定年間近のサラリーマンのつぶやき

アマゾンや楽天で物品を注文することが当たり前の時代になっています。
実際、我が家でもネット通販サイトを頻繁に利用しています。

リスクヘッジ意識が高い嫁さんは、ネットでの注文の際には
私も立ち会わせて、二人で画面を確認しながらクリックしています。

一方、私はというと注意はしますが、嫁さんほどではないため
一人で注文することが多いです。

そんな私の大きな失敗と言えば、アマゾンで商品を注文した際に、
画面を良く確認せずに誘導されてしまい、アマゾンプライムに勝手に入らされたことです。
今は、昔よりマシになりましたが、以前は売主に有利なようにクリックボタンを
設定していて、よくよく注意しないと本人が思っていた内容と異なる結果に
なることがありました。
（そのままボタンを押すと、お金を使わせるようなボタン遷移になっていて
デフォルト設定のボタンを押さずに、わざわざ別のボタンを押さないといけない仕組みに
なっていました。）

それ以来、慎重に申込をしているつもりでしたが、先日とんでもないことを
してしまいました。
嫁さんの的確なアドバイスと嫁さんの迅速な行動のお陰で、実損はありませんでしたが
あわや数万円を支払うことになりかけましたので、恥ずかしながらその顛末をお話し
したいと思います。

私のような失敗をしないようにと願っています。
また、私から言わせれば売り主の姑息な仕掛けに乗らないようにしてください。

面倒なので実名で説明させていただきます。

今、テレビCMやネットの広告で大々的に宣伝している楽天モバイルの申し込みです。

キャンペーンに魅力を感じ、ネットで申し込めば、実質端末代金、事務手数料がゼロ円で
しかもポイント還元ですが、プラスになるとの誘惑に駆られて、楽天モバイルを
ネットから申し込むことにしました。

事前に、実店舗２か所で、キャンペーン内容や契約内容を確認し、大丈夫と判断した
結果です。

申し込む内容は決めていたので、慎重に画面を確認しながら、進めていました。
そのまま申込ボタンまで進めば、問題は無かったのですが、ふとキャンペーンサイトに
正しく入らないと特典が受けられないかもと心配になり、最後のボタンを押す前に
最初の画面に戻り、入るところを再度確認し、やり直しました。

やり直したつもりでしたが、最初のデータが残っていて、そのまま次へ次へと
進むことができました。
そして最後に確認画面で、重要事項説明があり、「同意する」のボタンを押す前に
何度も重要事項説明を読み返しました。

そして、いよいよ「同意する」ボタンを押して、申込完了になりました。
すぐさま、申込みありがとうございましたメールが届きました。

念のため、申込内容を確認してびっくり、端末を２台申し込んだことになって
いました。

最初の画面に戻り、次へ次へと最初の条件と同じ内容で進めていたのですが
端末の注文台数だけ、画面遷移した分だけ加算されていました。

私が注意しなかったことがすべての原因ですが、この画面遷移には悪意を
感じました。
最初と同じ条件であれば、端末も１台のままで良いと思うのですが、
ここだけ２回申し込んだことになっていたのです。

話しは長くなりますが、私は新規申し込みをしたので、申込む途中で
スマホに割り当てられる電話番号が選択できるのです。
２回目も同じ番号が残っていたので、１回目と同じ契約内容だと思い込んで
しまい合計金額を確認しないミスを犯してしまいました。
（ですが、電話番号は１台分で２台申し込む人は、あまりいないと思います。
電話番号がもう１台の分も選択できるようになっていれば、私のようなミスは
発生しないと思います。）

また、重要事項説明の画面が、別画面になっていて、契約内容が見えないように
なっていたのも消費者を惑わせる意図を感じました。
（ミスをしたお前が悪いと突っ込む方もおられるかと思いますが）

ここからが大変でした。
申込内容を変更したくて、すぐに楽天モバイルに電話をしました。

案の定、回線が混み合っていますのアナウンスが流れ、なかなかつながりません。
それでも一大事なので諦める訳には行きません。
辛抱強く待ってようやく繋がりました。

オペレータの男性は丁寧な応対はしてくれるものの、対応内容は不親切極まりない
内容でした。

通常は、一旦申し込んだらキャンセルはできないのですがと、勿体ぶられて
今回は事情が事情なので受付しますとの返答でした。
良かったと一安心したのですが、キャンセルするための大変な条件を
突き付けられました。

一旦、申込が完了しているので、この電話では受付が終了した訳ではないとのこと。

商品が発送されるので、受け取り拒否をしてくれと言われてしまいました。

また、家族が誤って受け取ってしまうと契約が成立し、キャンセルできない、
宅配ボックスだと受け付けたことになるので契約が成立してしまうとのことでした。

電話でキャンセルを受け付けてくれて良さそうなものですが、楽天としては
あわよくば宅配便を受け取ってくれたら儲けものみたいな悪意を感じました。

我が家は夫婦二人だけで、宅配ボックスも設置していないので、何とか受け取り
拒否でキャンセルできそうでしたが、一つ不安がありました。
嫁さんはネットでいろいろとモニターをしていて宅配便が毎日のように届きます。
また、ふるさと納税や株主優待もやっていて、いろいろと届き物があります。
今までは何も気にせず受け取っていましたので、その点を気を付けなければいけません。
（代金引換だけはお互いに気を付けようと話しています）

なので、うっかり受け取っては大変と、インターフォンのところと
玄関ドアに、大きく「ヤマト便は受取り拒否」と書いて張り紙しました。

電話では、商品が発送されて受け取り拒否をしてキャンセルが成立するまで
２〜３週間かかると言われました。
その日から３週間は、緊張の毎日を過ごすことになりました。

結果的には、商品は申し込んだ日に発送されていて、２日後に届くよう手配
されていました。

この後お話しますが、受け取り拒否の手続きをしたので、自宅まで届くことは
ありませんでしたが、今から思うと何の審査もなく、発送されているようでした、
運転免許証の裏表の写しは確認資料として提出しましたが、何も確認されて
いないようなスピード感でした。
（こんな仕組みでは、携帯電話を悪用（オレオレ詐欺に使われる）されてしまうのではと
心配になりました）

受け取り拒否をすれば良いと私は思いましたが、嫁さんは間違って受け取ってしまう
リスクをとても気にしていました。
なので、宅配便（今回はクロネコヤマトで届くことまでは確認済）の会社に連絡して、
商品を届く前に取り拒否できないか確認してくれました。

結果、伝票番号が分かれば、自宅に届ける前に受け取り拒否できることが分かりました。

我が家はクロネコヤマトのクロネコメンバーズに入っているので、相手方も加入して
いれば、発送された際にメールが届くようになっています。
楽天モバイルからも発送メールが来ましたが、クロネコヤマトからもメールが
届いたので、すぐさま連絡をして受け取り拒否の手続きをしました。

嫁さんの機転のお陰で、受け取り拒否をしなくてはという緊張感からも解放されました。

以上が、週末の土曜と日曜の出来事でした。

嫁さんには感謝していますが、一方で嫁さんからかなり怒られました。
こちらも辛かったです。というか、これが一番大変でした。

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