2017年01月15日
「ディープインパクト」モーガン・フリーマン、ティア・レオーニ、マクシミリアンシェル
1998年製作のアメリカ映画「ディープインパクト」は巨大彗星が地球に激突する危機を描いたパニック映画である。
この年の公開された「アルマゲドン」と似たテーマだがヒーロー物語ではない。
テレビ局でニュースキャスターをしているジェニー・ラーナー(ティア・レオーニ)は大統領ベック(モーガン・フリーマン)の元
側近アラン(ジェームズ・クロムウェル)の辞任の秘密を追っていた。しかしその途中で偶然謎のスクープを掴む。
なんと巨大隕石が地球に接近していて残された時間は、後一年で地球は滅亡するというのである。
ラーナーはこのスクープの発表を48時間だけ待ってほしいと大統領から直に頼まれる。そのかわりに2日後の
記者会見で最初に質問の権利を与えるというのだ。ラーナーは仕方なくこの要求を呑む。
このころラーナーには父(マクシミリアンシェル)のことで悩んでいた。離婚した母(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)が
一人寂しい思いをしているのに父は自分と年がかわらない若い女と再婚しようと言うのだ。
ラーナーは父と話し合いの場を持つが、隕石のことで頭が一杯で話し合いは決裂する。
2日後の記者会見でラーナーは最初に質問する栄誉を得るが、大統領から語られた内容は恐るべきものだった。
巨大隕石が地球に接近していて地球滅亡の日は近いこと、しかし地下の巨大シェルターが完成していて
100万人が収容できること、そしてそのメンバーは政府が無作為に選んだ人間や重要と思われる人間だけなこと
だ。さらに隕石を破壊するために今メサイア号が宇宙へむかっていた。
様々な苦難を乗り越えリーダーのタナー(ロバート・デュヴァル)たちのチームは隕石にたどりつくが・・・
映画の最初のシーンは隕石を発見した高校生リオ(イライジャ・ウッド)が天文台のウルフ博士に知らせるが
博士がタンクローリーと激突して車が炎上するシーンから始まる。
宇宙飛行士のチームが隕石を破壊しようと悪戦苦闘する場面はハラハラどきどきで見せてくれる。
しかしこの映画はドラマ部分にも重きを置いているので途中テンポが遅くなることがあった。
だが父と娘や家族の絆などをしっかり描いていて単なるパニックものでは終わっていない。
またこの映画にはニュースキャスターの娘の両親役を往年の名優マクシミリアンシェルやヴァネッサ・レッドグレーヴが
演じているのが驚きだ。特にマクシミリアンシェルは「戦争のはらわた」のシュトランスキー大佐のころより、かなり
太っていてひげを生やしていたので最初はわからなかった。レッドグレーヴはかなり老けた印象が残った。
隕石が地球接近のテーマは日本では「妖星ごラス」が扱っていて、この映画よりはるかに早い。ただゴラスの場合は
この映画とは逆に地球を動かそうとするのだ。
しかしわずか100万人のみがシェルターに入れて、後は死ねとはエゴイズムの塊としか思えない。
しかもそのメンバーは映画ではくじ引きで決めることになっているのが、もし日本なら与党の政治屋とその親族や
高級官僚や経団連の人間が選ばれて私のような庶民は絶対助からないと思う。
とんでもないことだ。
この年の公開された「アルマゲドン」と似たテーマだがヒーロー物語ではない。
テレビ局でニュースキャスターをしているジェニー・ラーナー(ティア・レオーニ)は大統領ベック(モーガン・フリーマン)の元
側近アラン(ジェームズ・クロムウェル)の辞任の秘密を追っていた。しかしその途中で偶然謎のスクープを掴む。
なんと巨大隕石が地球に接近していて残された時間は、後一年で地球は滅亡するというのである。
新品価格 |
ラーナーはこのスクープの発表を48時間だけ待ってほしいと大統領から直に頼まれる。そのかわりに2日後の
記者会見で最初に質問の権利を与えるというのだ。ラーナーは仕方なくこの要求を呑む。
このころラーナーには父(マクシミリアンシェル)のことで悩んでいた。離婚した母(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)が
一人寂しい思いをしているのに父は自分と年がかわらない若い女と再婚しようと言うのだ。
ラーナーは父と話し合いの場を持つが、隕石のことで頭が一杯で話し合いは決裂する。
2日後の記者会見でラーナーは最初に質問する栄誉を得るが、大統領から語られた内容は恐るべきものだった。
巨大隕石が地球に接近していて地球滅亡の日は近いこと、しかし地下の巨大シェルターが完成していて
100万人が収容できること、そしてそのメンバーは政府が無作為に選んだ人間や重要と思われる人間だけなこと
だ。さらに隕石を破壊するために今メサイア号が宇宙へむかっていた。
様々な苦難を乗り越えリーダーのタナー(ロバート・デュヴァル)たちのチームは隕石にたどりつくが・・・
映画の最初のシーンは隕石を発見した高校生リオ(イライジャ・ウッド)が天文台のウルフ博士に知らせるが
博士がタンクローリーと激突して車が炎上するシーンから始まる。
宇宙飛行士のチームが隕石を破壊しようと悪戦苦闘する場面はハラハラどきどきで見せてくれる。
しかしこの映画はドラマ部分にも重きを置いているので途中テンポが遅くなることがあった。
だが父と娘や家族の絆などをしっかり描いていて単なるパニックものでは終わっていない。
またこの映画にはニュースキャスターの娘の両親役を往年の名優マクシミリアンシェルやヴァネッサ・レッドグレーヴが
演じているのが驚きだ。特にマクシミリアンシェルは「戦争のはらわた」のシュトランスキー大佐のころより、かなり
太っていてひげを生やしていたので最初はわからなかった。レッドグレーヴはかなり老けた印象が残った。
隕石が地球接近のテーマは日本では「妖星ごラス」が扱っていて、この映画よりはるかに早い。ただゴラスの場合は
この映画とは逆に地球を動かそうとするのだ。
しかしわずか100万人のみがシェルターに入れて、後は死ねとはエゴイズムの塊としか思えない。
しかもそのメンバーは映画ではくじ引きで決めることになっているのが、もし日本なら与党の政治屋とその親族や
高級官僚や経団連の人間が選ばれて私のような庶民は絶対助からないと思う。
とんでもないことだ。
新品価格 |
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image