2020年07月26日
本との別れ
小学生の頃は、読書が嫌いでした。
夏休みの宿題の読書感想文が苦手で、夏休みの終盤まで本を読まずに
遊んでいる人でした。
二学期が始まる直前に、読書感想文を書かないといけなくなり
慌てて書いていた小学生でした。
とにかく本を読むのが嫌いで、読書感想文も全編読まずに、
後ろのページに書いてある「あとがき」を書き写していたように
記憶しています。
論文が苦手なのは、この子供の頃に、文章を書くということから
逃げていたことが原因なのかもしれません。
ですが、中学校に行って、付き合い始めた友達に、とにかく本が
好きな同級生がいて、読書の影響を受けました。
余談ですが、この友人というのは得意不得意がはっきりしていて
英語や国語はすごく得意なのですが、数学が超苦手で赤点を取る
人でした。
私のことに戻りますが、中学校の頃は、少しずつ本を買って読むように
なりました。
この頃から、読書が好きになった気がします。
社会人になってからも、コンスタントに本を買って読んでいました。
同時に、買った本を書棚に並べて、それを眺めることも趣味になって
いたように思います。
もっぱら文庫本を買う人でしたので、文庫本専用の本棚も買いました。
そんな私でしたが、この本をどうするかの転機が1回目に来たのが
大阪から東京に引っ越しする時でした。
段ボールに詰めると結構な箱数になり、思い切って処分しようと考えました。
当時は、ブックオフという店は無く、街中の古本屋に持ち込んで買い取って
もらうのが一般的でした。
数百冊はあったかと思いますが、買取価格は千円にもなりませんでした。
10年以上買いためた本(カバーもあり、折り目一つない本)が数百円と
いう事実を受け入れられずに、結局処分せずに東京に引っ越し荷物と
一緒に持って行きました。
それから東京(正しくは、勤務地は東京23区内ですが、住居は埼玉)でも
コツコツと本を買って、書棚に並べていました。
東京でも引っ越しを3回しましたが、その度に本は段ボールに詰めて
持って行きました。
家を建てた時も、作り置きの本棚が欲しいと主張し、
本棚を作ってもらいました。
奥行きがそれなりにあるため、文庫本は前後2列にして並べました。
今後も本は買って並べる前提で、かなり大きな本棚を作ってもらいました。
そんな私でしたが、嫁さんが「断・捨・離」を始めるようになって家の中を
すっきりすることに力を入れ始めたことから、2度目の転機が来ました。
その影響で、私に対して、「この本達、どうするの」と迫って来ました。
「定年になったら読み返す」と今から思えば、少々意地になって言い返して
いたような気がします。
どうせ「読みもしないのに」と呆れられてしました。
事実、昔買って読んだ本を読み返したことは一度もありませんでした。
また、今後も読まないだろうということは、薄々感じていました。
なので、思い切って処分することにしました。
最初は、嫁さんにネットオークションに出してもらって処分していました。
買ってくれそうな本とそうでない本は、くっきりと分かれます。
読みやすい本は売れますが、純文学や経済小説や歴史小説は売れません。
途中から、段ボールに詰めて丸ごと買い取ってもらう所に送り処分しました。
二束三文でした。
それもそのはずです。
本自体は綺麗なのですが、日に焼けてしまって茶色く変色しています。
ブックオフに持って行った時に、これでは売り物にならないと
引き取ってもらえないこともありました。
全て処分した後は、本棚がすっきりとし爽快な気分になりました。
あの、本棚に並べて自己満足に浸っていたのは何だったのでしょう。
処分せずにいた自分がばかばかしくなってきました。
何度も読み返したり、調べ物をするために書籍を保管している人は
別でしょうが、一度読んだ本は二回と読まない私は、何に拘って
いたのかなと今では不思議です。
また、これをきっかけに、物への執着が一層なくなりました。
どうしても残しておきたいと思うものがあまりないことに気が付きました。
処分した後は、本は図書館等で借りる派に変更しました。
最近は、読みたいと思う本が少なくなったこともあり、買わなくなって
しまいました。
また、買った本も読んだ後は、すぐにブックオフに持ち込んで処分する
ことにしました。
本が綺麗なうちは買い取ってくれます。
長く持っていても何の得もないことに気づきました。
