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2018年06月08日
デジカメ復活(六月七日)
十年ほど前にデジカメを最後に使ったときも、その前に長い中断期間があったような記憶がある。あまりにも長く放置してしまったため充電池が充電しなくなってしまって、普通の乾電池を放り込んで使った。この充電池も海外でも使えるというのと充電できる回数が多いということで選んだのだが、たいして使わないうちに放電状態で長期間放置したために充電しなくなったということなのだろう。充電器で長時間充電しても赤いランプがついたままで充電終了を示す緑にはならなくなっていたし、その状態で機械に放り込んでも当然使えなかったのである。
デジカメを購入したときには、普通の乾電池を使うなら、その中でもこのタイプを選べと指定されたような気もするのだけど、そんなのは覚えているわけもなく、適当に買ったのを入れたら、問題なく写真の撮影はできた。それがまたすぐ使わなくなって、今回確認したら一枚しか写真を撮っていなかった。何のためだったのだろう。自分でもわからない。
さて、今回は、ブログの中断期間の前に記事が書けそうになかったときに、古い写真をひっぱりだしたのだが、このオリンパスのデジカメで撮ったはずの写真が見当たらなかったのである。写真をデジカメからハードディスクにコピーした昔使っていたパソコンはお釈迦になって久しく、その後継機にコピーしたかどうかは覚えていない。こちらも不調でお蔵入りしているので、できれば引っ張り出さずに済ませたい。
もしかしたらカメラのメモリーか、カードに保存したままかもしれないと考えて、デジカメからカードを引っ張り出したのだけど、SDカードのような汎用のものではなく、どうも独自規格のもののようで、パソコンに入れるところがない。仕方なくデジカメの電源を入れてモニターで確認しようとしたら、今度は電源が入らない。電池ボックスを開けると液漏れを起こしていた。これで一度気落ちしてあきらめかけたのだけど、しばらく放置したあと、気を取り直して再度挑戦するために乾電池を買ってきた。
液漏れの酷いところをできるだけきれいになるように掃除して、乾電池を入れて電源ボタンを押したら、意外とあっさり電源が入った。ズームも普通に使えるし、写真撮影も問題なくできた。撮ったのは自宅の窓から見えるしょうもない景色なんだけど大事なのは撮影できたことである。今更新しいデジカメを買う気にはならないし、携帯電話、もしくはスマホとやらで撮影なんて似合わないことはしたくない。20年近く前の製品がいまだに使えるなんて、我ながら物持ちがいいなあ。物持ちがいいのはカメラだけでなく、服なんかでも同じころに買ったのを未だに着続けていたりもする。成長していないのだよ。
問題はカメラの使い方を覚えていなかったことで、保存された写真を見るためにしばらく試行錯誤する羽目になってしまった。保存された写真が一枚しかないのに、またまたやる気を失ってしまった。これでまた放置したら液漏れして今度こそ故障して使えなくなるのが関の山なので、持ち歩いてオロモウツの写真を撮ろうと考えた。考えたのだけど、メガネをかけているせいで、ファインダーだけでなく、液晶のモニターも見づらくて撮影しにくい。老眼が始まったのかなあ。カメラ持ち歩くときには眼鏡をはずすことにしよう。
ということで、今後は、コメンスキー研究者のS先生のブログほどではないだろうけど、ときどきオロモウツの写真が登場するかもしれない。確定ではないけどね。写真撮るのがなんだか気恥ずかしいというのはいまだに残ってはいるし。
2018年6月7日23時。
このシリーズだと思うけど、これよりはかなり大きい。