から知っていたがもしかして面白くないのではと思い敬遠していた。

だが最初の南極の氷が割れてその裂け目を主人公が飛び越えるシーンから引き込まれた。

またたたきつけるような雹のつぶてで倒れていく群衆や、マンハッタンを漂流する大型船など非常にリアリティ

がある。そして次から次へとこれでもかとばかり波乱が起きて映像にくぎ付けになる。

さらに高層ビルが寒さで崩壊していくシーンも凄い。

とにかく最後まで飽きさせない展開で多少のアラは目をつぶってもいいと思う。

日本のシーンも出てくるがなぜか中国か香港のように見えるのが欠点でそこで話す日本語がまた

たどたどしいのである。しかしパニック映画としてはかなりの出来で面白くおすすめの作品と言える。

監督はローランドエメリッヒ

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posted by ハヤテ at 13:51| パニック映画
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