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2016年12月16日

「誰が為に鐘は鳴る」アーネストヘミングウェイゲーリークーパーイングリットバーグマン

「誰が為に鐘は鳴る」はヘミングウェイのベストセラー小説を映画化したアメリカ映画である。

舞台は1930年代の内戦下のスペインで、自ら人民戦線の義勇軍として参加したヘミングウェイの体験が

反映されている。

主人公の大学教授ロベルト(ゲーリークーパー)はファシストフランコに支配された人民たちの力になろうと内戦に

参加する。

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山岳地帯で闘うゲリラと合流したロベルトだったが、アメリカ人ということからゲリラたちに怪訝に思われる。

ロベルトは橋を爆破することを任務としていたが、ゲリラのボスであるパブロ(エイキムタミロフ)はやる気がなく

ロベルトと常に対立していた。

しかし妻のピラー(カティーナ・パクシヌー)は女ながら度胸がありロベルトとは気が合い、実質的にゲリラを

指揮していたのだ。

敵の攻撃がいつあるかわからな緊張の日々で、仲間の一人の若い女性マリア(イングリットバーグマン)

との逢瀬だけがロベルトの心安らぐ時だった。

二人の思いを知るピラーは気を効かせて二人きりにするが、任務やパブロとの確執の中で恋にひたる

余裕はロベルトにはなかった。

そんな中でもファシストの侵攻はこの山にもおよび仲間のエルソルドたちはコンドル軍団の爆撃を受けて

壊滅してしまったのだ。

ロベルトはマリアに未練を残しながら橋の爆破という危険な任務に没頭しようとするが・・・


あまりに有名な名作だが製作は1943年で第二次大戦中のさなかである。日本では戦後公開されたが

私も最近まで戦前の映画とは知らなかったのだ。それほど古さは感じさせず戦争をテーマにしているが

人間ドラマと恋愛ドラマが中心で後半になって内戦の緊迫感が濃く出てくる。

マリア役のバーグマンの輝くような笑顔と白い歯が非常に目立ち、クーパーは男前だかあまり演技はうまく

ない。バーグマンの歯が整いすぎているので、おそらく義歯か矯正手術をしたのだろう。

ゲーリークーパーは60歳で亡くなっているが今の時代からすると若すぎる。スタローンやシュワルツェネッガーより

遥かに若くて死んでいるのだ。

脇役のエイキムタミロフやカティーナ・パクシヌーの演技力は光るものがある。

題名の「誰がために鐘は鳴る」はジョンダンの説教から引用されている。

ラストシーンのロベルトの「僕は君の中で永遠に生き続ける」のセリフが感動的である。

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posted by ハヤテ at 17:01| ドラマ
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