夏休みの宿題の読書感想文が苦手で、夏休みの終盤まで本を読まずに
遊んでいる人でした。
二学期が始まる直前に、読書感想文を書かないといけなくなり
慌てて書いていた小学生でした。
とにかく本を読むのが嫌いで、読書感想文も全編読まずに、
後ろのページに書いてある「あとがき」を書き写していたように
記憶しています。
論文が苦手なのは、この子供の頃に、文章を書くということから
逃げていたことが原因なのかもしれません。
ですが、中学校に行って、付き合い始めた友達に、とにかく本が
好きな同級生がいて、読書の影響を受けました。
余談ですが、この友人というのは得意不得意がはっきりしていて
英語や国語はすごく得意なのですが、数学が超苦手で赤点を取る
人でした。
私のことに戻りますが、中学校の頃は、少しずつ本を買って読むように
なりました。
この頃から、読書が好きになった気がします。
社会人になってからも、コンスタントに本を買って読んでいました。
同時に、買った本を書棚に並べて、それを眺めることも趣味になって
いたように思います。
もっぱら文庫本を買う人でしたので、文庫本専用の本棚も買いました。
そんな私でしたが、この本をどうするかの転機が1回目に来たのが
大阪から東京に引っ越しする時でした。
段ボールに詰めると結構な箱数になり、思い切って処分しようと考えました。
当時は、ブックオフという店は無く、街中の古本屋に持ち込んで買い取って
もらうのが一般的でした。
数百冊はあったかと思いますが、買取価格は千円にもなりませんでした。
10年以上買いためた本(カバーもあり、折り目一つない本)が数百円と
いう事実を受け入れられずに、結局処分せずに東京に引っ越し荷物と
一緒に持って行きました。
それから東京(正しくは、勤務地は東京23区内ですが、住居は埼玉)でも
コツコツと本を買って、書棚に並べていました。
東京でも引っ越しを3回しましたが、その度に本は段ボールに詰めて
持って行きました。
家を建てた時も、作り置きの本棚が欲しいと主張し、
本棚を作ってもらいました。
奥行きがそれなりにあるため、文庫本は前後2列にして並べました。
今後も本は買って並べる前提で、かなり大きな本棚を作ってもらいました。
そんな私でしたが、嫁さんが「断・捨・離」を始めるようになって家の中を
すっきりすることに力を入れ始めたことから、2度目の転機が来ました。
その影響で、私に対して、「この本達、どうするの」と迫って来ました。
「定年になったら読み返す」と今から思えば、少々意地になって言い返して
いたような気がします。
どうせ「読みもしないのに」と呆れられてしました。
事実、昔買って読んだ本を読み返したことは一度もありませんでした。
また、今後も読まないだろうということは、薄々感じていました。
なので、思い切って処分することにしました。
最初は、嫁さんにネットオークションに出してもらって処分していました。
買ってくれそうな本とそうでない本は、くっきりと分かれます。
読みやすい本は売れますが、純文学や経済小説や歴史小説は売れません。
途中から、段ボールに詰めて丸ごと買い取ってもらう所に送り処分しました。
二束三文でした。
それもそのはずです。
本自体は綺麗なのですが、日に焼けてしまって茶色く変色しています。
ブックオフに持って行った時に、これでは売り物にならないと
引き取ってもらえないこともありました。
全て処分した後は、本棚がすっきりとし爽快な気分になりました。
あの、本棚に並べて自己満足に浸っていたのは何だったのでしょう。
処分せずにいた自分がばかばかしくなってきました。
何度も読み返したり、調べ物をするために書籍を保管している人は
別でしょうが、一度読んだ本は二回と読まない私は、何に拘って
いたのかなと今では不思議です。
また、これをきっかけに、物への執着が一層なくなりました。
どうしても残しておきたいと思うものがあまりないことに気が付きました。
処分した後は、本は図書館等で借りる派に変更しました。
最近は、読みたいと思う本が少なくなったこともあり、買わなくなって
しまいました。
また、買った本も読んだ後は、すぐにブックオフに持ち込んで処分する
ことにしました。
本が綺麗なうちは買い取ってくれます。
長く持っていても何の得もないことに気づきました。
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